穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

感想:週刊少年マガジン(2011年01月19日)

2011年01月20日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■エデンの檻 第96話「Tomorrow:希望」

修学旅行に出ていた中学生の一団が、飛行機の墜落で無人島へ。
そこで始まる終わりのないサバイバル。
絶滅したはずの凶悪生物が闊歩する島で、彼らは一体どうなってしまうのか!

まぁどうなるもこうなるも、食われるに決まっているのですけれど。

悪意があるとしか思えない数々の絶滅生物を相手に、主人公さん達は大層酷い目に。
森の中でも、水の上でも、奴らは襲ってくる。
ベースキャンプを作れば害虫が大量発生し、柵を作れば巨大鳥が襲ってくる。
方々散り散りになっていた同級生と再会しても、喜ぶのもつかの間で、どんどん食われていく。
脱出手段など無し。唯一の救いだった豊富な水と食料も、尽きました。もうどうしろと。

そんなわけで、心が折れました。

もういっそ食われればいんだ。あの不気味動物に。
そんな投げやりな状況を変えたのは、一人の女生徒様のお歌でした。
唄ったお歌はサブタイトルにある通り。この漫画、毎回サブタイトルは「英語:日本語」形式ですけど、地味に良い演出。

打開策などまるで見えぬ中、響く「明日は来るよ 君のために」。
歌詞の端々は、現在の絶体絶命の状況からすると、あまりにも浮いている。
でもそこがかえって勇気になる。

 「歌…?」
 「綺麗な声だな」
 「私、一緒にカラオケに行った事あるよ」
 「カラオケかーなつかしい…」
 「…いい曲だね…」 

「明日は来るよ 君のために」。絶望の未来しか見えやしない。だから、それでも唄う。
良いシーンです。唄ったところでどうなるわけでもないのだけど、でも確かに変わるものがある。
サバイバル漫画の金字塔「漂流教室」でも「故郷」を絶叫するシーンがありました。

お唄は良いです。丸腰の人間にもできる数少ない「人間固有の」能力だと思う。
クジラとかも唄うそうですが、洗練度合いの桁が違う。
某アニメの「歌を忘れた生き物は滅びればいい」という名言を思い出します。あれは案外、本当にそうなのかもしれない。
「火」だとか「道具」よりも、ヒトが生存競争に打ち勝てた最初の理由は「歌」なのかもと思ってみた。
巨大生物がなんだ。肉食獣がなんだ。ヒトにはお唄があるんだ!

この漫画の熱いところの一つは、戦ってる相手は「実際に過去に人類が遭遇した相手」なところだとも思う。
(厳密にはホモサピエンスが直接対決していない動物もいますが)
我々の祖先は、奴らと戦って生き伸びたんだ。
彼らもまた、凍える吹雪や餓死の危機に晒されながら、吐くほどでかい生物や正体不明の疫病に襲われながら、必死に歌ってたのかもしれない。
その末裔が自分らだと思うと、負けてたまるか畜生という気持ちまで湧いてくる。

ラストがどうなるのか分かりませんが、劇場アニメとかでとても見たくなってきた。

■波打際のむろみさん #77「恣意と無為とむろみさん」

歌を兵器として栄えた実在例・人魚さん。
最近感想を書いてなかったけれど、毎号ちゃんと買ってました。
人魚さんの漫画を連載している限り、「マガジン」さんは購入します。人魚さんの訴求力を思い知ればいい。

とりあえず今号は柱のキャラクター紹介が変なことになってる。
魚だらけだ。
そしてリュウグウノツカイのモデルは、お中元に怯える作者さんなのかもしれない。

■絶望先生 第二百五十話「一杯のエスプレッソ」

「カフェ・ソスペーゾ」の精神は大事です。
人はもっとパトロンとかスポンサーの意識を持つべきなんだ。
金を払うとは、選択権を行使すること。
好きな商品さんは支えていきたい。
そして気に食わない商品は選択的に買わないようにするんだ。

■Baby Step #149「直視」

「不安要素をとにかく書きだす」というのは良い対策法だと思う。
私も、できるだけ実践しようとは心がけてます。
書きだす前は直視するのが怖いけど、「敵」や「問題」の正体が分かってしまえば、意外と楽になるもんだ。

…これのダメな派生例が、「計画を立てたらそれだけで満足してしまい、何もしない」ですけれど。

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宣伝:Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~

2011年01月19日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
悔いのないように、ちゃんと宣伝しておこう。

■宣伝:Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~

[公式ブログから引用]
 Cri☆siSは次回ライブを持ってしばらく活動を休止させて頂きます!

