カブト虫のデンドロビウム？

つくば蘭展2021 もいよいよ明日11月7日までです。

これは日本語サイトにはほとんど見つからない希少原種、
淡い黄色で、リップにタテ4-5本のオレンジ色のタテ筋
が入るラン、デンドロビウム　ボストリコデス　
Dendrobium bostrychodes　Rchb.f. 1880。

一般名を The Beetle Dendrobium カブト虫デンドロ。
というのは波打った花びらとリップの形を羽を広げて
飛び立つカブト虫に見立てたのでしょうか。

ボルネオの海水面近くに生育する、高温を好む中小型
のラン原種で、着生種です。
　　　(茨城県つくば市　筑波実験植物園　2021年11月1日)

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父親代わりのお爺さん、パパ・メイアン

2005年にアップしていた深紅のバラ、パパ・メイアン
Papa Meilland　(Hybrid Tea)。
写真も記事も不十分でした。

花付きがやや少ないらしく、キレイに咲いている様子
はたまにしか撮れていませんでしたが、それから10年
以上でまずまずの写真が集まりました。

花色は春は深紅、秋は黒味がでてきます。
強いモダンダマスク系のオールドローズ香があります。

世界的ブリーダーであるアラン・メイアン (1940～) は
18才のとき父フランシス (1912-1958、ピースの作出者)
が亡くなり、以後 祖父アントワーヌを父親がわりとして
育ったそうです。祖父の愛称がパパ・メイアンでした。

世界ばら会連合第8回 1988年 「オーストラリア・シド
ニー大会」 においてバラ殿堂入りをしました。

作出者　フランス　アラン・メイアン Alain Meilland 1963年。
　　　(埼玉県伊奈町　伊奈町制施行公園　2009年5月16日、
　　　　　　　　　同　2009年7月11日、2021年10月26日）
　　　(神奈川県平塚市　花菜ガーデン　2012年6月2日)
　　　(静岡県島田市　島田バラの丘　2016年10月20日)
　　　(群馬県前橋市　敷島公園　2009年11月8日)
　
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メインは　伊奈町制施行公園　2009年5月16日。
これは　同　2009年7月11日。


これは　花菜ガーデン　2012年6月2日。


以上は春のバラ。
下は秋のバラ。やや黒味が強く出ます。
これは　伊奈町制施行公園　2021年10月26日。

　
これは　島田バラの丘　2016年10月20日。


これは　敷島公園　2009年11月8日。