【今週のオールスターズ】
1年前の玩具が、再び宣伝されているこの不思議。
「DX」コンテンツの優秀さがよく分かります。
良かったですね美翔さん。営業機会をまた貰えて。
■ハートキャッチプリキュア! 第48話「地球のため!夢のため!プリキュア最後の変身です!」
ダークさんは爆砕されました。月光さんの特攻によって。
無惨です。花咲さんも言葉がありません。
何もあんな轢砕しなくても…。
煙を上げるダークさんを後目に、月光さんは博士に抱きつきます。
その姿を憎悪のこもった目で見つめるダークさん。
あの女…っ。私のお父さんから…離れろ…っ!
どうしてあの体で立てるんだろう…。
花咲さんが慄く中、それでもダークさんは戦闘意欲を失わない。
もはや勝敗は決してるというのに。
そんなダークさんに、博士が歩み寄る。
博士:
「もう、いいんだ」
博士に抱きしめられながら、ダークさんもようやく脱力。
最後にちらりと月光さんを見たのは何故だろう。
博士曰く「月光を倒すためだけに作られた」とのことですが、ダークさんの行動はそうは見えない。
ダークさん:
「お父さん…」
白く輝く地球を背景に、ダークさん散る。
必死にすがりついていた月光さんの欠片を最後に手放し、ダークさん自身として散れたように思う。
月光さんの影ではなく。
「代わりがいるから」といって自分の存在意義を疑う必要はない。ゼロサムで愛や価値を奪い合う必要もない。
今年のプリキュア娘は皆この問題に直面したわけですが、月光さんもようやく決着がついた。
その直後。デューンさんが自らおいでになりました。
彼と博士の自白によれば、博士がこんな落ちぶれ方をしたのは彼の研究のせい。
研究テーマは「こころの大樹システムによる全人類の救済について」。
頓挫しました。
当然だ。
博士:
「魔法のように、みんなが幸せになる方法などない」
「幸せはみんなで少しずつ頑張って、掴むもの…」
一発で解決できる万能の手段なんてない。
プリキュアシステムでは問題の本質的解決はできないのです。
それを知った博士は絶望しました。プリキュアさんで、世界を救えないなんて…!
そこからどうすればデューンさんと協力することになるのかは皆目不明ですが、とにかくそうなりました。
博士、よほど混乱してたんだろうな…。
デューンさんはプリキュアシステムの敵だろうに。救済できないことが悩みだったのに、枯らしてどうする。
…プリキュアシステムは敵の存在によって活性化する。
従って自分が新たな敵となれば効力が高まり、こころの花の救済に繋がる。
その具体的な事例がデザトリアン療法。
事実、療法を受けた人たちは救済され、このピンチにあっても心を強く保っている。
筋は通ってる気がしないでもない。
それはともかく。
現れたデューンさんと、そのまま勢いで戦闘に突入しました。
博士、強ぇ…。
そうだった。これは「プリキュア」さんだった。
博士だって肉弾戦ですよ。生身とかそんなの関係ないですよ。
花キュア・月光も加わって、よってたかって殴りかかる。
だけどデューンさんは強かった。
謎のプリキュア解除攻撃も加わって、花咲さんらは倒れ伏す。
あの解除能力も、博士の研究成果だったりするんだろうか。
研究テーマ「プリキュア娘のコスチューム除去手段とその応用について」。私もそれで博士号を目指したい。
娘を庇い、博士も散る。
月光さん激怒。
この戦いで、コロンも父も失いました。怒るのも当然です。妹宣言されたダークさんは頭数に入ってませんでしたが。
花咲さん:
「情けないこと言わないでください」
「あなたが何をしたいのか。何をするべきなのか。何のために戦うのか」
「自分で考えてください!」
花咲さん吠えたける。
プリキュアさんは問題の解決はできない。誰かの手助けをするだけ。その構成は最後まで変わらず。
スケールがでかくなっただけで、初期のゲストキャラをお助けするフォーマットを、クライマックスでも貫いてるのが綺麗すぎる。
月光さん:
「…私達は憎しみではなく、愛で戦いましょう」
いまふと「絶対に許さない」というワードが脳裏に浮かびました。あれは愛なんでしょうか…?