 2011/3/26(土)OPEN17:30/START18:30 吉祥寺スターパインズカフェ
 Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~
 チケット:3000円+ワンドリンク別
 チケット発売日:2011/1/8(土)10時~
 チケット購入方法:イープラス
[引用終]

購入方法の詳細は、公式ブログさんの方をご参照ください。

アニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から派生した『ほぼ声優バンド』・Cri☆siSさん、次回でひとまず区切りのライブになります。
悲しくて寂しくて侘びしいけれど、ご本人たちが決めたことならば仕方がない。
思い返せば、「ぴっち」の終了で「もう(コンテンツそのものが)終わった」と思っていたところに開催された非公式自主ライブから始まって。
何の冗談だと思ったバンド結成が密やかにマジで、ライブ出演・グッズ発売・CD発売・ワンマンライブ開催と不可思議に続いた。
「コンテンツに終わりなど無い」ということや、それを実現している人たちの凄さを、何度も学ばせてもらいました。

今回の区切りはとても悲しいけれど、これで終わりじゃない。
「ぴっち」がなければ、今の自分はなかった。
感謝の気持ちを改めて持って、最後のライブに参加したいです。

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「人は褒めた方が伸びる」のか「叱った方が伸びる」のか

2011年01月18日 | 王様の耳はロバの耳
叱ってもへこまないのになぜ辞める?ゆとり社員が厳しい先輩に抱く本当の不満

リンク先との直接の関係はないのですが、最近職場で「叱る」ネタに遭遇したので便乗してみる。
あとリンク先は、たまたま今日付けで更新されてたので張っただけで、特に賛同も反対もしません。
内容は大外れとは思わないにしても物凄く微妙、な感じ。

本題ですが、「人は褒めた方が伸びる」のか「叱った方が伸びる」のかの話。

結論から書いてしまえば、教育学の立場では前者で終了。
ただ、経験的に「叱った方が伸びる」と感じる人が多いのも事実だと思います。
で、何でそのギャップが出るのかをうちの職場の人が知らなかったので書いてみる。

まず大前提として、「サンプルが増えると平均値に近づく」法則(?)があります。
まぁ当然です。
データが増えるほど、真の平均値に近づくもんだ。

次に「運不運で結果は上下する」。
同じ能力の人が、似たようなことをやっても、その時々で結果にばらつきは出ます。
これも当然です。

この二つの組み合わせで、「叱った方が伸びる」という錯覚が起きる。

例として、美翔さん(仮名)が数学のテストを受けたとします。
彼女の平均点は80点とします。
微妙な点数ですね。
そして同程度の難易度の数学の試験を、例えば月に1回のペースで受けたとします。
話を単純化するため、本人の学力具合は一貫して変わらないと仮定します。

学力は変わらないのだから、毎月のテストの平均点は80点になります。
でも毎回完璧に同じ点数を取るわけはなく、たまたま苦手な問題に出会って運悪く80点以下になる場合もあります。
逆に偶然正解すれば、80点よりも高くなる。

ですが、「たまたま悪い点数をとった」のはただの偶然なのだから、その次のテストでは「より平均に近づく点数(前回の不運なテストよりは良い点数)」を取る確率が高い。
これは「不運の後には幸運が来る」という意味ではなく、平均に近い値を取る確率が単純に高いから。
同様に、「ラッキーで高得点を取った場合」、次のテストは極めて妥当に「より平均に近づく点数(前回の幸運のテストより悪い点数」を取る確率が高い。

そういったわけで見かけ上は、「点数が良くて褒めた後は下がる」「点数が悪くて叱った後は上がる」という現象が発生する。
もちろん見かけ上そうなるだけで、叱ったことや褒めたことや、あるいは本人の性格や考え方とはまるで関係ない。
叱ろうが褒めようが、そんなこととは関係なく偶然に点数は上下するし、その結果「良くなった(悪くなった)ように見える」だけ。

本当に「悪い時に叱ると伸びる」かどうかは、「悪い時に褒めた場合」と比較しないと確かなことは言えません。
でも昔の企業風土ですと、「悪い時に褒める」ということはあまりやってなかったんじゃないかな。
その結果、「叱った方が伸びる」「迂闊に褒めるとダメになる」という迷信が生まれたのだろうと思う。

ちなみに簡単な実験でも確認できます。
サイコロを振って、「5」「6」が出たら「褒める」、「1」「2」が出たら「叱る」というのをやってみると分かる。
「褒める」と次は4以下が出る確率が高く、「叱る」と3以上が出る確率が高いから。
どうもサイコロさんは、褒めると慢心して油断し、叱ると気持ちを改めて真面目になるらしい。
現実には個々人の性格は無視できない要素なので、本当に「叱った方が伸びる」子もいるでしょうけど、単に「叱ったら伸びた。だから叱る方が良い」とだけ考えることがいかに暢気かは、このサイコロの場合で考えれば分かると思う。

