ライズのつぶやき

☆ライズの色々な出来事を紹介します☆

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVI

2018年03月17日 | Weblog
前から一度行きたいと思っていた小澤征爾さんの公演の日がやってきました
2000年からローム株式会社の当時社長と立ち上げられた音楽塾、今回もう16回目だそうです。


初めての世界の小澤征爾さんの公演を楽しみにていたのですが、直前に体調を崩され指揮者交替となりとても残念な思いで向かいました。
ですが、当の小澤征爾さんもとても残念だと来場者全員へお手紙が配られました。

早くお元気になっていただきたいです

ロームシアター メインホール

会場は満席、座席はオーケストラピットから2列目! 目の前で音楽を感じ、極近い距離で生の歌声を出演者の躍動感に圧倒されながら全身でオペラを満喫してきました


演目は、フランスオペラの歌劇 ラヴェルの‘子どもと魔法’、イタリアフィレンツェが舞台の歌劇 プッチーニの‘ジャンニ・スキッキ’

当日販売のパンフレットは小澤征爾さんの降板のお詫びに出場者に配付いただきました。2つとも原語上演(フランス語とイタリア語)で舞台の袖に日本語字幕が表示されるのですが、パンフレットで歌劇のあらすじを少し勉強してから鑑賞しましたのでより楽しめました。

‘子どもと魔法’は、元々はオペラとバレエを兼ねた作品とのことですが、今回はオペラ公演で、この歌劇を小澤征爾さんが指揮される予定でしたが、今回はデリック・イノウエさんが指揮されました。

悪戯ばかりする子どもが主人公で、あるとき悪戯してきた身の回りの物が動き出し、悪戯してきた森や動物から責められ、悲しくなった子どもが「ママ」の愛を思い出す・・とったかんじのファンタジー・オペラです。
知っているオペラとは少し違う演出で、オーケストラと声で演奏が構成されていて、人の声が本当の楽器のように音を奏でて音の強弱や大小を表現していて、オペラ歌手の声の表現力に感動しました

‘ジャンニ・スキッキ’は、イタリア語で素人が思う‘オペラ’でした。なんの予習もなく今回のオペラ鑑賞にでかけたのですが、この‘ジャンニ・スキッキ’は1番行ってみたい街イタリア フィレンツェが舞台で、プッチーニの‘私のお父さん’を女性のアリアで聞くことが出来ました この歌のメロディが大好きです、たぶん皆さんも耳にされたことがあると思います。
物語は、大富豪の遺産をねらった欲深い親族たちに知恵を貸した主役のジャンニ・スキッキが、自分の娘とその大富豪のいとこの甥と最後はハッピーエンドになるという、人間くさい面白い歌劇でした。
指揮は、ジョゼフ・コラネリさんでした。とても素晴らしい演奏と素晴らしい歌声のオペラに感動してきました

ロームシアター会場の壁面展示されていた音楽塾の歴史

今まで公演された演目を見て、オペラ鑑賞にまた出掛けよう!と思いました。 小澤さんの指揮で是非観てみたいです

*おまけ 晩ご飯は‘小宝’で

王道のオムライス&蟹クリームコロッケ