私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

クロメバル(釣査218種目):アカとシロクロつけたぞっ!

2019-05-19 07:43:20 | 周縁魚
2019年5月19日(日)

クロメバルでまちがいないっ!


タナゴ仕掛けで釣ってきた218種目。
そのうち魚だけでいうと198種目。
さらに日本国内での釣りに限ると139種目。

どれもこれも区切りのいいとこまであと少し。

さて、兄貴との釣りでトビヌメリに飽きてきた頃
釣りに来てた少年4人組とジッチャンが帰り支度を始めた。

「何が釣れましたか?」 声をかけてみる。
「こんなメバルなんかを・・・」 と、ジッチャン。
「おっ! アカメバルとクロメバルじゃないですかっ!」
「この辺のクロメバルは他の所と違うんぞ。青地メバル言うんじゃっ!」

まちがいないっ! クロメバルだっ!
瀬戸内ではシロメバルをクロと、クロメバルをアオと呼ぶことが多い。
クロメバルの釣りたては、背側が青く光って見えるからだ。

あつかましくも2匹いただいた。


岐阜県から平和学習も含めた修学旅行中の中学生4人だという。
おそらくジッチャンは体験学習としての地元民泊ホストさんだ。
「新幹線の時間があるので」 と、そそくさ帰っていかれた。

修学旅行中の地域での民泊・体験学習というプログラムは
たぶん先生たちに圧倒的支持を集めてるだろうな。
ホッとできるひとときだものな。

話がそれた。

いただいたとはいえ、初めて手にするクロメバル。
死後硬直した背ビレを開いてみる。


一応、ケースへ入れ撮影しておく。


アカメバルも比較のために。


おかしいとは思ってたのだ。
浅い所を自由気ままにうろつくメバル(アカメバル)に対し
深い所や物陰にじっと上向きに集団行動してるメバルがいるもんな。
コイツらがクロメバルだったんだ。
同所的に生息するときはすみわけてんだわ。

さあて、クロメバルがいるのなら釣ってみますか!

『何が釣れるか分かりまへんでスペシャル2号』に
オキアミ1匹ずつつけてって、そっと沈める。

いきなり食ったっ!


こりゃあ、確かにシロメバルとも全然違いますなっ! ルンルン!
弱らないように、傷めないように。

再び、冒頭の写真。


みるみる体色が変わってく。



2008年にアカ・シロ・クロの3種類に分類されたメバル種群。
ようやく自分の手で、目で区別をつけられるようになった気がした。

どうやら私の日頃の内湾フィールドには小さなシロメバルばかりが


今回のような外湾の波止の浅場や内側にはアカメバルが


外灣の深場や外側にはクロメバルがいるってことだね。



蛇足だが、この後やっきになって兄貴が釣ろうとするも
陽も高くなりつつあり、警戒心を強めたクロメバルの群れは見向きもしない。

ひたすらスズメダイの猛攻と闘われておられたのであった。

ワハハハハハハハハッ!
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