…というのが、「平均への回帰」というやつで、日常生活に直結する数学(算数?)ネタだと思ってる。

意識して生活してると、身近に遭遇する機会は多いです。
例えば「不運があったけどお守りを買ったら改善した」というのもこれの一種。(プラシーボ効果も影響してるでしょうけど)
「業績の悪い部門に○○システムを導入したら改善した」とか「○○を飲むと血圧が下がった」とかも、この影響を考慮しないと酷い誤解を招きます。
逆にこれを逆手に取れば、実際には効果がなくてもあるように見える資料も作れます。
相手によっては一発で見抜かれて信用を失うので、お勧めはできませんけど。

知ってる人にとっては「何を偉そうに」と思うでしょうけど、知らないと損することなので、参考までに。
コメント (2)
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MUSIC JAPAN 新世紀アニソンSP.4 - 工藤真由さん出演

2011年01月17日 | プリキュア雑談・総合
先日の「MUSIC JAPAN 新世紀アニソンSP.4」にくどまゆさんが御出演されました。

●ご本人ブログ:いかがでしたか?

放送時間は30分。他にも多数の方が出演されていたので、くどまゆさんの時間もちょっとだけ。
トップバッターで「ハートキャッチ☆パラダイス」を唄われてる様子が放送されました。
もちろんプリキュアさんと一緒に。NHKだけど、花咲さんは今日も元気でした。

とりあえず思ったこと。

選択された曲は「ハートキャッチ☆パラダイス」。(実際には他にも唄われたのかもしれませんが、放送はされてない)
新曲なら「あしたのうた」ですし、根本的に池田彩さん出演でOP選択じゃなかったんだなとか。
個人的にその3曲では「パラダイス」がずば抜けて好きなので、ちょっと嬉しい。

くどまゆさんのブログに「本当にプリキュア達がいたから、とても心強かった(o*μωμ)☆.。.:*・°」と強調されてるのが、何となくよく分かる。
失礼ながら他の出演者の方と比べると、良くも悪くもまだまだなところが…。
(というか歴史や活動方針が違うのだから、同じレベルで熟成していたら異常極まるのですが)

もしも単独出演だったら、かなりきつかったろうと思います。
でもそれはそれ。これはこれ。仲間で戦うのがプリキュアさんです。
むしろプリキュアブーストを前向きに使って、ガシガシ躍進されて欲しいと思う。
何せ他の人には真似できない強力な個性なのですし。
そこから生まれるファンもいる。少なくとも私は、プリキュアさん抜きでもくどまゆさんを推す。

一方、他の出演者の方も、それぞれ他とは一線違う強烈さをそれぞれ発揮されてました。
長年活動されてる方は、やっぱり相応の理由がある。
最近、プリキュアさん関連のイベントにしか行ってなかったし、ちょっとライブを体験してみたくなってきた。

【蛇足】

水樹奈々さんも御出演されてました。
私の中で花咲さんのイメージが「表面的には大人しぶってるけど、中身は面食いで自己評価が高い」になってるのは、水樹さんの影響がかなり大きいと思うのです。
水樹さんがそういう性格だというわけではなく、中と外のギャップが凄まじいという意味で。

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ハートキャッチプリキュア! 第47話「嘘だと言ってください!サバーク博士の正体!!」

2011年01月16日 | ハートキャッチプリキュア!感想
【来年度のプリキュアさん】

プリキュアぴあ(3月2日発売予定)

登場早々Amazon予約ランキング第1位…!

中身もろくに分からない内から、とんでもない勢いです。
プリキュアさんに対する期待の高さがわけのわからない領域に。
豪華イベントも続くし、素晴らしい世の中だ。

■ハートキャッチプリキュア! 第47話「嘘だと言ってください!サバーク博士の正体!!」

花咲さんは捕らわれの祖母さんに辿りつきました。
そして開口一番、月光さんの救援に行けと言われた。
私は何のためにここまで走ってきたんでしょうか…。

コッペ様にお任せし、来た道をUターン。
先々週から走りっぱなしです。
そして再度、月光VSダークさんの現場に。



月光さん:
 「なぜ戻ってきたの…!」

う…。
確かに、お役には立てないです…。
花咲さんもしゅんと引き下がる。物凄く蚊帳の外です。。

祖母さんが何も事情を教えてくれなかったので、ぼんやりと指を加えて応援することしかできません。
が、頑張ってください月光さん!そんな高次元の戦いに、参加はできませんが!
そうこうする内に、サバークさんが戦線に参列。ひ、卑怯です!



