穴にハマったアリスたち

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感想:「なかよし」 2010年7月号

2010年08月03日 | 少女漫画「なかよし」「ちゃお」感想
既に2ヵ月遅れですが、書くだけ書こう。

■野ばらの森の乙女たち Scene1「花びらの下 恋のはじまり」

新連載。反乱軍のお話。

お嬢様学校に入学した西園寺さんは、予想以上のお嬢様学校ぶりに圧倒されるばかり。

校則:
 「在学中の男女交際は一切禁止。ただし許嫁をのぞく」

当たり前のように許嫁の存在を想定するそんな学校です。
しかしながら西園寺さんは、そこよりも前文の方に食い付いた。
「男女交際は一切禁止」。

そこから導かれる自明の結論に、第1話から躊躇なく踏み込む西園寺さんの未来はどっちだ。

■初恋ランチボックス 第7話「反対されたって!」

「よく食べる中学生」のフレーズでお馴染みのサエさん。
今日も今日とてナンパしてきた男を財布にして食い遊び。夜遊びだって何のその。
どうしようもないほどに腐っておられる。

あまりの腐敗ぶりに、パートナーの男の子もとうとうブチ切れられました。
無理もない。
いくら金髪ツインテールの顔面偏差値最強&家事属性保有の無敵少女とはいえ、これはフォローできない。
ええ、フォローできないですよ。フォローしちゃダメだ。ちくしょう。何でこんなにスペック高いんだサエさん。
騙されちゃダメだと分かってるのに。

■わたしに××しなさい! Mission.14「悪い子にはおしおきだねっ」

晶くん:
 「あいつにここ(首)かませたって…ほんとう?」
氷室さん:
 「うムそうだが。それがなんだ?」
晶くん:
 「なんであいつなの!?ボクにだってできるよ?ボクにさせてよ!」
氷室さん:
 「おまえじゃダメだ」
 「かんでいいのは、時雨だけだ」

軽く絶望する晶くん。だけど続く言葉で即座に悟った。

氷室さん:
 「だいたいナイトのおまえがかむわけないだろ」

この一言で。
氷室さんの常人には理解できない動機による、常人には理解できない行動の全てを悟り、常人には理解できない切り返しを即座に行った彼は変態だと思いました。
状況を理解できてない時雨くんとは違う。これが変態と常人の差なんだ。

■ハートキャッチプリキュア! 第5話

新EDの愉快な笑顔で人気急上昇中の月影先輩が、漫画版でも登場。
御年17歳だそうです。
現役プリキュアの最高齢記録を一気に塗り替えた。

竜舌蘭に惹かれて、月光姉さんはふらふらと植物園へ。
だけど彼女が園内に入った途端、周囲の植物が震え始める。
時を同じく、察知される邪悪な気配。

花咲祖母:
 「あら…?」
 「…植物が異変を感じているようね…」
月お姉さん:
 「…きっとわたしのせいです…」

物凄く暗い。
やってきたのはダークさん。先輩の口ぶりからすると、今までにも似たようなことがあった様子。
どこに行ってもあのプリキュアもどきが襲ってくる。もうわたしはプリキュアじゃないのに。本当、いい加減にして欲しい…。

心が折れてるというより腐れ落ちてる月光お姉さんが、何をどうすれば明るく踊るようになるのか。実に楽しみです。
コメント
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