赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

冬のいでたち

2009-11-24 | 街・散策(他の街)

   

今回の旅支度。コートは腰までの丈の厚手。もちろんパンツ。

でも、出発前、当日の朝まで迷ったのがセーター(笑)
薄いタートルにしようか、厚いタートルにしようかと。
結局、薄手のセーターにしましたが正解。
空港から市内へ向かうバスも、車内が暖かくてコートを
脱いだくらいだし、デパートの中も同様。
省エネで、昔ほど暑く(?)はしていませんが、やはり暖かい。

むしろ寒かったのは、横浜から羽田に向かうリムジンバス。
ずーっと、コートを着ていましたもの。

函館到着時の気温は3℃。時々雨が降る空模様でした。
そして、翌朝。うっすらと雪が積もっていました(トップ写真)。

その雪も解け、日がさした風景です。 
北海道では、どこにでもあるありふれた風景ですが・・・
道外のかたが見ると、新鮮なのかも。

  

3日目の朝。こちらに帰る日。
しんしんと降って、あたりはこんな感じに
(これも、どこにでもあるありふれた光景ですが)

  

外がこんなですから、帽子や手袋マフラーは必須アイテムですが
中に入ると別世界。
結局、もう一枚持ったセーターが厚手だったため、
3日間同じセーターを着続けることに・・・(笑)

コートも「そのコート、真冬用じゃないの?」と、母に
突っ込まれたし。
こちらの感覚だと、気温3℃は完璧に真冬ですが
地元の人たちは、真冬用に比べると、やや薄手タイプを
着ているのです。

昔、札幌に住んでいた頃、今から真冬~?と思うような季節
(11月)やまだ真冬~?と思う季節(3月・4月)に、
モコモコのコートを着ていたら、観光客だとすぐに分かりましたが
今回の私のいでたちは、まさしく「今から真冬?」だったようです。


家政婦は飛んだ♪

2009-07-03 | 街・散策(他の街)

機内からの津軽海峡。夏景色♪です(古すぎ?)

函館滞在中は、雨や曇り。
今日から晴天が続くようですが・・・日ごろの心がけの悪さが
露呈したってことで(笑)

観光で行ったのではないから、あちらこちら出かけたわけでもなく、
まぁ、曇りや雨でも 関係ないと言えばないし。

お蔭様で、両親はそれなりに元気でした。
でも、年をとると体が動かなくなる上に視力が衰えるからでしょうか?
家の中があちらこちら汚い。
それに、電子レンジやオーブントースターの中。TVのリモコンetcも。
きれい好きでも几帳面でもないアタシですが、さすがに気になり
バタバタとお掃除をしてきました。

娘の私にも掃除をしてもらいたくないのが、両親の本音ですが
今回は<空飛ぶ家政婦>が派遣されてきたと、諦めてもらって。

諦めてくれることに、両親の老いを悟ったりもしましたが・・・。

母が足腰が弱いので、外食はラーメンだけでしたが
おうちご飯でのんびりと、羊肉のしゃぶしゃぶや、イカ刺、
アスパラなどを美味しく食べてきました。
そして、着換えやお土産などの荷物は全て送ってしまい
今日は、保冷バッグに入れたタラコや筋子などを大切に
抱えて帰宅しました。(いつも、食が優先

羽田に着くと風もあり、予想より涼しいな~と思いましたが
地元ターミナルへ行くバスを待っていたら、ジト~ジワリ~
あ~やっぱり湿度が違う
気温の差より、湿度の差の違いをしみじみと感じました。

帰宅してまもなく、昨日送った荷物が届き、その後、メロンも届き
今、我家には そのメロンの香りとともに
摘んできたラベンダー(これは自分で持ってきた)の香りも
漂っています。

眠気を誘うハーブ効果でしょうか?
いえ、やたらに早く就寝する癖がついたのでしょうか?
それとも、慣れないお掃除疲れが出たのでしょうか(笑)?
ひたすら睡魔が襲ってきています。

梅雨空の横浜は、今夜も雨。
静かな雨音を聞きながら、眠りにつくことにいたします。
皆さま、お休みなさいませ


秋の夜に紡ぐのは・・・

2008-11-15 | 街・散策(他の街)

   
                            旧函館公会堂近く 

   
                        函館旧英国領事館から

なにも語らず無言でいるほうが、語るものが多かったりする。
そんなことを、ボソッとつぶやいて・・・

後のストーリーは、見ているかたにお任せしようかしら?

初雪も間近な晩秋の函館を舞台にして・・・
あなたは、どんな物語を紡いでくれますか?  
 