気がつけば、敵参謀と花キュアさんの一騎打ち。
『博士』なのだから武闘派ではないのでしょうけど、非常に不安の残る対戦カードです。
見てても一向に勝てる気がしない。

博士:
 「お前など所詮その程度」
 「結局は史上最弱のプリキュアのままだ」

「史上最弱」の肩書きを博士もご存知でした。光栄です。
敵からも味方からも戦力扱いされてない。
どこまでも深い事情に立ち入れない子だ。

花咲さん:
 「私は少しずつですけど変わったんです。チェンジしたんです!」
 「確かに昔の私は、弱くて臆病で」
 「とても引っ込み思案でした」

確かにチェンジしました。最後の一つは特に。
花咲さんの言動のどこが引っ込み思案なのか。
コスプレして演説してまわった結果、娘さんはこんなにもチェンジしてしまった。



花咲さん:
 「みんな心のどこかに悩みを抱えては苦しんでて」
 「それでも光を求めては、一生懸命生きてるんだって」
 「私は、一人で殻に困っていては分からなかった人の想いを知ったんです」



 「私はこの世界が大好きです」

花咲さんには博士の事情もダークさんの拘りも全く分からない。
どこまでも蚊帳の外で、どこまでも弱い。
だけど以前と決定的に違うのは、外の世界を好きだと言えるようになったこと。
もう「お花があればそれでいいもん」とか言ってた気の毒な娘さんじゃない。
第1話当時の花咲さんとは、大きくチェンジしてるんです。見た目は変わんないけど。

その間にも月光さんとダークさんの戦いは続く。花咲さんの参戦は基本的に相手にされてません。
やがて月光さんの一撃がダークさんを襲う!
それを見た博士、慌ててダークさんを庇う!花咲さんは放置して!根本的に相手にされてません。



月光さん:
 「お、お父さん…?」

博士の正体は月影父でした。
え?お父さん?花咲さん、きょとん。話が変な方向に行ってます…。
家庭内のいざこざに居合わせてしまった他人の気まずさ。

それでも花咲さん頑張ってみる。心が折れた月光さんを庇って頑張ってみる。
はっきり申しまして、全くさっぱり皆目全然きっばりと事情は分かりませんが!
お手伝いだけなら出来るんです。共に立ち向かうだけなら出来るんです。



花咲さん:
 「私達プリキュアの想いは、ゆりさんと共にあります!」

その姿を見て、月光さんももう一度立ち上がる。
こんな手助けにもならない手助けでも、確かに力になる。リアルにそれは理解できます。
たとえ通りすがりであっても、お手伝いできることはある。



月光さんの復帰を見た花咲さん、ぐったりと倒れ込む。
大変によく頑張りました。
生身で立ち向かった月光さんは息一つ乱していないのに、変身後でこれか。本当に弱い子です。でも頑張った。



ダークさんと月光さんの激闘再び。
もはや見上げることしかできません。
レベルが高すぎて、物理的に介入できないです…。

だけど見上げることしかできなくても、その場にいなくても。
プリキュアさんはそんな人たちの想いを背負って戦える。
それがない以上、ダークさんはいくら「プリキュア」を名乗ろうと、「プリキュア」じゃない。



事情を全く知らない人たち(月光さんが戦っていることすら知らない)の想いが、月光さんの力になる。
一方で本当に見上げるだけで、力になれていないサバーク博士が切ないです。いや体を張って守りはしたんですけど。
たった一人で戦ってるダークさんと月光さんの対比が、妙に悲しい。



月光さん:
 「ハート、キャッチ…!」

絶対、キャッチしてない。よしんばしていても、捕縛とかそういうのです。
思わずぞっとしましたが、ダークさんはご自分の影。自分自身のハートをキャッチされたということなのかも。
あるいは背負った他の人々の想いをキャッチしたということか。

花咲さんが立ちすくむ眼前に、爆砕されたダークさんがどさり。
とても惨い有様です…。
その結末は、来週へ。


(左画像)
プリキュアぴあ

(右画像)
プリキュア!映画主題歌ベスト

地味に映画版ベストは嬉しい。いくつか持ってない曲が…。


ところどころが劇場版と対応してるのが熱い。
「劇場版はテレビ本編のテーマを、圧縮リメイクしている」と気づいてから、見る楽しみが増えた気がする。
次の「スイート」さんのテーマも気になる。今年1年、どんな年になるんだろう。

【今週の花1】

弱い弱いと言われる花キュアさん。
でも「一人で戦ってるのではない。(名もなき人も含めた)みんなで戦ってるんだ」は、プリキュアさんでずっと言われていたこと。
元来プリキュアさん単独の力は、そんなに強いものではないのかもしれない。
あくまで普通の女の子が、みんなの想いを背負って戦ってるから強い。プリキュア自体は代理戦闘してるだけとか。
生身で変態的に強い娘さんもいますが。

無粋に戦闘設定的に考えてみると。
プリキュアさんは基本的に劣勢時の防衛戦ばかりで、「何で攻められる前にプリキュアを起動してないのか」の謎はこの辺で説明がつく。
平和な日常では「みんなの想い」がパワーとして集まらないから、追い込まれるまで起動できないんだ。

あと今さらながら、歴代シリーズのプリキュアさんは毎回「何か」を集めてます。
「不幸」を集めてた桃園さんは論外としても、皆さま割と部外者的なものを集めてる。
ハートキャッチさんのような「みんなの心」と関連するものは、密かに初めて。その意味では、ココロポッドやパフュームで回復・援護は自然な効果な気がする。

