私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

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寄生性カイアシ類だとおっ ?!:2日間図書館通いの果てに

2019-05-20 16:44:20 | 昆虫以外の節足動物
2019年5月20日(月)

先日兄貴と釣りをしたときのこと。

クロメバルを撮影し終えて


赤丸のとこに何か動くものを見つけた。

接写しておくことに。


2本の細長い足なんか、イカの赤ちゃんみたい。
「兄貴、これコウイカの赤ちゃんかもしれん」 と、適当なでっちあげ。

帰宅後、拡大してみる。


「ありゃま! イカじゃないじゃなイカ!」 と、ややこしいダジャレ。
・目がない!
・足だと思ってた部分に横縞が入ってる!

とてもとても軟体動物の幼生とは思えぬお姿なのである。

「何じゃろかい?」 見たことのない動物プランクトンやんけ。
内部に節構造らしきものがあるので節足動物の仲間かなあ?

カイアシ(ケンミジンコなど)類・ワムシ類・ヤムシ類
エビカニ類・クラゲ類・ヒトデ、ウニ類・ゴカイ類
ネット上で、あれやこれやと調べてったケド

すぐ調べられると思ってたのに全然ヒットしないのである。
ネットの弱点も少し見えてきた。
メジャーなものに多くの画像が集まるため、情報がかたよるのだ。
海洋動物プランクトン = ケンミジンコ みたいに。

日頃あまり目にすることない生き物の情報なんか
ちょっとやそっとでは出てこないのである。

当初の私と同じように考え「イカの赤ちゃん」として掲載してるのもあった。

「ええいっ! こうなりゃ図書館じゃっ!」
昨日行った近くの図書館は簡易的なプランクトン図鑑しかなくて
今日あらためて別の図書館へ行き、1ページずつめくってって、候補を絞る。

さっき家に戻り、それらをネットで画像確認!
なるほどっ!

海産カイアシ類は大きく2つのグループがあって
1つは、浮遊性のケンミジンコたちのグループで
もう1つは、主に魚に寄生するグループなのである。

んなもん、1度も見たことも習ったこともないぞっ!
ケンミジンコたちはしょっちゅう紹介されてるというのに。
寄生性カイアシ類たちが不憫だわ。
あまりに不公平な取り扱いではないかっ!

と、いうことでコイツら、たぶんクロメバルに寄生してたカイアシ類。


足に見えてたのはメスの卵巣。
どくろのような顔つきなのがオス。

宿主となる魚によってコイツらも種類が違ってくるらしい。

昨晩から兄貴にも弟にも
「わからん! わからん!」ちゅうて調べてもろうたり
ご迷惑をおかけしてますからなあ。
も1度載せるといちゃるけんっ!


今朝すっかりあきらめてて
「だれかコイツの名前知りませんか?」と書きかけてた。
もう1日粘ってみて、合ってるかはさておき、スカッとしたもんな。

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