                           

今日は、みょうに静かな土曜日でした。
外の音があまり聞こえてこないのです。
いつも聞こえる、お隣のお嬢さんのピアノの音も聞こえず
外を走る車も静か・・・

何かが起きて、みんながどこかに避難しているのに、
私たちだけ、知らずに残されてるのかしら??
そんなことを思ったほど、静かな秋の一日でした。

こんな静かな秋の夜。
私のブログもいつになく、ひっそり静かに更新しようかと・・
写真を2枚だけ。

<気まぐれブロガー>の手抜きブログ。
どうか、お許しくださいませ                


宵越しの(?)トラピスト修道院

2008-10-28 | 街・散策(他の街)
昨夜は力が尽きて、宵越しのトラピスト(笑)記事です。

昨日の最後の写真。あれは修道院の門。
ここまでは来られますが・・・ここから先は入れません。
  

門といっても、屋根つきの立派な建物。

   

修道院の沿革や、クッキー工場で働く修道士さんたちの
写真が掛かっていました。

   

今回の失敗。事前に申し込んでおけば、男性だけ見学が
できたのに・・・夫と父は、見学ができたのに・・・
(その間、母と私はバカ話でも。。。。あっ、不謹慎かも?)
うっかりしていました。

一昨年の5月。バター色のタンポポが咲いていた場所です。
                 ↓
   

人は入れませんが、デジカメだけ柵から・・・

青空に映える建物。ヨーロッパに来たようです。
   

見学が出来なくても、私はここの風景が大好きです。

整然とたたずむ修道院の建物も、もちろん好きですが
広大な牧草地。そして、ずーっと続くこの並木道!!

   
本当に美しい風景だな・・・と、いつも思うのです。

秋のトラピスト修道院

2008-10-27 | 街・散策(他の街)
 

北海道の10月とは思えない暖かさ。
のびやかに広がる空と、かすかに潮の香りをはらんだ風。

すがすがしく爽やかな秋の香りが、写っているでしょうか?

雪に覆われる日も近づいた大地。そこに咲く小さな花たち
最期の蜜を集めようと、蜂たちが忙しく飛んでいました。

  

一昨年の5月にも訪れた上磯(北斗市)にある、トラピスト修道院。
過去記事の一回目二回目を見ると、タンポポや桜がきれいです。

秋景色もぜひ見たいと、訪れたのですが・・・
紅葉には少しだけ早かったようです。

  

国道から杉木立の中を走り、ここまで来ましたが
斜度のあるアプローチがさらに続きます・・・・

売店の人に「杖をついた母が大変なのですが、迂回路は
ありませんか?」と尋ねると、左側の道を教えてくれました。

車を降りてから、けっこう歩きましたが、こちらは平坦な道。
あの坂道を歩かせずにすんだだけでも感謝です。

  

トラピスチヌ女子修道院は、いつも観光客で賑わっていますが
函館から少し離れている、こちらの男子修道院は、静けさを
守っているようです。

わずかな滞在時間でしたが、写真を沢山撮りました。
明日また続きを書くことにいたします。

・・・そうです・・・
いつもの睡魔が襲ってきたのです・・

機上からの<五稜郭>

2008-10-22 | 街・散策(他の街)

    

今夜7時半過ぎ、自宅に戻りました。

函館滞在中は、こちらと変わらないくらいの暖かさでしたが
あちらは、今夜から冷えてくるそうです。

写真は、行った日。着陸間近の機内から見た、五稜郭です。
左に見える五稜郭タワーから、見たことはありましたが・・・
こ~んな上から眺めるのは初めて!!

五稜郭は、桜と紅葉がきれいな所ですが・・・
今年は、まだ少し早かったようです。
でも、のんびりしていた木々たちも、今夜のヒンヤリとした冷気に
包まれて、秋仕度を急いでいるのではないかしら

そして、今。
私の頭は、秋仕度ではなく・・・眠り支度に入っています。
沢山撮った写真の整理は、明日。
(明日できることを、今日するな。これも、座右の銘

今夜は、そろそろ眠ることにいたします


東海道を行く 品川宿~川崎宿 ②

2008-05-06 | 街・散策(他の街)

時々、パラパラ降る雨を気にしながら・・・
多摩川の、六郷橋を渡りました。(渡し船のないのが残念)
長い長~い六郷橋を2/3ほど渡ると、途中に都県境!!