【今週の月光】



月光さん:
 「たとえ私が消えたとしても」
 「ブロッサムがいる」
 「マリンがいる」
 「サンシャインがいる」



 「ピーチがいる」
 「ベリーがいる」
 「パインがいる」
 「パッションがいる」
 (中略)
 「ブラックがいる」
 「ホワイトがいる」
 「ルミナスがいる」
 「メロディがいる」
 「リズムがいるわ」

もう敵の方が可哀そうでならない。

…同業他番組のヒロイン様達は同じことを思ってるんだろうな。倒しても倒しても、プリキュアが湧いてくる。。

【今週の花2】

日曜朝8時に配信されるプリキュアメルマガ、今日の担当は花咲さんでした。

花咲さん:
 「好評につき、期間限定キセカエが」
 「0ポイントキャンペーンが1/17まで延長です!みんな急げー」

花咲さんたらテンション高い。
鼻息荒くはしゃぐ様子が可愛いです。
でもメルマガのご担当が「今日」ということは、最終回の担当はさせてもらえなかったんですね…。

【今週のオールスターズ】

「DX3」の公式ページが密やかに更新中。
予告だけで興奮が止まらない。
ルミナスさんの雄姿が格好いい!鳥キュアさんのお澄まし顔が胡散臭い!

榎本温子さんのTwitterより:
 「ほう、私達はプリズムフラワーを守るらしい」

美翔さんめ…。どこまでも愛らしくて困る。

【今日のくどまゆさん】

本日16日18時からNHK総合「MUSIC JAPAN 新世紀アニソンSP4」に、工藤真由さんが御出演されます。
共演者はプリキュアの皆さんおよび水樹さん。
いそいそと見る。
コメント (6)
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「右のキャラが、いまいち萌えない理由を3つあげなさい」(神戸新聞 採用試験)

2011年01月15日 | 王様の耳はロバの耳
「右のキャラが、いまいち萌えない理由を3つあげなさい」

[引用]
 「右のキャラクターが、いまいちいけてない(萌えていない)理由を3つあげなさい」――こんな問題付きの、神戸新聞社のアルバイト募集告知が、ネットで注目を浴びている。

 「右のキャラクター」は、全身青ずくめのツインテールの女の子。初音ミクに似ているが、確かにいまいち萌えない。なぜ萌えないのか問われると……記者も考え込んでしまった。

 これは、アニメ、サブカルや萌え関連ニュースのリポーター、Web制作者のアルバイトを募集する書類(PDF)に書かれた問題だ。「すらすら答えが分かった方は、趣味で培った知識や経験を神戸新聞社で活用するチャンス」という。
[引用終]


そちら方面には詳しくないのですが、この手の問題は設問者の意図を読むのが先決のはずです。
新聞社的に雇用するメリットのある「知識」を保有した人物…となると、多分、自力でネタを探し出して分析できる人なんじゃなかろうか。
というわけで一番目の理由は、「キャラクター背景がない」だろうと思う。

「萌え」に限らずなんだってそうですけど、最初に興味を持たないとどうしようもない。
某お笑い芸人漫画で、「面白いかどうかは、その芸人を『面白いことを言う人』だと認識しているかどうかが全てだ」的展開がありました。
未知のものに対して好意的感想を持つには、最初に何かのきっかけがないと厳しいものがある。
よって、背景や設定が不明のものには好意を持てない。
そこから転じて、「事件や情報を調べるときには、背景を調べ、それを発信することが肝心だ」と続くんじゃないかと。

第二に、「このキャラクターは萌えない」という誘導がされている。
設問の表現により、回答者の反応が大きく変わることは、様々な実験で証明されています。
例えば、全く同じ車の衝突映像を見せた後に、「この車は時速何キロくらいで激突しましたか?」と「この車は時速何キロくらいで接触しましたか?」では、有意に数字に差が出るそうです。

つまりこの設問を公平に行うのなら、「このキャラクターが萌えるか萌えないか、理由を3点付けて述べよ」であるべき。
ここら辺から、「文章によって印象が操作されてしまう危険性」を認識しているかどうかにつなげるのだと思う。
新聞社的には、重要な項目なはず。

と、ここまではすんなり思いついたのですけど、3つ目が分かりません。
見た目で言うなら、「目のバランスが悪い」「色が偏ってる」「他のパーツと比べ、鼻をくっきり書きすぎ」あたりが思いつきます。
でも、それらと新聞社が関係する要素が分からない。

…募集要件の業務内容に「Web制作」とあるので、普通に色使いとかで正解なのかな。


[追記]

「良くも悪くも特徴がないから」かな?
この娘が小道具として、例えば納豆を抱えてたら、可愛いかどうかは別としてツッコミの一つは誰か入れるだろうし、そこから派生する可能性がある。
あまり良い例でもないですが。

