私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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トビサルハムシ:新ハムシリーズ第4弾

2021-06-26 09:16:59 | ハムシの仲間
2021年6月26日(土)

トビサルハムシ 8mmほど

20210522

紫色の金属光沢をしてる毛むくじゃらの大きなハムシ

日も暮れる頃の山道散歩で、アラカシ(?)の幼木にとまってて


撮影しようにもうす暗くて、私の接写用安物デジカメではとっても厳しい。

間違いなく初めてみたハムシだからと、葉ごと持ち帰り、冷暗所で一晩過ごしてもらい
翌朝の撮影。

調べてみて、トビサルハムシと知る。


ナラ・カシ・クリなどのドングリ系広葉樹林に生息する普通種とのこと。
これほどの大きく目立つハムシを今まで知らずに生きてきたんだなあ。
つくづく人間って自分に都合のいい物事しか見えない生き物なんだってことだわ。

それはそれで仕方がないことだけど、その狭い視野のまま広めるとまた信じきる人が表れてくるからなあ。
そこがつらい。
宗教なんかに限らず、自然科学でもちょくちょく起きることで、信じきった人間は凝り固まっちゃって・・・
正しさをより裏打ちしようとする資料ばかりを矢継ぎ早に提示していくからやっかいで迷惑なんだよな。
反論を掘り下げようともせず、その件については無言を貫く学者さんもそこそこおられるから。

身を律しつつ節度を守りつつ、反論も考察しつつ多角的にとらえる視野を持たないと、突っ込みどころ満載のまま。
そりゃ、野生生物保護なんてな大それた話にはならんわ。
必要な活動ならば、「良いのでは?」なんてなこと、四の五の書かずに黙々と続けりゃいいだけのこと。
もちろん、まずは自分の地域からだけどね。
自然保護や環境問題で、他所のことに首突っ込むのは、よほどの覚悟と日々持続し続ける強い意志と活動実績を積まないと
猛反発くらうか相手にされないままになってしまうか都合よく利用されるかになるよ、気をつけてね。

私の虫散歩は、どうせならきれいに紹介しようとはするけど、あくまで地域に根ざした趣味なんですよお~!

さて、コイツ、逆ハの字型の白い模様も粋ないなせなあんちゃんっぽくていい。

一度見つけた後日の散歩では、サクラの葉からも現れたりして・・・
私もナチュラリストとして、まだまだ未熟者だってことだ。


ちなみに、このトビサルハムシ、漢字で書くと『鳶猿葉虫』だそうで
「トビ色をしたサルハムシ亜科のハムシ」という意味みたい。
サルハムシというグループ名も「猿の体型に似てるから」と信じてたけど
飛騨高山の民芸品『さるぼぼ』(猿の赤ちゃんを模したかわいい人形)をイメージして命名されたという。

知らなんだ・・・


私、勝手に『飛猿』だと想像してて
かつて長く続いた「水戸黄門」という番組で
いつのまにか登場メンバーになってた「とびさる」とイメージが重なって

「助さん格さん、懲らしめておやりなさい!」って、ワンパターンの格闘シーン。
「名前を呼ばれんままに悪党と闘うとびさるもつらいよなあ~っ!」なんて思ってたことも懐かしい。

昨日は、大切な所用で1日県西部へと出かけてて、パソコンにつくのもめんどくさくなって・・・反省!

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