先日読んだ著者の書いた本が新しく出たというお知らせが来たので、購入して読んでみました。
英語スピーキングの本です。
ドクターヴァンス著 「人を動かす英語」
人を動かす英語 (PHP新書) | |
クリエーター情報なし | |
PHP研究所 |
PHP新書から出ていて、そんなに分量がないため、今日仕事先で暇な時間に全部読んでしまいました。(仕事もちゃんとしてます、念のため) 先日読んだ本も興味深いことが書いてあったのですが、今回の本も日本人が陥りがちなスピーキングの欠陥について、いろいろと指摘してあります。
いくつかここに抜き出してみます。
第2章 日本の常識に浸ると、迷路にはまる
<目は心をコミュニケーションしている> は、日本人は上司や偉い人の前では伏し目がちに話しがち。しかし、英語でアメリカ人と話す場合は、ちゃんとアイコンタクトをしなければダメ。相手の目を3秒間見た後、いったん他の場所へ目をそらしてから、再び約3秒間相手の見る、といった具合。
また、面白いと思ったのは、あなたが話した後に相手が目を手で覆うしぐさをした場合は、反対や不快の意を現している!へえ、そう言えば、身に覚えがあるかも…
<ビジネス英単語を効果的に増やす戦術> 基本的には冠詞なども含め、1500語あれば必要な会話はできるそうです。それに100語程度の動詞を加えるといいらしい。
動詞はなかなかうまく使えない。動詞と名詞や前置詞などとの活用が結構厄介ですね。これも100語なら何とかなりそうでしょうか。
第5章 さぁ、グローバルな世界に向かって洗練の種を蒔こう
また、誠意をもって をsincerity で表すと、真意が伝わらないそうです。sincerityの意味は、自分の感じたことや信じていることに対して、正直で偽りがないこと、と言う意味で、「私利私欲を離れて」という意味にはならない。integrityという単語がそれに近いということです。 integrityという単語に出会うといつも、どういう意味なんだろう?と思っていたのですが、今回謎(!)がようやく解けました。
その他にもたくさん面白い記述があります。すぐに読めるし、ためにもなるのでお勧めの一冊です。