話題になるキャラクターは、「何を考えてそんなことを」というツッコミからのパターンは結構あるように思う。
萌え米袋とかも「何考えてんだ」だし、例えばシモンちゃんとかもそうです。(設定上明記はされてなかったと思いますが、シモンちゃんは男の子です。羽根の模様がオスのもの)
元ネタと思われるミク姐さんからして、「ボーカロイド」「ネギ」という意味のわからんキーワードを持ってるわけですし。

従って「何らかの奇異性は記事のネタとして大事だ」という発想につながる。
単純な可愛いとか上手いよりも、「頭おかしいのか」と思ってしまうような意外な発想の方が話題になり、魅力的に受け取られる。
記事を書くときには、そういった部分に着目すると良い…とかそんな感じなら、新聞社の望む回答に近い気がする。

あと「流行に即していないから」というのも考えた。サブカル記事の担当募集なんだから、それを把握してることは必須です。
だけど「その流行を作り出すのが新聞社(マスコミ)だ」と言われたら返答に困るので、危険な気もする。
でも「作り出す」ためには現状を知ってる必要もあるしなぁ…。


[追記2]

他の方の回答で「名前がないから」というのは納得しました。
識別タグは非常に大事。
名前のついていない現象を、人が認識するのは困難です。
ただ例外として「エコアイス」が思いついた。自然発生的に生まれた名無しキャラは他にもいると思う。
まぁそれを言い出すと、私の挙げた回答も幾らでも反例は出てくると思いますけれど。

それはさておき、新聞社的にも「名前をつけることの重要さ」は大事なはず。
いい造語を作れるかどうかは、実社会すら左右する。
近年でいえば「就職氷河期」はかなりの影響が出てると思う。

実際のところ「模範解答」は分かりませんけど、こういうのは面白い試みだと思う。
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作ってみた:第2回 ピーマンとエリンギ

2011年01月14日 | 王様の耳はロバの耳
先日書いたとおり、今年の目標の一つとして「月平均2回以上、作ったことのない料理を作る」を掲げて見ました。
しかしこの目標には抜けがあった。
何をもってして「作ったことのない料理」とするのかが曖昧です。

例えばお料理教室に通ったとして。

 1日目:豚鍋
 2日目:牛鍋
 3日目:鳥鍋
 4日目:海鮮鍋

こんなスケジュールだったらどうなることか。もう5日目は講師を鍋にぶち込んで煮込むしかないです。
一般的には、こういうのは「違う料理」とは認識されないはず。
でもそれを言い出すと、ドリアとマカロニグラタンは同じ製法で材料が違うだけなのだから、上の例だと同じ料理扱いになってしまう。
炒飯も焼きそばも米と麺の違いくらいしかない。
それどころか、米や麺の代わりに大量の水を加えればスープだかシチューになります。基本手順が変わらないのだから、それらは同じ料理だというのか。

調理法が根本から異なる(例えば蒸し料理)なら「違う料理」と言い切れそうです。
しかしそうすると「月平均2回以上=24種類以上」もあるんだろうかと疑問がわきます。
いやあるんでしょうけど、素人の私の手に負える範疇を越えてしまう。

そもそもこんな目標を立てたのは、一重に実用のためです。
従って、変化をつけることに拘って過度に細かいスキルを磨いてもしょうがない。
食えればいいんです。美味しく沢山。

そんなわけで。より詳細な定義として「作ったことのない料理=今まで使用したことのない食材を使った料理」とすることにします。
実用度を考えれば、「使える食材の数を増やす」というのは、製法に拘るよりも理にかなってるはず。
後はお店に24種類以上の手ごろな食材があることを祈ろう。

まぁ「半年前に包丁が伝来した」私のレベルなら、ほとんどのものは「調理したことがない食材」なので、ネタには困らないと思いますけれど。

■ピーマンとエリンギ

材料:
 ピーマン 1個
 ベーコン 数枚
 エリンギ 3本

作り方:
 ベーコンを焼く
 ぶった切ったエリンギを入れる
 同じくピーマンも入れる
 ぼんやりと炒める



野菜炒めです。

ええ、今までにも野菜くらい炒めたことありますよ。
でも最初にちゃんと私は定義した!
「調理したことのない食材を使う」ことが「作ったことのない料理」だと。
よってこれでノルマ1回分達成です。
1年後には、数百種類の野菜炒めを作れるようになってるに違いない。

該当食材はエリンギ。
エリンギは好きです。自分で切ったことはなかったけれど。
これは労働力パフォーマンスが良い食べ物だ。寝てても料理できるのに、美味しい。
発見した過去の偉人達に感謝です。
我々の先祖が、目に入るものを片っぱしから食べまくり、そして多数の尊い命を乗り越えて「このキノコは食べられる」と判別してくれたおかげで、今日の食卓は存在する。