プリキュアさんの歪んだ愛情表現は別として、「敵を愛せ」ではなく「守るべきもののために戦え」ということなのだと理解した。
倒すために戦うんじゃない。守るために戦うんだ。そのためにプリキュアしてきたんです。
花咲さん、最後の変身。
わらわらと群がるプリキュアさん。
陽光さんと海キュアさんも加わって、群れをなして襲いかかる。
これはデューン様が気の毒になる…。
実に鬱陶しいです。連携がウザイです。
奴ら平気で死角から襲ってきやがる。
フォルテッシモ2連射。
そして生死を確認する間も惜しんで、最大攻撃を装填。
今、万感の想いを込めて!
オーケストラさんの連続攻撃がヒット。
完璧に直撃させました。防御も回避も間にあってない。
誰もがデューン様の生存を諦める中、次週最終回へ。
【今週の花】
確かに「愛」で戦っています。花咲さん…。貴女って子は…。
しかしこの期に及んでも、花咲さんが全くあてにならなさすぎて惚れます。良い子だ。
【今週の闇】
小さなダークさん可愛い!いっそその姿のままだったら…!
ダークさんは月光さんの体の一部を使って作られたそうです。
博士、どの部位をどのタイミングで保有してたんだろう…。
当時のスナッキーに命じられた最初の使命は「命がけで月光さんの部位を持ち帰れ」だったんだろうか。
それとも戦闘現場に散らばった髪だとか。あるいはフランスに行く前に、形見として髪の毛とか渡されてたとか。
肉弾戦の結果、スナッキーの体にめり込んでた爪や肉片、あるいは血液だとかだったら、非常に嫌だ…。
【今週のくどまゆ】
戦闘シーンに挿入歌を被せるのは、演出としては安易な方に入ると思う。
でも唄ってるのが池田彩さん&工藤真由さんなのが利いてます。
何せお二人とも、砂漠と化した地球からプリキュアさんを応援してる。デザートでビルが徘徊する危険地帯で。
戦ってるのはプリキュアさんだけじゃない。個人の憎しみで戦ってるわけでもない。
くどまゆさんらがゲスト出演したことが、こんなところまで展開するとは。
【今週の博士1】
プリキュアでは本質的解決はできない。
そのことに絶望して、博士は敵方へ。
なんというかその姿は、「花咲さんが主役じゃない」「プリキュアさんが活躍しない」と嘆く私達のようだ。
魔法のような解決手段はない。プリキュアさんにできるのは、お手伝いだけ。
詳しい事情は存じませんが、それでもお役には立てるんです。
1年前に始まった時は、このフォーマットをここまで昇華するとは思いもしなかったな…。
【今週の博士2】
フランスで消息を絶った博士。その場に立ち会っていたサラマンダー男爵。
今までになかった演出です。
今回は戦闘シーンも新しい演出が目白押しだったし、目が離せない回だった。
そして博士の優秀さが際立ちまくりです。
プリキュアならぬ身でありながら、こころの大樹の秘密に迫ってる。
終着駅がフランスだったのは、そこがプリキュア降臨の地だったからでしょう。
自力でそこまでたどり着いたのか…。
おまけにあの肉弾戦闘力。凄い親父だ。
…あ、花咲祖母という退役プリキュアが間近にいたのか。何か情報を貰ってたんだろうか。
【今週の謎生物】
これほどに激しい戦いと攻撃に晒されながら、それでも肩から離れない謎のカメレオン。
奴がデューン様の本体だとか、真の黒幕と言われても納得できそうです。
それとも奴がデューン様の最後の救済の元だとか。
「こんな戦いに巻き込んでも、お前はついてきてくれたんだな…」的な。
あんな謎の生き物なのに。
1年前の玩具が、再び宣伝されているこの不思議。
「DX」コンテンツの優秀さがよく分かります。
良かったですね美翔さん。営業機会をまた貰えて。
■ハートキャッチプリキュア! 第48話「地球のため!夢のため!プリキュア最後の変身です!」
ダークさんは爆砕されました。月光さんの特攻によって。
無惨です。花咲さんも言葉がありません。
何もあんな轢砕しなくても…。
煙を上げるダークさんを後目に、月光さんは博士に抱きつきます。
その姿を憎悪のこもった目で見つめるダークさん。
あの女…っ。私のお父さんから…離れろ…っ!
