私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

マサゴハゼ:春の干潟の魚たち⑥

2017-05-01 07:32:22 | 春の干潟の魚たち
マサゴハゼである。


3年前の5月に採集したものである。
体長3cmにも満たない小さな小さなハゼが干潟のほとりにある小さなタマリにいたのである。

そのタマリも今年はかなり形を変えてしまい未だに見つけられないままだ。
ちょっとした環境変化にもうまく対応できないのだろうか?
あまりに小さいために世間の人からほぼ相手にされないままの魚生を送っているのである。

卵を抱えたメスである。


4年前の6月に別の河川干潟で採集したものである。
春の終わり頃に産卵し、一生を終えるみたいだ。

石川五右衛門の辞世の句である。
「石川や 浜の真砂は 尽くるとも 世に盗人の 種は尽まじ」

そう、盗人のことはさておき、浜のマサゴは尽きてしまうのかもしれない。
絶滅危惧種Ⅱ類である。


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