重大悪法の参院審議
連休明けに本格化
大軍拡や原発推進のための法案など命や暮らし、平和にかかわる重大法案の審議が、連休明けに参院で本格化します。
原発の活用を「国の責務」と明記し、70年超の老朽原発の運転を可能にする原発推進等5法案(GX電源法案)は、10日の参院本会議で参院での審議が始まります。
健康保険証を廃止し、マイナンバーカードを強要するマイナンバー法等改定案は、連休前の4月28日の参院本会議ですでに審議入りしており、連休明けに地方創生・デジタル社会特別委員会での審議が予定されています。
28日の衆院法務委員会で可決された、日本に暮らす移民・難民の命を危険にさらす入管法改悪案は、5月9日の衆院本会議で採決され、参院に送付される見通しです。
同日の衆院本会議では、国内軍需産業を強化するための軍需産業支援法案も採決が予定されています。
5年間で43兆円の大軍拡のため、「防衛力強化資金」の創設などを盛り込んだ軍拡財源法案をめぐっては、自民党が9日の衆院財務金融委員会での採決を提案。与党は早期の衆院通過を狙っており、緊迫した状況です。
悪法の審議が相次いで進められる一方、性犯罪に関する規定を見直す刑法改正案は9日の衆院本会議で審議入りする予定です。
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