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つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

コロナサマータイム 2020。

2020年08月28日 22時44分00秒 | 日記
夏の終わりに歩調を合わせるかのように首相が退陣を表明した。
呆気ない幕切れ。
後に残るのは、山積みの疑惑と課題。
「アベノミクス」とやらに鼻息荒かったのも今は昔である。

それにしても開放感とは程遠い夏だった。
まずは、やはり新型コロナウイルスの感染拡大。
健康面、経済面、様々に大きな影響を及ぼした。
次に、過酷な環境である。
長雨と水害、酷暑に悩まされた。

そんな夏のせいか、最近よく「サマータイム」を思い出す。
時間が許せば、楽曲名のリンクから聞いてみて欲しい。
スタンダードナンバーだから覚えのある人も少なくないだろう。
素朴で牧歌的な歌詞とは裏腹に、メロディは仄暗い(ほのぐらい)。
1920年代のアメリカに生きる黒人の心情が反映されている。
重苦しさが付きまとう2020年の夏に、合っているかもしれない。

--- さて、今回は、散歩やお出掛けで見つめた「夏の風景」をお届けしたい。

ボランティアとして、とある海岸清掃に参加。
およそ1時間、汗を流した。

暑さを避けるため、実施は早朝、感染防止対策のためマスク着用。
海岸に漂着したものは、プラスチックゴミが多く、マスクゴミも目立った。
これも時節柄である。

水に乏しく、陽を遮るもののない厳しい世界にもかかわらず、
「スナガニ」や「ショウリョウバッタ」に出逢った。
自然は逞しいのである。

いつもなら盆があけると町内のあちこちから聞こえてくる祭囃子がない。
獅子舞と秋季例大祭が、中止になったからだ。
戦時中を除けば、かなり稀なケースと言えるだろう。

田んぼでは、暑さにも負けず稲が実りを結んだ。
個人的に愛食している石川県の早場米「ゆめみずほ」と思われる。
数日前、新米出荷のニュースを聞いた。
出来栄え良しとのこと。 
いただくのが楽しみだ。

ある夜、どうしても食べたくなって富山県・高岡のラーメン店「翔龍」へ出向く。
訪問は久しぶり。
いつの間にやら新店舗になっていた。

店構えはシックになったが、ラーメンは相変わらず豪快なる富山ブラック。
固めのちぢれ麺をすすり上げ、
肉厚チャーシューにかぶりつき、
一緒に咀嚼(そしゃく)すれば充実感満点。
粗挽きコショウとラードたっぷりの黒いスープをレンゲですくい飲み込むと、
喉に塩味の刺激が襲いかかり、思わずため息が漏れた。
詳しくは店名のリンクをご覧ください。
僕は、好きだ。

8月20日「日帰り旅行と時間旅行。」にて投稿した、富山県・五箇山への小旅行。
山の中にある世界遺産「菅沼合掌造り集落」で「アキアカネ」と遭遇した。
通称「赤とんぼ」。
アキアカネは、里の田んぼなどで成長して、羽化後は山地に移動し夏を過ごす。
やがて、淡い褐色が赤く染まる頃、産卵の為に平地に戻ってくる。
コイツを街中で見かけるようになれば、季節は秋だ。

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