民主党の鳩山幹事長は22日朝、TBSの番組で、ガソリン税の暫定税率を維持する租税特別措置法改正案など税制関連法案をめぐって与党が呼び掛けている修正協議について、「暫定税率廃止と道路特定財源の一般財源化の二つは切り離せない」と述べ、与党が暫定税率廃止を約束しない以上、協議を拒否すると与党側に回答する考えを明らかにした。
同法案について「年度内に一定の結論を得る」とした1月末の衆参両院議長あっせんについては、「反古(ほご)にされた」と指摘し、拘束力はないとの認識を示した。
これに対し、同番組で同席した自民党の伊吹幹事長は、暫定税率維持の必要性を強調したうえで、議長あっせんについて「両院議長が週明けに行動する。議長が判断すれば従わなければならない」と述べ、年度内採決に向けた議長の調整に期待感を示した。
一方、日銀総裁人事について、両氏は4月上旬までに国会同意を得て新総裁を決めることが望ましいとの認識で一致した。伊吹氏が、4月8、9日の日銀金融政策決定会合時に「(総裁が)できるだけ空席でない方が望ましい。民主党も自民党も、共同の責任で(総裁ポストの)空白を埋めることを考えた方がいい」と呼びかけたのに対し、鳩山氏も「埋めなければならない」と応じた。
(2008年3月22日12時39分 読売新聞)
同法案について「年度内に一定の結論を得る」とした1月末の衆参両院議長あっせんについては、「反古(ほご)にされた」と指摘し、拘束力はないとの認識を示した。
これに対し、同番組で同席した自民党の伊吹幹事長は、暫定税率維持の必要性を強調したうえで、議長あっせんについて「両院議長が週明けに行動する。議長が判断すれば従わなければならない」と述べ、年度内採決に向けた議長の調整に期待感を示した。
一方、日銀総裁人事について、両氏は4月上旬までに国会同意を得て新総裁を決めることが望ましいとの認識で一致した。伊吹氏が、4月8、9日の日銀金融政策決定会合時に「(総裁が)できるだけ空席でない方が望ましい。民主党も自民党も、共同の責任で(総裁ポストの)空白を埋めることを考えた方がいい」と呼びかけたのに対し、鳩山氏も「埋めなければならない」と応じた。
(2008年3月22日12時39分 読売新聞)