  

関門トンネルの人道を、ウォーキングコースにしていた時は
トンネル真中あたりに、山口県と福岡県の県境があった。
あの関門トンネルは、750mくらい。
この橋も同じくらいじゃないかなぁ・・・。

橋の上から眺めると、川原にはテニスコートや野球場
そして、ホームレスの住宅が立ち並ぶ・・・

六郷橋、川崎側

ここは、江戸時代に大洪水で橋が流された後、
明治になるまで、渡し船で渡っていたんですって。
  

あの篤姫様は、船で渡られたのでしょうが・・・
明治天皇が京都から江戸に入った時は、沢山の船を出し、
その船と船の間に架けた臨時の橋(?)を渡られたそうですよ。

旧東海道の案内表示。
  
大名を泊めたという、本陣の佐藤家。
タイガースファンの方が熱唱なさる、あの『六甲おろし』を
作詞した佐藤惣之助は、明治時代この佐藤家に生まれた
お坊ちゃまなんですって。

賑やかな商店街や、怪しげなお店の前を抜け
やっと京急・川崎駅へ到着

  

品川宿~川崎宿 約11キロ
所要時間 約3時間
(食事・お茶時間をのぞく)

お天気が悪く、排気ガスの中を歩いたこの日。
3日間の中で、一番長く思えました。

まっ・・写真を撮りいの、キョロキョロしいの・・・だし・・

追伸:今回のシリーズ。タイトルを変更。
距離・所要時間も追記しました。
想定外の長いシリーズになったので、こちらの方が
わかりやすいかと思い・・・って・・自分がですが(笑)


高崎にて

2008-04-14 | 街・散策(他の街)

本日のタイトル。志賀直哉の『城之崎にて』から。。。

日曜日。群馬県・高崎市へ行ってきました。


                
高崎市役所、21F展望ロビーから・・・
赤城山はもちろん。谷川連峰、そして八ヶ岳も見えるらしい・・
でも、この日はそして
この案内ボードを見ながら、ひたすら心眼(笑)で眺めてきました。

                    

先月の記事で書いた、高校時代の担任訪問!!遂に実現。

私たちが卒業してからまもなく、故郷・高崎へ帰り、
定年まで高崎の高校で教えていらした先生。
その先生のお宅へ、千葉・埼玉・神奈川3県にいる同級生たちで、
おしかけて行きました。

12時。JR高崎駅で待ち合わせ。
横浜から行く私は、高崎行き湘南新宿ライナーなので乗り換えは
ないけれど、横浜9:44発で、高崎着11:56。

ひたすら眠っていくつもりが、この日はめっちゃ寒い~っ。
車内は暖房も入っていたけれど、眠りをむさぼるには寒すぎ
。。。2時間。。。長かったですぅ。

でも、電車が遅れずに到着したので良かった。
新幹線で来る人、車で来る人。
そして駅まで来て下さった先生と、無事ご対面

私は、先生とは数年ぶり。友人たちとは、8年ぶり&2年ぶり。
メンバーの中には、卒業以来初めて会うという同級生たちも。
(何年ぶりかは・・・書きませんが・・・)

食事をした後、市役所へ
とっても立派な建物です。ちなみに、展望ロビーは無料。
あいにくの天気でしたが、市街やお堀の周りの桜などは
よく見えました。1週間前だったら、綺麗だったでしょうね
  

この後、先生のお宅へ
先生は、ちょっとお耳が遠くなったようですが、お元気そう。
お友だちとのご旅行や、町内の区長さん(町内会長)を
10年以上もなさったりと、お忙しいご様子です。

エレガントな奥様が出してくださったお茶やお菓子。
美味しい上に、とても綺麗。でも、まさかデジカメは・・・
あ~写真が撮れずに残念と思いながら、
すっかりご馳走になってしまいました。

私たちは、当時の先生の年をはるかに越えてしまい、おまけに
それぞれの子どもさんが、当時の私たちの年を越えている。
でも、いくつになっても先生は先生。思わず緊張したりして

「道内のいくつかの高校を廻ったけれど、やっぱり
札幌N高が一番印象に残っているなあ。
学校祭や運動会など、学校行事が面白いので、
父兄や近所の人が見に来るのには驚いたよー」・・・と。

はい・・やっぱり。
生徒の真面目さなど・・・印象に残るわけはないよねぇ・・
各種イベントが本当に楽しい学校だったもの。
などと、あれこれと昔話に大輪の花を咲かせてしまい、
先生宅を会場にしたクラス会状態。あっと気づくと、帰りの時間

小雨の中を外まで送ってくださる、先生と奥様。
お風邪をひいたら大変と、「中に入ってください」と叫ぶ私たち。
ばたばたしながらの別れでしたが、余韻の残る一日でした。

移動がスムーズにできたのは、車を出してくれた男子のお陰。
とんとんと計画が進んだのは、さっぱりした気性の女子のお陰。
感謝です。

帰りの電車は暖房が効いていて、暖かかったぁ~。

近いし、校風が自由で楽しそう。そして、公立で安いし・・と
ただそれだけで、安易に入学した学校でしたが、卒業後も
こうして故郷を遠く離れた後も、交流ができるのは
本当に幸せなことだな~と、思いながら・・・

暖かな車内。ぬくぬくと眠ってきたアタシでございます  


霜月の刺客?

