穴にハマったアリスたち

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作ってみた:第2回 ピーマンとエリンギ

2011年01月14日 | 王様の耳はロバの耳
先日書いたとおり、今年の目標の一つとして「月平均2回以上、作ったことのない料理を作る」を掲げて見ました。
しかしこの目標には抜けがあった。
何をもってして「作ったことのない料理」とするのかが曖昧です。

例えばお料理教室に通ったとして。

 1日目:豚鍋
 2日目:牛鍋
 3日目:鳥鍋
 4日目:海鮮鍋

こんなスケジュールだったらどうなることか。もう5日目は講師を鍋にぶち込んで煮込むしかないです。
一般的には、こういうのは「違う料理」とは認識されないはず。
でもそれを言い出すと、ドリアとマカロニグラタンは同じ製法で材料が違うだけなのだから、上の例だと同じ料理扱いになってしまう。
炒飯も焼きそばも米と麺の違いくらいしかない。
それどころか、米や麺の代わりに大量の水を加えればスープだかシチューになります。基本手順が変わらないのだから、それらは同じ料理だというのか。

調理法が根本から異なる(例えば蒸し料理)なら「違う料理」と言い切れそうです。
しかしそうすると「月平均2回以上=24種類以上」もあるんだろうかと疑問がわきます。
いやあるんでしょうけど、素人の私の手に負える範疇を越えてしまう。

そもそもこんな目標を立てたのは、一重に実用のためです。
従って、変化をつけることに拘って過度に細かいスキルを磨いてもしょうがない。
食えればいいんです。美味しく沢山。

そんなわけで。より詳細な定義として「作ったことのない料理=今まで使用したことのない食材を使った料理」とすることにします。
実用度を考えれば、「使える食材の数を増やす」というのは、製法に拘るよりも理にかなってるはず。
後はお店に24種類以上の手ごろな食材があることを祈ろう。

まぁ「半年前に包丁が伝来した」私のレベルなら、ほとんどのものは「調理したことがない食材」なので、ネタには困らないと思いますけれど。

■ピーマンとエリンギ

材料:
 ピーマン 1個
 ベーコン 数枚
 エリンギ 3本

作り方:
 ベーコンを焼く
 ぶった切ったエリンギを入れる
 同じくピーマンも入れる
 ぼんやりと炒める



野菜炒めです。

ええ、今までにも野菜くらい炒めたことありますよ。
でも最初にちゃんと私は定義した!
「調理したことのない食材を使う」ことが「作ったことのない料理」だと。
よってこれでノルマ1回分達成です。
1年後には、数百種類の野菜炒めを作れるようになってるに違いない。

該当食材はエリンギ。
エリンギは好きです。自分で切ったことはなかったけれど。
これは労働力パフォーマンスが良い食べ物だ。寝てても料理できるのに、美味しい。
発見した過去の偉人達に感謝です。
我々の先祖が、目に入るものを片っぱしから食べまくり、そして多数の尊い命を乗り越えて「このキノコは食べられる」と判別してくれたおかげで、今日の食卓は存在する。

ちなみにピーマンは前回の初食材でした。
(私がそれまでに調理したことのある野菜なんて、白菜・人参・トマト・キャベツ・レタス・カブ・玉ねぎ、あとはじゃがいもくらいのものだ)
せっかくなので今回もピーマンを使ってみました。
この際、リレー式に食材をつないでいくルールにしてみよう。
次はエリンギ+何かで探してみる。汎用性のない食材に迂闊に手を出すと、破綻する。

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