*りこぴんのラブフラワーズ

我が家の庭の四季折々の花
趣味のこと日々の出来事
などを記録していきます

娘と二人旅(西安へ)

2019-09-09 | 中国(北京・西安)

  ==娘と二人 西安2泊旅行==

北京 - 西安間は飛行機で約2時間程です

西安は紀元前11世紀以降約二千年に渡り数々の王朝の都として栄えた中国の古い都市

かつては「長安」と呼ばれ、シルクロードの起点でもあります

 

 西安の町の中心部は、明の時代(14世紀)に作られた立派な城壁に囲まれていました

城壁の東西南北に門があり、その4箇所から、城壁の上へ登ることができます

 

 

 

城壁は1周14㎞の長方形になっており、上は幅14mほどの道路になっていて

一般自動車は入れませんが自転車のサイクリングができるようです

 

 町の中心部のランドマークとなっている鐘楼のライトアップ

 

ガイドブックによると当時の中国では、鐘楼と鼓楼が対になっていて

朝には鐘楼の鐘が時を知らせ、夕暮れ時には太鼓が時を知らせていたそうです

 

これが鼓楼かな?

 

 

市内見学、シルクロードの名残を感じさせるイスラム教徒の街「回民街」

 

イスラムらしい衣装を身に着けた 

酸奶(ヨーグルト)と冰淇淋(アイスクリーム)売り場のお姉さん達

 

左の人面果物は何?調べによると赤ん坊の形をした梨だそうです!

 

  

西安を代表するビャンビャン麺を食す

壁に書いてある漢字は一文字で 57画もあるという

中国で 最も画数の多い漢字 ビャンビャン麺の 「ビャン」 

麺はトンガラシたっぷりなラー油がトッピングされていましたが

あちらの方はさらにトンガラシたっぷり乗っけて食べている人ばかり!

 

。。。 

そして翌日、 いよいよ旅の目的地「兵馬俑」へ

 

 

 ...

 

始皇帝兵馬俑博物館内

兵馬俑とは約2200年前に始皇帝陵を永遠に守る陵墓の副葬品として埋葬された近衛師団 

(兵馬俑の俑とは死者を葬るときに添える土偶のこと)

その数 武士8000体、馬600、騎馬戦車百両の軍団です

1975年、農民が井戸を掘っていて発見されたそうです

 

 坑は発掘順序に基づき一号坑、二号坑、三号坑と名づけられ

坑の上は体育館のようなドーム状の建物になっています

 

 

兵隊俑の平均身長は180センチ、上半身は空洞で下半身は空洞ではないそうです

顔の表情はそれぞれ異なり、身分により服装もまちまち

 

共通しているのは、いずれも手に武器を握っていること

 

 

馬600頭は高さ1.5メートル

中国の西北の名馬の祖先で足が速いと言われているそうです

 

一部の俑にはまだ色彩が残っていて実際は色付けされていたようです

 

こうして見るとすごい数で迫力があります

軍人の配置が全部東に向きなのは秦の敵国が存在した東を向いているとのこと

 

 

修復の様子

 

 

 

一号坑後方の出口付近の修復の様子

 

兵馬俑はこの場所の付近の粘土を材料にして

彫刻などの手法を施し最後に窯に入れて焼いて作られたようです

 

ここは二号坑

 

修復されていないバラバラの様子

 

 

二号坑展示の 脆射俑 と 弓矢部隊の立射俑

。。。

 

死後も皇帝として永遠に世界の支配を夢見ていた始皇帝の野望

 今から2200年以上も前にこれほど大規模な陵墓や兵馬俑を造る始皇帝の権力にはほんと驚きです

 

そしてまたここで中国のスケールの大きさを感じました

...

この後兵馬俑にわりと近いところにある

玄宗と楊貴妃のロマンスで有名な華清池にも立ち寄りました

 

 

夜は西安市内の 不夜城巡り

不夜城は近年新たに開発されたエリアだそうで西安の新スポットです

三蔵法師が翻訳に取り組んだ仏教寺院「大雁塔」(慈恩寺)のすぐ側にありました

 

 


通りには唐にゆかりある人物像が沢山並んでいます
 
 
 
 
日が暮れるまでライトアップを待ちました
7時ごろだったかな?
 
やっとライトアップ
 
 
半端なく眩しい 赤いライト
中国で「赤」は縁起が良い色、身分の高さを象徴する色とされているようです
 
まさに眠らない夜
 
 
これぞ中国!
 
去年旅した湖南省の鳳凰古城のライトアップも煌びやかでしたが
ここも凄い
 
 
どうも日本人はここまで派手な雰囲気馴染めませ~ん!
 

この日はめいっぱい歩きまわって流石に足が疲れました

でも娘に「お母さんて結構足丈夫ね~!」なんて褒められ嬉しい母でした

 娘と2人旅は確かハワイ旅行以来かも?

 いつまで元気でいられるかわからないけれど

いつかまた一緒に旅したいね~

娘と二人幸せなひと時でした~♪