ちなみにピーマンは前回の初食材でした。
(私がそれまでに調理したことのある野菜なんて、白菜・人参・トマト・キャベツ・レタス・カブ・玉ねぎ、あとはじゃがいもくらいのものだ)
せっかくなので今回もピーマンを使ってみました。
この際、リレー式に食材をつないでいくルールにしてみよう。
次はエリンギ+何かで探してみる。汎用性のない食材に迂闊に手を出すと、破綻する。

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感想:週刊少年マガジン(2011年01月12日)

2011年01月13日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #75「夢で会えたらむろみさん」

最近感想を書いていませんでしたが、これは無視できない。

むろみさん:
 「たっくんたっく~ん」

 「足生えた☆」


な ん て こ と を … !


人魚さんなのに足を生やすなんて!
どうしてあの生き物は、ほいほい陸に上がりたがりますかね。
二足歩行したって良いことないのに。せいぜい魚の目作れるくらいですよ。これで目が複数に!

最大のアイデンティティである尾鰭を捨てるなど言語道断。
艶めかしい足を見せられたところで、がっかりの溜息しかでないのです。
全く、そんな艶やかで艶やかな足を見せられても、食いつくと思ったら大間違…

むろみさん:
 「あたしは魚であることに誇りを持っと~けんね」
 「人間は好きやけど人間になるつもりは無かよ」

え。あ、そうですか。夢オチですか。
はぁ実際には足を生やす気はないと。そうですか。
まぁうん。それならそうと言ってくだされば。

…足、生えないのか。。

■波打際のむろみさん #76「ひいちゃんとむろみさん」

イルカとは分かりあえない。否、分かりあった上で、奴らは裏切ってくる。それだけのことです。

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「ふたりはプリキュア SplashStar」 再放送開始 その5

2011年01月12日 | プリキュア雑談・総合
美翔さんの戦いもクライマックス。
奇跡の雫も全て集まり、王女様も復活。
大団円です。

■ふたりはプリキュア SplashStar 第43話「夢じゃない!みんなのいる一日」

…大団円だったはずなのに。
どうしてこうなった。私達はこんな未来のために戦ってきたのか。
とうとう再生幹部編、通称「地獄」に突入しました。

本当に…。何と言うか…。思い出して欲しいんですよ。「DX2」を。
カレハーンさん相手に、桃園さんチームはどんな目に遭いましたか?
モエルンバさん単体に、夢原さんチームはどんな有様でしたか?

ましてやそれが、五行的に相性ばっちりの組み合わせで、タッグで襲ってくるんです。
どうなるか、分かってるんでしょうか。
もう一度「DX2」の様子を思い出して、真摯に答えて欲しいんです。



 めきょん。ごきょん。

 どさ。どさどさ…っ

こうなるんですよ。決まってるじゃないですか。勝てるわけないじゃないですか。

花咲さんは「プリキュアは、問題の本質的な解決はできない」をテーマにされています。
そんなもの、とうの昔に美翔さんは体現済みなんです。
プリキュアさんが来てくれたって…。本当に何の解決にもなりゃしない。

復活した幹部さん達は異常なまでの強さ設定。
しかもパワーアップの要因は、美翔さんがせっせと集めたフェアリーキャラフェです。
おかしいんです。それ、美翔さんに支給されたはずの玩具なのに。
パワーアップ玩具が支給されるどころか、何で敵の味方してるんですか。
玩具が売れなかったからって、何もここまでえげつない追い込み方しなくても…。

今日の相手は、火+金。
トリッキーなオールラウンダーの火と、接近戦のエキスパートの金の組み合わせ。
偉い人に聞きたい。この二人相手に、戦って勝てるプリキュアチームがいるのかと。



キントレさん:
 「今は危険だ。一旦退いた方がいい」
 「長年の経験と勘で分かる。今行けば、確実にやられる」

その上、これですよ。油断すらしてやがらねぇ。
しかも仲間意識もかなり高い。
こんなの、どうやって勝てばいいんだ…。



大砲の発射準備してる美翔さん可愛い。

結果的に、暴走したモエルンバさんを一瞬の隙をついて撃破。
現出するスパイラルスター結界の必死ぶりが、ひしひしと伝わってきます。
ラスボス戦でもないのに、もう涙ぐましいまでの泥沼戦。

そうやって必死の思いで今回は乗り切ったけど、絶望はまだまだ続く。
次回は「雨が降っていれば無敵だ」と豪語したドロドロンさんと、水のシタターレ姐さんのコンビ。鬼か。
挙句、更にここから事態が悪化する。どうしてそこまで酷いことができるのか。猫背で震える美翔さんを慰めて欲しい。

美翔さん:
 「…。……。………。」

放送当時は「プリキュアなのに役立たず」と嘲笑されたものです。
でもきっと、「DX2」のおかげで他のプリキュアさんも分かってくれたと思うんです。
別に美翔さんが弱かったわけじゃないんだって。
撮影のたびに、「あ、先輩の対戦相手は○○ですか。先輩にはちょっと厳しいんじゃないですか?代わりましょーか?」と何度言われたことか。
微かな上から目線で見てたあのプリキュアやこのプリキュアも、今頃は反省してくれてるはず。あの黄色いプリキュアめ…!

