2022年8月3日(水)
キノコゴミムシ Lioptera erotyloides
20220705 15mmほど
この日、昼間に山道散歩中、必ず立ち寄るクヌギの木の樹液にいた。
これ幸いとパチリ!
というのも、ほぼ1ケ月前、夜散歩中にも出会ってて
20220529
ムナビロオオキスイと樹液をめぐってワイワイしてるとこくらいしか撮れてなくて・・・
ササッと撮って散歩というやり方を少し後悔してたからだ。
この夜、やたらとヨツボシケシキスイが集まってて・・・
あまりによく似てて、その少し大きな個体と思い込んでたのである。
帰宅後、画像整理してたら、何か違う。
いつものように調べて「キノコゴミムシ」という全然違う科の虫名に辿りついた。
だから、ちゃんと撮れる昼間に会えてうれしかったのだ。
それにしても、この紋様によく似た昆虫たちの多いことに驚く。
オオキノコムシとか
ヘリアカデオキノコムシとか
ヨツモンクロツツハムシとか
イタドリハムシとか
知人に、この疑問をぶつけると
「無害な種が有毒や不味い昆虫に似せて捕食者から身を守る『ベーツ型擬態』じゃないの?」
と教わった。
ネット上にもそんな表現で書かれている情報をたくさんみつけた。
ただ、虫シロウトの私は「どうにも腑に落ちない」のだ。(よく知らないまま書くことは平にご容赦のほど)
ヨツモンクロツツハムシやイタドリハムシなら、不味いナミテントウたちと同じ生息環境にいるからわからんでもないが
ナミテントウ4紋型
キノコムシやゴミムシたちは生息環境がかなり違ってるのに「なんで?」と思う。
また、ベーツ型擬態だとすれば
「捕食者は習得的行動(体験・学習や知能)によって、不味さ毒を知り捕食を避けるようになる」みたいな書き方が多数ネット上に表れてくるけど
・まずナミテントウを食べてるのだろうか?
・ナミテントウたちが擬態している多種の昆虫たちよりもはるかに個体数が多いのだろうか?
もし、そうじゃないとすれば、先に擬態している無毒な昆虫たちをパクパク食べた捕食者は、むしろ「美味しい」と学習してしまうのではないだろうか?
そりゃ、たまに不味い虫もいて、そのときはペペッと吐き出せばいいではないか!
私たちが安売りの果物の房を食べるときだって、そうではないか!
例えば、エラやウロコの寄生虫を食べてくれるホンソメワケベラの前で
のほほんと大口開いてるハタなどの大型魚類のようすはよく知られてる。
たた、そっくりだけどヒレなんかをかじりとるニセクロスジギンポもいて、時々痛い思いをしてるよね。
これだって、ニセクロスジギンポの方がはるかに個体数が多ければ成立しないでしょ?
ホンソメワケベラをみつけたら痛い思いをしたくないとすぐに逃げ出すはずでしょ?
何となく「捕食者は生得的行動(反射や本能行動)によって、無意識に捕食を避けている」ような気がしてならないんだよなあ。
とある書籍にも、まだ一度も捕食者のヘビに会ったことのないモモンガの幼体に、ヘビを近づけてみる実験があって
このモモンガは、きちんとヘビに対して「威嚇的な行動」をとったと書かれているし・・・
長い年月の中で、「遺伝子に組み込まれてる行動」だと考えれば、少しは落ち着くんだけどなあ。
キノコゴミムシ Lioptera erotyloides
20220705 15mmほど
この日、昼間に山道散歩中、必ず立ち寄るクヌギの木の樹液にいた。
これ幸いとパチリ!
というのも、ほぼ1ケ月前、夜散歩中にも出会ってて
20220529
ムナビロオオキスイと樹液をめぐってワイワイしてるとこくらいしか撮れてなくて・・・
ササッと撮って散歩というやり方を少し後悔してたからだ。
この夜、やたらとヨツボシケシキスイが集まってて・・・
あまりによく似てて、その少し大きな個体と思い込んでたのである。
帰宅後、画像整理してたら、何か違う。
いつものように調べて「キノコゴミムシ」という全然違う科の虫名に辿りついた。
だから、ちゃんと撮れる昼間に会えてうれしかったのだ。
それにしても、この紋様によく似た昆虫たちの多いことに驚く。
オオキノコムシとか
ヘリアカデオキノコムシとか
ヨツモンクロツツハムシとか
イタドリハムシとか
知人に、この疑問をぶつけると
「無害な種が有毒や不味い昆虫に似せて捕食者から身を守る『ベーツ型擬態』じゃないの?」
と教わった。
ネット上にもそんな表現で書かれている情報をたくさんみつけた。
ただ、虫シロウトの私は「どうにも腑に落ちない」のだ。(よく知らないまま書くことは平にご容赦のほど)
ヨツモンクロツツハムシやイタドリハムシなら、不味いナミテントウたちと同じ生息環境にいるからわからんでもないが
ナミテントウ4紋型
キノコムシやゴミムシたちは生息環境がかなり違ってるのに「なんで?」と思う。
また、ベーツ型擬態だとすれば
「捕食者は習得的行動(体験・学習や知能)によって、不味さ毒を知り捕食を避けるようになる」みたいな書き方が多数ネット上に表れてくるけど
・まずナミテントウを食べてるのだろうか?
・ナミテントウたちが擬態している多種の昆虫たちよりもはるかに個体数が多いのだろうか?
もし、そうじゃないとすれば、先に擬態している無毒な昆虫たちをパクパク食べた捕食者は、むしろ「美味しい」と学習してしまうのではないだろうか?
そりゃ、たまに不味い虫もいて、そのときはペペッと吐き出せばいいではないか!
私たちが安売りの果物の房を食べるときだって、そうではないか!
例えば、エラやウロコの寄生虫を食べてくれるホンソメワケベラの前で
のほほんと大口開いてるハタなどの大型魚類のようすはよく知られてる。
たた、そっくりだけどヒレなんかをかじりとるニセクロスジギンポもいて、時々痛い思いをしてるよね。
これだって、ニセクロスジギンポの方がはるかに個体数が多ければ成立しないでしょ?
ホンソメワケベラをみつけたら痛い思いをしたくないとすぐに逃げ出すはずでしょ?
何となく「捕食者は生得的行動(反射や本能行動)によって、無意識に捕食を避けている」ような気がしてならないんだよなあ。
とある書籍にも、まだ一度も捕食者のヘビに会ったことのないモモンガの幼体に、ヘビを近づけてみる実験があって
このモモンガは、きちんとヘビに対して「威嚇的な行動」をとったと書かれているし・・・
長い年月の中で、「遺伝子に組み込まれてる行動」だと考えれば、少しは落ち着くんだけどなあ。
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