「桜を見る会」悪徳マルチ跋扈を許した経産OBと官邸の黒幕
ジャパンライフの山口隆祥元会長と債権者集会(C)共同通信社
安倍政権と悪徳マルチ商法「ジャパンライフ」がズブズブの癒着関係にあったのは、もはや疑いようがない事実だろう。同社の山口隆祥元会長が2015年4月の「桜を見る会」に「総理枠」で招待されていた疑惑。野党は山口元会長が招待される9カ月前の14年7月に消費者庁内で作成されていたとする文書を公開。そこには消費生活センターなどに苦情が殺到していた同社に対して「政治的背景による余波懸念」などと記されていたため、野党が政府側に事実確認を要求。同庁は回答を拒否しているが、7日付の朝日新聞によると、当時の同庁担当職員が作成を認めたという。
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文書は「本件の特異性」と題したメモ。記事によると、メモは懸案だった同社への立ち入り検査の是非が議題となった際に作成されたといい、この元職員は「政治的背景」と記した理由について「一般的に政治家はどんな業界とつながりがあるか分からないため、老婆心ながら書き込んだ」と明かしたという。
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