2007-11-21 | 街・散策(他の街)

↓怪しい影。。。刺客でござるかっ?

   

この橋を渡ってきたか・・・
   

いや・・・お堀を泳いできたのであろうか??
   
   

おっ、刺客が姿を現したか??

だが・・・刺客にしてはご老体でござるが・・・(笑)
   
函館に着いた日は、私を歓迎するかのような晴天
午後から、父と2人で六花亭・五稜郭店へ行く途中
五稜郭公園の散策をしました。
(母はお腹の調子が悪くて行かなかった)

↑橋の上で写っているのは父。
そして・・・最初の写真は、父と私の影です。

五稜郭タワー

この日は、タワーからの眺めも良かったでしょうが
時間があまりないし・・・去年昇ったし・・・と中止。
去年昇ったときも良いお天気だったので、
素晴らしい眺望は体験済みです。
五稜郭やタワーの眺めなど。こちらを

11月9日。
すでに終盤に差し掛かっていた、木々の紅葉ですが
午後の陽射しを受けて、キラキラと輝いていました。
先日、函館にも雪が降ったので、今頃はすっかり
葉も落ちてしまい、白い世界となっていると思います。

                  

コメントをいただいていながら、お返事がとても遅くなり
申し訳ありません。
記事のアップも1週間ぶりだし・・・・

実は、来客があり多忙でしたの。・・・刺客です
腰痛も頭痛も知らないと豪語しているアタシですが
毎年11月になるとやってくる<霜月の刺客>。
刺客の正体は頚椎症というヤツです。

右肩~右腕が重い
それほど痛いわけじゃないけれど、違和感とだるさ。
キーボードとマウスが辛い
そのため、ちょっとだけPCから遠ざかっていました。

でも、軽い消炎鎮痛剤を病院からもらったので
ふだん薬を飲まない私にはよく効くようです。

転んでもタダでは起きないアタシ
「インフルエンザの予防接種はご予約ください」と張り紙が
整形の受付に貼ってあったので・・・ついでにと(笑)・・・
申し込むと・・
「65歳以上の患者さん優先ですが、先生にご相談ください」
先生に「受付で、こう言われたんですが」と説明すると
「いえ、65歳以上限定じゃないんですが
近隣の病院との関係なんですよ。
どこか行きつけの内科があれば、そちらの方でも」

でもね・・・ここの整形。診察までこの日は3時間待ち!!
予防接種でもしないと、3時間は悲しすぎぃ~
と、本音は言いませんが・・
「できれば先生のところでお願いしたいのですが」と
予防接種も無事終了

あとは、<刺客>がお帰りになるのを待つだけ。
そろそろ、ブログのお友だちのお宅にもお邪魔したいと
楽しみにしています。

皆さまも、どうかお体にはお気をつけてくださいね 


北の玄関口

2006-06-30 | 街・散策(他の街)

    

きょうは6月最終日。今年も前半が終わろうとしています。
「トンネルを抜けると雪国だった」の名文は川端康成氏。
トンネルを抜けると・・・2006年・後半期??

画像は先月31日に北海道・知内で撮ったもの。
<青函トンネル北の玄関口>このトンネルを抜けると本州です。

函館駅での切符自販機。
鮮明ではありませんが、黄色で囲んである木古内(きこない)
左隣の駅名が知内(しりうち)・・・
知内の次の駅名は津軽今別。青森県です。
     

本州と九州を結ぶ関門トンネルをウォーキングしていたけれど、
(過去記事:トンネルに響く月の砂漠)青函トンネルは無理
北海道~本州は遠い。人の歩ける人道がありません。
・・・・車道がないほどの距離なので、当然ですが(笑)・・・

そして北の玄関口・知内は このかたの故郷です
       

この駐車場で車を停めると、大音響が響いていました
このかたの歌・・・ですっ。

そういえば、このかたのお顔。トンネルと相似してるかも・・