匍匐する茎に薄紫の花を数輪つける、ヤエヤマスズコウジュ (八重山鈴香需)。
6月に撮って、8月にもまだ咲いていました。
カキドオシに近縁とされ、以前はカキドオシ属 Glechoma luchuensis という
学名で、6月にはそう表示していました。今は Suzukia という別属に分類する
そうで、8月にはプレートも書き換わっていました。
シソ科ヤエヤマスズコウジュ属、学名 Suzukia luchuensis。
属名は植物学者 鈴木重良氏(1894-1937) に因みます。氏は大正6年に当時
日本領だった台湾に移住し、台北帝国大学教授工藤祐舜氏の下で台湾の
植物研究に尽力し、太平山の植物誌を構築した人で、昭和12年に台北帝国
大学農林専門部教授に就任して1月も経たずに惜しくも病死しました。
(参考: 花日記 、獨眼小魚的旅行)
氏の発見した 山牻牛兒苗 (日本名 台湾風露、学名 Geranium suzukii) にも
その名が残っています。 (参考: 家栽好逑)
しかしこのタイワンフウロという名前は日本のサイトでは見つけることができ
ません。
種小名は 「琉球の」 という意味だそうです。
与那国島や久米島,沖縄本島など,沖縄の原産です。鈴は花の形を、
香需はナギナタコウジュの全草を乾燥させた生薬をそう呼ぶことからの
命名だそうです。
(茨城県つくば市 筑波実験植物園 2015年8月6日、2015年6月10日)
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メインは 筑波実験植物園 2015年8月6日。
下3枚は 同 2015年6月10日。
6月に撮って、8月にもまだ咲いていました。
カキドオシに近縁とされ、以前はカキドオシ属 Glechoma luchuensis という
学名で、6月にはそう表示していました。今は Suzukia という別属に分類する
そうで、8月にはプレートも書き換わっていました。
シソ科ヤエヤマスズコウジュ属、学名 Suzukia luchuensis。
属名は植物学者 鈴木重良氏(1894-1937) に因みます。氏は大正6年に当時
日本領だった台湾に移住し、台北帝国大学教授工藤祐舜氏の下で台湾の
植物研究に尽力し、太平山の植物誌を構築した人で、昭和12年に台北帝国
大学農林専門部教授に就任して1月も経たずに惜しくも病死しました。
(参考: 花日記 、獨眼小魚的旅行)
氏の発見した 山牻牛兒苗 (日本名 台湾風露、学名 Geranium suzukii) にも
その名が残っています。 (参考: 家栽好逑)
しかしこのタイワンフウロという名前は日本のサイトでは見つけることができ
ません。
種小名は 「琉球の」 という意味だそうです。
与那国島や久米島,沖縄本島など,沖縄の原産です。鈴は花の形を、
香需はナギナタコウジュの全草を乾燥させた生薬をそう呼ぶことからの
命名だそうです。
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下3枚は 同 2015年6月10日。