◆家に小３以下置いて回覧板回しに出たら虐待？蓮舫氏「廃案のみ」 埼玉県条例案に反対

蓮舫参院議員（2020年10月9日撮影）

立憲民主党の蓮舫参院議員が10日、X（旧ツイッター）を更新。自民党埼玉県議団が提出し、6日に埼玉県議会の福祉保健医療委員会で可決された埼玉県虐待禁止条例改正案をめぐり「埼玉県で自民公明が賛成している条例に対案なんてありません。子どもを1人で留守番、登下校が虐待にあたる、回覧板やゴミ出しの時間も虐待と言い、見かけたら通報させる条例案は廃案のみ」と廃案にすべきとの考えを示した。「行うべきは保育所、病児・病後児保育、学童等の充実で、これは対案ではなく行政と議会が行うべき仕事でしょう。」としている。この条例案は、小学3年生以下の子どもは、1人で留守番させても、1人で登下校させても、公園に1人で行かせても条例違反となる。6日の県議会福祉保健医療委では、自民党、公明党の賛成多数で可決され、13日の本会議で採決の予定。蓮舫氏は「私たちの原点は市民相談です」とホームページのトップに掲げる埼玉県議会公明党議員団について「この条例案は一体どんな市民からの声によるものなのだろうか」と、条例案を委員会で自民党県議団と連携して可決に導いた公明党県議団についても批判している。