そして昨日。「お別荘」に入りました。母も私も一緒です。個室で家族と過ごせ、痛みへの対処もすぐにしてもらえる…「入院できて良かった」しみじみと言う父の言葉を聞き、良い選択だったと、改めて思っています。
ここで過ごせる時間が少しでも長くなりますように…。
写真はホスピスの階段踊り場の窓です。コブシ?モクレン?青空に映えるステンドグラスの花に癒やされています。
「今年から、少し書いてみようかと思って」
ノートを用意したという母。
「何を書いたの?」
「なんだったかな??これは良いなと思ったことを
書いたんだけれど」
ノートを見せてもらうと・・・
世の中は、澄むと濁るの違いにて はけに毛があり
はげに毛がなし。
・・・・・・・・
この楽しさ。天性のものでしょうが、本当に救われます。
そして、雪がやんだ時の青空や木々の姿も
私を救ってくれるようです。
都内や横浜での14日の<大雪>!
私は家から出ずに過ごしましたが・・・
鉄道・道路etc・・・大変でした。
あの程度の雪、北国では何でもないことです。
いえ、あの程度で支障が起きていたら、日々の暮らしは
成り立ちませんから。
・・・で・・・今月10日。空港へ向かう前に撮った雪景色。
雪が珍しい道外のかたに、やっぱりお見せしたい。
雪のないところは「ロードヒーティング」している箇所です。
デジカメを構えているアタシ。着ぶくれています(笑)
雪の上を歩くと「キュッキュッ」となる雪。
水分の少ないサラサラの雪です。
片栗粉を握った感触。そしてそれが冷たい。
そんな説明しかできませんが、この雪景色からご想像していただけたら
ブロガー冥利(笑)につきます。
男子修道院のトラピスト修道院。
そこで作られるクッキーは、道内の空港はもちろん
横浜高島屋やそごうでも、買うことができます。
でも、女子のトラピスチヌ修道院のクッキーは幻の味。
いただいたこともないし、見たこともない。
前回行ったときに、院内の売店で尋ねてみると
「16年前から作こちらでは作っていません。今は大分の修道院から
送られてきますが、それがいつになるかはわかりません」
・・・・・・・
それが、今回!!大分から入荷していたのです。
素直に美味しいと思えるお味です。
(でも男子修道院のも美味しい。違いを聞かれても説明はできません)
16年前から製造中止となっているのは、シスターの高齢化と人手不足では?と
私は密かに思っています。
今、神父さまやシスターを目指すかたがとても少ないと聞いています。
たしかに、以前に比べるとシスターの姿を見かけることが少なくなりました。
そして「これまではシスターが学長を務めるのが常だったカソリックの
女子大でも、人材がいなくて男性が学長となっている」と聞いた、その翌日。
北海道の地方紙に掲載されていた、母校の学校案内(広告)を見て
あ~~。と納得。
母校の学長もシスターではなかったからです。
優しい美味しさの<幻のクッキー>をいただきながら、こんな「高齢化」の
現実に想いを馳せらせる「俗人」のアタシ。
きょうは、これから出かけます。
羽田へ。そして函館へ
雪のため、羽田に出戻りにならないことを祈りながら。