どうしてあの体で立てるんだろう…。
花咲さんが慄く中、それでもダークさんは戦闘意欲を失わない。
もはや勝敗は決してるというのに。
そんなダークさんに、博士が歩み寄る。
博士:
「もう、いいんだ」
博士に抱きしめられながら、ダークさんもようやく脱力。
最後にちらりと月光さんを見たのは何故だろう。
博士曰く「月光を倒すためだけに作られた」とのことですが、ダークさんの行動はそうは見えない。
ダークさん:
「お父さん…」
白く輝く地球を背景に、ダークさん散る。
必死にすがりついていた月光さんの欠片を最後に手放し、ダークさん自身として散れたように思う。
月光さんの影ではなく。
「代わりがいるから」といって自分の存在意義を疑う必要はない。ゼロサムで愛や価値を奪い合う必要もない。
今年のプリキュア娘は皆この問題に直面したわけですが、月光さんもようやく決着がついた。
その直後。デューンさんが自らおいでになりました。
彼と博士の自白によれば、博士がこんな落ちぶれ方をしたのは彼の研究のせい。
研究テーマは「こころの大樹システムによる全人類の救済について」。
頓挫しました。
当然だ。
博士:
「魔法のように、みんなが幸せになる方法などない」
「幸せはみんなで少しずつ頑張って、掴むもの…」
一発で解決できる万能の手段なんてない。
プリキュアシステムでは問題の本質的解決はできないのです。
それを知った博士は絶望しました。プリキュアさんで、世界を救えないなんて…!
そこからどうすればデューンさんと協力することになるのかは皆目不明ですが、とにかくそうなりました。
博士、よほど混乱してたんだろうな…。
デューンさんはプリキュアシステムの敵だろうに。救済できないことが悩みだったのに、枯らしてどうする。
…プリキュアシステムは敵の存在によって活性化する。
従って自分が新たな敵となれば効力が高まり、こころの花の救済に繋がる。
その具体的な事例がデザトリアン療法。
事実、療法を受けた人たちは救済され、このピンチにあっても心を強く保っている。
筋は通ってる気がしないでもない。
それはともかく。
現れたデューンさんと、そのまま勢いで戦闘に突入しました。
博士、強ぇ…。
そうだった。これは「プリキュア」さんだった。
博士だって肉弾戦ですよ。生身とかそんなの関係ないですよ。
花キュア・月光も加わって、よってたかって殴りかかる。
だけどデューンさんは強かった。
謎のプリキュア解除攻撃も加わって、花咲さんらは倒れ伏す。
あの解除能力も、博士の研究成果だったりするんだろうか。
研究テーマ「プリキュア娘のコスチューム除去手段とその応用について」。私もそれで博士号を目指したい。
娘を庇い、博士も散る。
月光さん激怒。
この戦いで、コロンも父も失いました。怒るのも当然です。妹宣言されたダークさんは頭数に入ってませんでしたが。
花咲さん:
「情けないこと言わないでください」
「あなたが何をしたいのか。何をするべきなのか。何のために戦うのか」
「自分で考えてください!」
花咲さん吠えたける。
プリキュアさんは問題の解決はできない。誰かの手助けをするだけ。その構成は最後まで変わらず。
スケールがでかくなっただけで、初期のゲストキャラをお助けするフォーマットを、クライマックスでも貫いてるのが綺麗すぎる。
月光さん:
「…私達は憎しみではなく、愛で戦いましょう」
いまふと「絶対に許さない」というワードが脳裏に浮かびました。あれは愛なんでしょうか…?
