ライズのつぶやき

☆ライズの色々な出来事を紹介します☆

名店で春をいただく☆

2015年04月06日 | Weblog
‘都をどり’へ出掛けた帰り、久し振りの名店を訪問
その前に、桜の祇園巽橋はこの人混み

テレビでも良く見る有名な祇園の一画です。

舞妓さんに遭遇

お茶屋さんの多い界隈ですので、こうして舞妓さんに
出会える事も良くあり、観光客は大喜び
カメラを向ける観光客に愛想良く舞妓さんは立ち止まり
笑顔をプレゼントされていました

辰巳大明神脇の光景

外国の方と思われるカップルが結婚式の前撮りでしょうか
香港や上海では良く見かけましたが、桜の季節の日本までも
撮影スポットになっているのですね!!

名店訪問前の名店‘いづ萬’さん

新橋通にある京都で初めてかまぼこを提供されたお店
上品な白身のすり身のかまぼこは、温め直すとふわっふわに
是非、みなさんにも味わっていただきたいです。
ご紹介 ‘いづ萬’

本日の名店はこちら ぎおん‘割烹なか川’さん
お気に入りのお店のひとつです。
優しい面持ちのご主人に迎えられ、コースをいただくことに

先付から ‘このわたの茶碗蒸し’‘鯖寿司’

温かい茶碗蒸しはまぜていただきます。
ほっとする優しいお出汁が上品なお味。

‘氷魚の木の芽添え’

少し大きめの氷魚ですが、全く臭みがなく ほんのりお出汁を
感じる程度で木の芽の良い香りがアクセントになっていて
美味しくいただきました。

‘スッポンの土瓶蒸し’

上品なお出汁にスッポンが合わさり濃厚なコラーゲンスープです

‘お刺身盛り’

若狭のぐじ、豊後水道の鯛、鹿児島のマグロ。
レモン酢とお醤油でどうぞ、と。
この日の一番は、中央の一塩した‘ぐじ/甘鯛’が
そのままで旨味と甘みが強く美味でした

鯛をみょうがとほんのりレモン味で

鮮度の良いぷりっとした食感の鯛をさっぱりといただきます。

食事のお供になか川さんオリジナル大吟醸

伏見の酒蔵の大吟醸はシャーベット状で提供されます。
きりっとすっきりしつつも旨味の濃い美味しいお酒でした。

春一番は‘大原の筍’

京都の料亭と言えば塚原の筍が有名ですが、なか川さんでは大原の
契約農家さんからの厳選された良い物を使われています。

‘子持ちの本モロコ’

お腹がはじけそうに膨らんだ本モロコ、綺麗です

ご主人が目の前で丁寧に炭火焼きにしてくれました

これも絶品!一番美味しい状態でだされているのを味わって
実感します。

‘割烹なか川’さん、実はミシュラン一つ星☆だったお店なのですが
先代が返上されたそう。。色々な裏事情があるのかなぁ・・なんて。

ご主人も言われてましたが、素材の良さを最大限に引き出して
提供したいと。言葉どおり、余計な事はしない、素材が生きていると
食べて実感できるお料理を皆さんにも味わっていただきたいです

箸休めの‘小芋の素揚げ’

ほっこり、ふっくらしていて美味。

コースの〆は‘鱧しゃぶ’

京都の夏のお魚‘鱧’は、冬は身が締まり旨味もあって
良い鱧が入ると市場からなか川さんへおろされるそうです。

なか川さんは、京都で‘鱧しゃぶ’を始められた名店ですから
今から夏の‘鱧しゃぶ’も楽しみです。

梅だれは、しゃぶしゃぶした身を氷水でしめて

温かい身はポン酢でと鱧の旨味を2通り味わいました。

鱧のお出汁で雑炊

最後まで何の抵抗なくするすると食事がすすむお料理で大満足

冷たいデザート

大吟醸なか川の酒粕が効いていてデザートには遊び心が
見えました。

なか川さんは、2店舗あり、割烹の雰囲気を楽しめる本店、
桜の時期は高瀬川の花見をしながら贅沢に過ごせる木屋町と
どちらも良いですよ。
機会がありましたら、是非訪れてみて下さい。
ご紹介 ‘祇園なか川’

最後に高瀬川の夜桜

おしまい・・