2020年3月8日(日)
シロウオのオス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/37/53c4bcbeeacfa3e27ac03d1d601a55bf.jpg)
セトウチサンショウウオの生息確認の後
「春の干潟の生き物を見に行こうか?」と友。
「そろそろシロウオの遡上が見られるかもしれんよ」
「まだ、少し早いんちゃうん?(2018年の)豪雨災害で川もグチャグチャになったし」
「ほそぼそ遡ってるからね。ま、とりあえず行ってみよ」と。
2017年の春には割と遡上していたケド
シロウオの遡上と産卵を見に行くの巻(2017年4月)
豪雨で川床や堰はすっかりと土砂が堆積、産卵できる早瀬の転石も埋まってしまった。
遡上アユの姿も一気に減ってしまっていた。
シロウオはハゼ科の魚、アユやワカサギの仲間であるシラウオとは似て非なる魚。
シラウオを見る : 島根行脚⑥(2018年4月)
と、ガサを始めて5分。
「おった~っ!」と友の声。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/5c/f1d027937555ea34d983c4837f990552.jpg)
ちっこく弱弱しいオスだ。(画面奥)
その5分後「とったど~っ!」と私。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/fb/32e2aaf3330581f511acdfb7de6cb1b4.jpg)
透明な体がとても美しい。
頭をあげファイティングポーズ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/c1/e3a8ab5d1eeea34809b5a504702b6c3c.jpg)
体をクルリクルリ、大きく元気いっぱいのオスだ。どうだっ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/1e/3784c3c7123d1b4e2ded94134c58261c.jpg)
「今年は暖冬だったから早いと思ってた通り!」友はしてやったりの顔。
さ、撮影だ!
以前の写真は産卵後の弱りきったメスと卵の保護で疲れたオス。
元気に泳いでる画像を撮りたい。
ところが、私のコンデジではまったく焦点をあわさない透明さなのである。
しかも、撮影ケースをクルリクルリと泳ぎまくるもんな。
「ええいっ!」底石にピントをあわせといてやまかんで、やたらめったら撮りまくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/85/d03f884311d8086539a57d4ca87f2619.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/61/8d6a6dd4eff240d512eb91c202aec678.jpg)
産卵や成長のために川と海を行き来する「通し回遊魚」の仲間
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f9/f3474cbadd8333fd683e1845f28a5d86.jpg)
とりあえず遡れる川があれば遡ろうとするだけの個体群は海に維持されてるんだろうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/61/ba0e6d877b7ad1b35c0c08fe88d97c4c.jpg)
ただ、この川で再び多くの産卵は可能なんだろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/3f/b867a92cde71e4b8ecb25e5f3e5baa3c.jpg)
何枚も何枚も撮影して、ほとんどの写真がダメダメ。
わずかに残る写真もこのていたらく。
春告げシロウオを見れたことは嬉しいケド、コイツら砂れきに埋まったこの川床をどこまで遡れば産卵域が見つかるんだろ?
橋も崩落したし、堰も埋まったし、上流域の河川改修工事もずっと続いてるし・・・・・・
ここで一句
『崩落の川シロウオ遡(のぼ)る果ていずこ』 おそまつ
おまけに、たくさんいたミミズハゼ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b0/22d1419c6b7c214e85c2b85654c39062.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/3e/d38f2d4360894eb7a9a3d8306120c5ba.jpg)
シロウオのオス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/37/53c4bcbeeacfa3e27ac03d1d601a55bf.jpg)
セトウチサンショウウオの生息確認の後
「春の干潟の生き物を見に行こうか?」と友。
「そろそろシロウオの遡上が見られるかもしれんよ」
「まだ、少し早いんちゃうん?(2018年の)豪雨災害で川もグチャグチャになったし」
「ほそぼそ遡ってるからね。ま、とりあえず行ってみよ」と。
2017年の春には割と遡上していたケド
シロウオの遡上と産卵を見に行くの巻(2017年4月)
豪雨で川床や堰はすっかりと土砂が堆積、産卵できる早瀬の転石も埋まってしまった。
遡上アユの姿も一気に減ってしまっていた。
シロウオはハゼ科の魚、アユやワカサギの仲間であるシラウオとは似て非なる魚。
シラウオを見る : 島根行脚⑥(2018年4月)
と、ガサを始めて5分。
「おった~っ!」と友の声。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/5c/f1d027937555ea34d983c4837f990552.jpg)
ちっこく弱弱しいオスだ。(画面奥)
その5分後「とったど~っ!」と私。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/fb/32e2aaf3330581f511acdfb7de6cb1b4.jpg)
透明な体がとても美しい。
頭をあげファイティングポーズ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/c1/e3a8ab5d1eeea34809b5a504702b6c3c.jpg)
体をクルリクルリ、大きく元気いっぱいのオスだ。どうだっ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/1e/3784c3c7123d1b4e2ded94134c58261c.jpg)
「今年は暖冬だったから早いと思ってた通り!」友はしてやったりの顔。
さ、撮影だ!
以前の写真は産卵後の弱りきったメスと卵の保護で疲れたオス。
元気に泳いでる画像を撮りたい。
ところが、私のコンデジではまったく焦点をあわさない透明さなのである。
しかも、撮影ケースをクルリクルリと泳ぎまくるもんな。
「ええいっ!」底石にピントをあわせといてやまかんで、やたらめったら撮りまくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/85/d03f884311d8086539a57d4ca87f2619.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/61/8d6a6dd4eff240d512eb91c202aec678.jpg)
産卵や成長のために川と海を行き来する「通し回遊魚」の仲間
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f9/f3474cbadd8333fd683e1845f28a5d86.jpg)
とりあえず遡れる川があれば遡ろうとするだけの個体群は海に維持されてるんだろうな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/61/ba0e6d877b7ad1b35c0c08fe88d97c4c.jpg)
ただ、この川で再び多くの産卵は可能なんだろうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/3f/b867a92cde71e4b8ecb25e5f3e5baa3c.jpg)
何枚も何枚も撮影して、ほとんどの写真がダメダメ。
わずかに残る写真もこのていたらく。
春告げシロウオを見れたことは嬉しいケド、コイツら砂れきに埋まったこの川床をどこまで遡れば産卵域が見つかるんだろ?
橋も崩落したし、堰も埋まったし、上流域の河川改修工事もずっと続いてるし・・・・・・
ここで一句
『崩落の川シロウオ遡(のぼ)る果ていずこ』 おそまつ
おまけに、たくさんいたミミズハゼ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b0/22d1419c6b7c214e85c2b85654c39062.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/3e/d38f2d4360894eb7a9a3d8306120c5ba.jpg)
浮袋が目立ちますね。
小さい魚ですがどれくらいの距離を遡上するのでしょうか?
頑張れ〜
河川工事や乱獲は人間の心がけ次第でなんとかなるかもしれないですが、自然災害にはかなわないですね…
もっともっと透明なんですよ。
逆光で撮影すると透明感がよく伝わると後から友人に教わりました。
大潮の満潮時前、潮位が上がるとともに遡るみたいです。
ですから感潮域までは堰がない限り遡れることになるんでしょうね。
通し回遊魚は、生息環境の激変があっても供給源が絶たれた訳ではないだけ、ましなのかもしれませんね。
純淡水魚の回復は本当にキツイと思います。