プリキュアさんの歪んだ愛情表現は別として、「敵を愛せ」ではなく「守るべきもののために戦え」ということなのだと理解した。
倒すために戦うんじゃない。守るために戦うんだ。そのためにプリキュアしてきたんです。
花咲さん、最後の変身。
わらわらと群がるプリキュアさん。
陽光さんと海キュアさんも加わって、群れをなして襲いかかる。
これはデューン様が気の毒になる…。
実に鬱陶しいです。連携がウザイです。
奴ら平気で死角から襲ってきやがる。
フォルテッシモ2連射。
そして生死を確認する間も惜しんで、最大攻撃を装填。
今、万感の想いを込めて!
オーケストラさんの連続攻撃がヒット。
完璧に直撃させました。防御も回避も間にあってない。
誰もがデューン様の生存を諦める中、次週最終回へ。
(左画像) プリキュアぴあ (右画像) プリキュア!映画主題歌ベスト 映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー・・・ですか!?【特装版】 [DVD] |
【今週の花】
確かに「愛」で戦っています。花咲さん…。貴女って子は…。
しかしこの期に及んでも、花咲さんが全くあてにならなさすぎて惚れます。良い子だ。
【今週の闇】
小さなダークさん可愛い!いっそその姿のままだったら…!
ダークさんは月光さんの体の一部を使って作られたそうです。
博士、どの部位をどのタイミングで保有してたんだろう…。
当時のスナッキーに命じられた最初の使命は「命がけで月光さんの部位を持ち帰れ」だったんだろうか。
それとも戦闘現場に散らばった髪だとか。あるいはフランスに行く前に、形見として髪の毛とか渡されてたとか。
肉弾戦の結果、スナッキーの体にめり込んでた爪や肉片、あるいは血液だとかだったら、非常に嫌だ…。
【今週のくどまゆ】
戦闘シーンに挿入歌を被せるのは、演出としては安易な方に入ると思う。
でも唄ってるのが池田彩さん&工藤真由さんなのが利いてます。
何せお二人とも、砂漠と化した地球からプリキュアさんを応援してる。デザートでビルが徘徊する危険地帯で。
戦ってるのはプリキュアさんだけじゃない。個人の憎しみで戦ってるわけでもない。
くどまゆさんらがゲスト出演したことが、こんなところまで展開するとは。
【今週の博士1】
プリキュアでは本質的解決はできない。
そのことに絶望して、博士は敵方へ。
なんというかその姿は、「花咲さんが主役じゃない」「プリキュアさんが活躍しない」と嘆く私達のようだ。
魔法のような解決手段はない。プリキュアさんにできるのは、お手伝いだけ。
詳しい事情は存じませんが、それでもお役には立てるんです。
1年前に始まった時は、このフォーマットをここまで昇華するとは思いもしなかったな…。
【今週の博士2】
フランスで消息を絶った博士。その場に立ち会っていたサラマンダー男爵。
今までになかった演出です。
今回は戦闘シーンも新しい演出が目白押しだったし、目が離せない回だった。
そして博士の優秀さが際立ちまくりです。
プリキュアならぬ身でありながら、こころの大樹の秘密に迫ってる。
終着駅がフランスだったのは、そこがプリキュア降臨の地だったからでしょう。
自力でそこまでたどり着いたのか…。
おまけにあの肉弾戦闘力。凄い親父だ。
…あ、花咲祖母という退役プリキュアが間近にいたのか。何か情報を貰ってたんだろうか。
【今週の謎生物】
これほどに激しい戦いと攻撃に晒されながら、それでも肩から離れない謎のカメレオン。
奴がデューン様の本体だとか、真の黒幕と言われても納得できそうです。
それとも奴がデューン様の最後の救済の元だとか。
「こんな戦いに巻き込んでも、お前はついてきてくれたんだな…」的な。
あんな謎の生き物なのに。