トランプ氏、拉致提起約束 日米首脳会談、首相は日朝会談に意欲
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2018060802000269.html
共同記者会見で握手する安倍首相とトランプ米大統領=7日、ワシントンのホワイトハウスで(共同)
【ワシントン=清水俊介】安倍晋三首相は七日昼(日本時間八日未明)、トランプ米大統領とワシントンのホワイトハウスで会談した。トランプ氏が、十二日にシンガポールで開かれる米朝首脳会談で日本人拉致問題を取り上げることを約束。首相は拉致問題の進展を条件に、日朝首脳会談の実現に意欲を示した。北朝鮮の核開発について「完全かつ検証可能で不可逆的な廃棄(CVID)」を目指し、北朝鮮が行動を起こさなければ制裁・圧力を維持していく考えで一致した。
トランプ氏は会談後の共同記者会見で、拉致問題について「首相は長い時間、熱のこもった話をした。その望みに応えたい」と語った。首相は「提起を約束してもらい、うれしく思う」と歓迎した。
首相は会見で「拉致問題の早期解決のため、北朝鮮と直接向き合い、話し合いたい」と指摘。「日朝平壌宣言に基づき、不幸な過去を清算し、国交正常化し、経済協力を行う用意がある」と話した。北朝鮮に対する「最大限の圧力」について、トランプ氏は「効果を生んできたが、その言葉はもう使わない。友好的な交渉をしたいと思っているからだ」と説明。米朝会談の結果によっては「再び使う可能性もある」とも話した。制裁については「(米朝が)合意に達するまで解除しない」と明言した。首相も「最大限の圧力」の言及は避けたが、制裁維持で「日米は完全に一致している」と強調した。日本政府によると、両首脳は北朝鮮のミサイルに関連し、米本土を射程に入れる大陸間弾道ミサイル(ICBM)だけでなく、日本に脅威となる中短距離を含めた「あらゆる射程」の弾道ミサイルの完全放棄を定めた国連安全保障理事会決議の履行が必要と確認した。四月の首脳会談で合意した、新たな枠組みでの日米貿易協議の第一回会合を七月に行うことを確認した。トランプ氏は会見で「安倍首相と一緒に、日米の貿易関係を改善しようとしている」と話した。今回の会談は、両首脳に河野太郎外相とペンス米副大統領を交えた少人数で約四十五分間、他の同席者も含めた昼食会形式で約五十五分間、行った。
◆CVID=Complete,Verifiable,and Irreversible Denuclearization
◆米の融和姿勢に不安
<解説> 米朝首脳会談を見据えた日米首脳会談は、トランプ米大統領から日本人拉致問題を提起するとの約束を取り付けたことで、安倍晋三首相が「何よりも大切」と位置付ける拉致問題の解決に向け足掛かりはつかめた。だが米朝会談成功のため北朝鮮に融和的な姿勢をみせるトランプ氏が実際にどこまで踏み込むのか分からず、進展はトランプ氏次第という状況だ。首相は会談後の共同記者会見で、トランプ氏を「拉致問題について世界の指導者の中で最も理解している」と強調。米朝会談に向け「日米は常に共にある。歴史的な会談の成功を強く期待している」と、エールも送った。首相はトランプ氏の大統領就任以降、北朝鮮政策を中心に外交の助言役を担ってきた。北朝鮮に対し、完全な非核化の実現まで安易な妥協をしないように重ねてくぎを刺してきた。首相にトランプ氏も信頼を寄せていた。そんなトランプ氏が北朝鮮との対話路線に舵(かじ)を切った。首相が念を押してきた「最大限の圧力」という言葉も使わなくなった。トランプ氏には、十一月の米中間選挙を見据え、史上初の米朝会談を何としても成功させ、実績としてアピールしたい意向がある。拉致についてトランプ氏は、今月一日の時点では「恐らく取り上げるだろう」と弱いトーンで話していた。北朝鮮に拘束された米国人三人の帰国を実現した今、拉致問題を含む人権問題の優先度は高いとは言えない。北朝鮮の出方も現時点では読めない。(清水俊介)
2018年6月6日籠池泰典氏インタビュー動画
https://www.youtube.com/watch?v=oV_IQhXdAXQ&feature=player_embedded
2018年6月6日に大阪市内某所にて実施された籠池泰典氏インタビューの様子です。財務省発表の調査報告書に対する籠池泰典氏のうけとめや、指摘など内容は多岐にわたります。しかし、最も重要なのは、籠池泰典氏があの調査報告書や交渉記録に登場する当事者であるということ。当事者視点からの解析は、極めて貴重です。
新潟知事選 池田候補に支持の輪を
小池書記局長・森氏が48カ所駆ける
(写真)訴える(左から)小池、森、辻元の各氏=7日、新潟市
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-08/2018060801_07_1.html
強い日差しの中、小池晃・日本共産党書記局長と森ゆうこ選対幹事長・参議院議員は午前8時から終日、新潟市内のスーパー前や住宅地など48カ所を駆けめぐり、「池田ちかこさんへのご支持の輪を、どうかみなさんの周りに広げてください。必ず大激戦を勝ち抜かせてください」と熱烈に訴え。どこでも、玄関に出て聞き入る人、歩行者や買い物客、すれ違う車、バスから「頑張って」の声や手を振っての声援が絶えませんでした。小池、森の両氏に立憲民主党の辻元清美国対委員長も加わり訴えると、聴衆の輪がさらに広がりました。小池氏は「政党の違いをこえて、日本の未来を切り開くたたかいです。市民と野党の共闘で巨大権力に勝つことができることを、新潟で再び示そう」と訴え、大きな拍手と歓声がわきおこりました。小池氏は各所で「最大争点は、柏崎刈羽原発の再稼働です」とし、池田候補が再稼働反対をきっぱり主張していると強調。相手候補が「どちらとも言えない」としていることを「新潟の子どもたち、孫たちの未来がかかった問題に対して無責任だ」と批判し、「再稼働推進の自公丸抱えの候補を倒し、池田さんの勝利で、原発のない新潟を未来に手渡そう」と呼びかけました。生後10カ月の子どもを抱いて買い物に来ていた母親(38)は「3人の子どもを育てています。福島の原発事故の恐怖を絶対に味わわせたくないから、池田さんに原発ゼロと子育て応援日本一の新潟県づくりに頑張ってほしい」と話していました。
News Alert: Hawaii's Kilauea Massive River of Lava Flow Completely Fills the Beautiful Kapoho Bay
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