まぁその「DX2」で。

美翔さんたら、桃園さんたちが破ったはずのノーザさんに一方的にやられてるんで、いまいち強弁できないんですけれど。
あれ…。おかしいな…。桃園さんは連戦だったのに、ちゃんとノーザさんを克服したのに。
いくら相性悪そうな風月キュアだったからって…。これだから美翔さんは困る。


(左画像)
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(右画像)
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夢原さんのテーマの一つは「相性ばっちりだけどバラバラ」。
仲良しだけど、お互いに自分の夢のためにバラバラの道で戦ってる。
だけど心は通じ合ってる、みたいな。

困ったことに、ダークフォールの人たちは、割とその関係に近い。
彼らは基本的に仲は良い。
同じテーマを掲げてるのだから、夢原さん達が大苦戦したのも道理だ。

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感想:「なかよし」 2011年2月号

2011年01月11日 | 少女漫画「なかよし」「ちゃお」感想
■わたしに××しなさい! Mission.21「ボクがまもるから!」

追い詰められてる性格の悪い娘さんは、大変に可愛いと思う。

■野ばらの森の乙女たち SceneVIII「心の奥にとどまる人は……」

最終回。

西園寺さんは幼馴染の穂波さんに告られました。
しかし西園寺さんは、泉様のことが好きです。
泉様も満更ではなさそうです。
だけど、泉様と以前につきあっていた繭子様は、今でも泉様のことが大好きです。
そして泉様も、心の底では繭子様が忘れられません。

なお、西園寺さん・穂波さん・泉様・繭子様の4名は、全員女性です。

そんなお話。

最終的に、泉様は繭子様の元に走りました。
そして西園寺さん。
もはや友情なのか同情なのか愛情なのか分からぬまま、穂波さんにこう伝えた。

西園寺さん:
 「わたし、(穂波)さくらとつきあう…!!」

ぷちりぷちりぷちり…。

百歩譲って、つきあうところまでは許容しよう。
同性でもそれはそれでいいんです。
本当にそれは愛情なのか?という気がしないでもないですが、友情の延長線でもいいんです。
でもですね。
「ぷちりぷちりぷちり…」ってなんですか。その擬音はなんですか。ああそうですか。「ボタンを外した音」ですか。

こうして凶悪な色仕掛けに脳をやられた穂波さんが、西園寺さんを押し倒したところで幕。
ほ、穂波さんは悪くない。あんな行動に出た西園寺さんが悪い。
強靭な反乱を見せた「のばら」の娘さんたちの将来を、慄きながら祝福したい。

…次回の「ラブリー」に後日談が載るそうで。買ってしまいそうだ。

■ハートキャッチプリキュア! 最終話

デューン様襲来。
そして花咲さんは全滅しました。
無力に宙を舞う花の子が、とても可愛らしいです。あーれー。

敗北から一夜明けて。
見事に砂漠と化した世界で、花咲さんはうなだれる。
守れませんでした…。サボテンすら生えてないです…。

でもそんな世界でも、かつてデザトリアン療法を施された人たちはサバイブしていた。
こんなことで挫けていては、プリキュアに笑われてしまう。
そんな彼らを見て、花咲さんも再度立ち上がる。私たちは4人だけど、4人じゃありません!

堪忍袋の緒を盛大に引きちぎり、花咲さんは空へ。
目指すは惑星城。狙うはデューン様。
私達の戦いはこれからだ!


 「ハートキャッチプリキュア」、完。


…もはやこの「大ピンチ」終わりが、漫画版の定番のお約束に。。
まぁ去年の桃園さんよりは前向きに終わりました。
何せマジ落ち込みで終わりましたからね、桃園さん…。

あと「なかよし」本誌では、今後の放送予定が掲載されています。
最終話のサブタイトルも、ばっちり載ってる。
以下、ネタバレ。



 第46話「クモジャキー!コブラージャ!あなたたちを忘れません!!」
 第47話「嘘だと言ってください!サバーク博士の正体!!」
 第48話「地球のため!夢のため!プリキュア最後の変身です!」
 第49話「みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!」


花咲さん:
 「私は最強のプリキュア!!」

どういう文脈か分かりません。しかし見事にチェンジなされる気配は漂ってきます。
その前の「最後の変身」も気になるところ。
変身を一旦解除するのか。させられるのか。それとも何かパワーアップするのか。

何か物凄いカタルシスがありそうなサブタイトルで、大変に楽しみです。
コメント (2)
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