火の薔薇、アブラハム・ダービー

外側はピンクで芯が濃いアプリコットカラーの、カップ
咲きのイングリッシュローズ、アブラハム・ダービー
Abraham Darby (Shrub)。

とても丈夫で育てやすい品種ということです。
別名に、• AUScot
　　　　• Candy Rain
　　　　• Country Darby tree

競馬発祥の地 英国のダービーは、ダービー卿エドワード・
スミス・スタンレーらによって1780年に創設されたレース
ですが、バラの名の人物は見当たらず、どうも競馬とは
関係がないようです。

アブラハム・ダービー (Ⅰ世、1678～1717） は、錠前職人の
子としてイギリスに生まれ、鉄の精錬に木炭の代わりにコーク
スを用いる技術を開発して製鉄業に革命をもたらしたそうです。
このバラの名はその鉄鋼王にちなんだものでしょうか。
そう思ってみると、濃いオレンジ色が溶鉱炉の燃える火に見え
てきます。

作出者　イギリス　オースチン　
　　　　David C. H. Austin (1926-2018)　1985年。
　　　(埼玉県伊奈町　伊奈町制記念公園　2021年11月6日、
　　　　　　　　　　　　　　　　同　2007年5月12日)
　　　(さいたま市　グラハムさんの庭　2010年5月22日)
　　　(差玉県上尾市　　BARAFAN 　2009年5月9日)

　　　　　橙のバラの火燃えて胸焦がす　　　rocky　

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上2枚は　グラハムさんの庭　2010年5月22日。

下2枚は　伊奈町制記念公園　2007年5月12日。




これは　同　2021年11月6日。


これは　BARAFAN 　2009年5月9日。