2024年5月3日(金)
スイゲンゼニタナゴ Rhodeus atremius suigensisオス

メス

20240502 体長3~4cm
国の種の保存法と絶滅危惧ⅠA類に指定されてるきわめて危機的なタナゴの仲間。
国に余裕がある時代なら、天然記念物になっている筈の淡水魚。
ここのところ、県下のスイゲンゼニタナゴ繁殖関連施設数カ所を訪ねている。
もちろん許可申請をきちんとした上で。
ここでは、二枚貝を入れたプールでの人工繁殖を試みている。
オスの婚姻色とメスの抱卵状態(産卵管ののびなど)を確かめるために数匹ずつ採集して

この施設ではまだほんの少し時期が早いようだ。
オスの美しい婚姻色は白い背景で撮影すると

数分の後には

すっかり色あせてしまうこともよくわかる。
だから他のいろんなタナゴ釣りをされている方々も撮影は短時間に済ませ痛めぬよう放流してくださればと思ったりする。
人工授精による繁殖を行ってる施設では、胚の発生の様子を見させてもらって・・・
卵黄の側部が突き出る翼状突起がスイゲンらしくて愛おしいのだが・・・
中に異常発生している胚もいて・・・

双頭の胚だということが眼球の数でわかる。

この胚はいずれ発生を止めて死を迎えるのだが

コイツ以外にも途中で発生を止める胚は少なからずいて、日々飼育シャーレから取り出しているそうだ。
まったく相関していないが、コイツを見ていると、アブを捕えている
デーニッツハエトリ Plexippoides doenitziメス

の顔が浮かんでしまった。
さて、隣県ではどうなのかというと・・・
岡山県内におけるスイゲンゼニタナゴの危機的状況について(外来タナゴ類の確認について)
近縁である外来タナゴの侵入について発表せざるを得ないほど、追い込まれているようだ。
5月25日のシンポジウムでは、こんな状況を詳しく分かりやすく聞かせてもらえるみたい。

無関心なまま無意味な形で、種を絶滅させたくはない。
だから、もちろん参加しようと思ってる。
スイゲンゼニタナゴ Rhodeus atremius suigensisオス

メス

20240502 体長3~4cm
国の種の保存法と絶滅危惧ⅠA類に指定されてるきわめて危機的なタナゴの仲間。
国に余裕がある時代なら、天然記念物になっている筈の淡水魚。
ここのところ、県下のスイゲンゼニタナゴ繁殖関連施設数カ所を訪ねている。
もちろん許可申請をきちんとした上で。
ここでは、二枚貝を入れたプールでの人工繁殖を試みている。
オスの婚姻色とメスの抱卵状態(産卵管ののびなど)を確かめるために数匹ずつ採集して

この施設ではまだほんの少し時期が早いようだ。
オスの美しい婚姻色は白い背景で撮影すると

数分の後には

すっかり色あせてしまうこともよくわかる。
だから他のいろんなタナゴ釣りをされている方々も撮影は短時間に済ませ痛めぬよう放流してくださればと思ったりする。
人工授精による繁殖を行ってる施設では、胚の発生の様子を見させてもらって・・・
卵黄の側部が突き出る翼状突起がスイゲンらしくて愛おしいのだが・・・
中に異常発生している胚もいて・・・

双頭の胚だということが眼球の数でわかる。

この胚はいずれ発生を止めて死を迎えるのだが

コイツ以外にも途中で発生を止める胚は少なからずいて、日々飼育シャーレから取り出しているそうだ。
まったく相関していないが、コイツを見ていると、アブを捕えている
デーニッツハエトリ Plexippoides doenitziメス

の顔が浮かんでしまった。
さて、隣県ではどうなのかというと・・・
岡山県内におけるスイゲンゼニタナゴの危機的状況について(外来タナゴ類の確認について)
近縁である外来タナゴの侵入について発表せざるを得ないほど、追い込まれているようだ。
5月25日のシンポジウムでは、こんな状況を詳しく分かりやすく聞かせてもらえるみたい。

無関心なまま無意味な形で、種を絶滅させたくはない。
だから、もちろん参加しようと思ってる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます