赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

孤高のアジサイ?

2014-07-22 | My favorite things

この<はぐれ紫陽花>?に気づいたのは夫ですが・・・

撮らずにはいられません!と、駆け寄るのはワタシ。

  

「ワタシは塀の外で咲きます」と、
自立したのか脱走したのか・・・

どちらにしても、花を咲かせる前のことでしょうね。

そして、こちら↓
 

観光客の多い<基坂>ですが・・・
この子に気づく人は少ないと思います。

こちらも撮らずにはいられません!

腕を伸ばして撮ってみましたが、ボケボケ~。
  

仕方がない。
7・80センチの柵に登って、撮りました。

  

柵から降りて思いました。

面白さへの 好奇心。
柵に登れる程度の 身体能力(?)。
柵が折れない程度の 体重維持。

コレラヲ↑ イジシテイケル ロウジンニ ワタシワ ナリタイ
・・・・と。


そしてこれを書きながら さらに思うのです。
                  ↓       

柵の外に咲く<孤高のアジサイ>を 師と仰ぎ・・・(笑)

巷にあふれるダイエット情報に踊らされることなく
サプリや美容液にも 胡散臭さを感じつつ・・・

日々を重ねていきたい。

・・・と。


<海の日>に ②

2014-07-21 | 街・散策(函館)

紫陽花のむこうには 函館港です。
「海を見ていた午後」のアジサイ。。。

こちらは 今が紫陽花の季節です。

  

函館山を背にして・・・山頂がちょっと霞んでいます
  

雨のイメージが強い紫陽花ですが、晴天でも変わらず可愛い

鎌倉の海を背にした「成就院」のアジサイを記事にしたことも
あったな~と、思い出しています。

  

啄木公園から、紫陽花をお目当てに函館山の麓まで。

期待に応えてくれたように、沢山の花が迎えてくれました。

  
 


<海の日>に ①

2014-07-21 | 街・散策(函館)

今日は「海の日」にふさわしい 晴天でした

啄木公園の石川啄木さん。
晴れた日も、雨の日も、雪の日も・・・
思いにふけっています。

立待岬~函館山が、青空と海にきれいに映えていました。

   

今年は、ハマナスの花に 毒蛾の幼虫発生のニュースがあり
近づかないようにしていましたが・・・もう大丈夫でしょう。

  

花もそろそろ終わり。まだ、咲いている花を見つけて・・・↑

今は、可愛い実をつけています。 
 
 


風が強かったため、飛ばされないようにと帽子を脱いでいましたが
頭上には カモメが何羽も何羽も飛んでいました。

落下物(!)を浴びそうで 恐怖です(笑)。

(トップ写真に恐怖のカモメの一羽が、函館山を背景に写っています)

幸い、落下物を浴びることもなかったので、次の目的地へ

そして・・・

プロフィール写真にぴったりな子を発見しました。
帽子をかぶっているので、「落下物」の危険もないし・・・  

♪海を見ていた午後♪・・・のワタシ(笑)

   


ラベンダー

2014-07-20 | 日々のひとかけら

らら~ らららら ら~ら。らら~ らららら ら~

さだまさしさんの歌が 聞こえてきます(笑)

 

爽やかな香りのする<ラベンダー涼風>が そよそよと吹いています。

 

蜂さんたちも忙しい・・・bu~n。bu~n。
彼らの働く音が怖くて、摘もうとする手を思わずひっこめてしまう。

「何もしません。ちょっとだけお花をください。
お仕事の邪魔をする気はないので、誤解なさらないでね」と祈りながら
摘んできました。

  

今は誰もが知っているラベンダーで、どこにでも咲いていますが
私の子供の頃は、北海道でも、知られてはいませんでした。

ラベンダーの活字を初めて目にしたのは、たぶん・・・小学校低学年。
タイトルもストーリーも忘れているが、翻訳小説でした。
「うちの庭に沢山咲いているから、採っていいですよ」のフレーズ。

後に、ラベンダーが一般化してきたときに「あ~!本で読んだ」と
思い出しましたが、あの頃読んだ子供向けの翻訳小説・・・

あの本は、どんなストーリーだったのか?
タイトルは何だったのか?原作は何だったのか?

いつか、国立国会図書館にでも行って、調べてみようか?
そう思いました。



父の遺影は『満開のラベンダー畑で、麦わら帽子姿』。
生前に父が気にっていた写真なので、自然体の笑顔を
遺影に選びました。

亡くなったのは冬ですが、<心の命日>というのが
もしあるのなら・・・・・
ラベンダーが一番きれいに咲いた日。
そんなことも 思いました。


何とか完成しました。

2014-07-15 | My favorite things

きょうは29℃。こちらの人は「暑い」と言ってますが
湿度は低いし、ワタシには心地よい夏です。

何年ぶりか(ン十年ぶりかも?)の、ソーイング
完成して、何度か着用しています。

はい。北海道の短い夏に間に合いました(笑)
今日も、からりとした夏風をまといながら・・・涼しい~。

  

写真の撮り方が悪く(縫い方も?)、割烹着のようで
テキストを作ってくださった先生に申し訳ないのですが・・・

実際は、とても可愛いチュニックです。

お洗濯してもすぐに乾くし、アイロンかけが楽だし
もう少し丈を長くしたのを、もう一枚縫う予定です。

そして、こちらは昨日見つけたもの。
             ↓
     

ウォーキング用に、スマホ・小銭入れが入るものを探していたのです。

私のウォーキングウェアには、手作り風では合わない。
あくまでシンプルで、サラリと持てるものが欲しかったので、
ちょうど良かった・・・

    

グレーに裏地のオレンジがチラッと見えます。



さ~~~~~ぁ、歩くぞ~~


・・・と宣言してしまうと・・・きっと、歩くだろう。

たぶん・・・


母と娘のプチ脱走

2014-07-12 | ババ弁&ババ語録

古い話です。

ペースメーカー交換のため、母が入院した昨年10月のことです。
(そろそろ・・・時効かと手に解釈して・笑)

ペースメーカー交換自体は、難しい手術ではないが
自由に動けない高齢者にとっては、10日間の入院中に
歩けなくなったり、認知症になったりのリスクがある。

そんな心配があるので、入院中は毎日、朝から病院へ行き、
朝食から夕食まで、病院で過ごしていた。

母が寝ている最中は、院内でお茶を飲んだり、病室で本を
読んだりして過ごし(幸い個室を確保できた)・・・

術後は、病棟廊下で歩行器で歩く練習をしたり・・・と。
(普段使っている歩行器を持ち込んでいた)

退院間近なある日のこと。
病院敷地内の外出はOKだったので、車椅子で外に出た。
北海道の10月にしては暖かくて、とても気持ちの良い日。
でも、念のために母にはコートを着せて、ひざ掛けを掛け、
帽子もかぶっての外出でした。

病院敷地内はバリアフリー。
「ちょっと、敷地外に出てみる?」
「うん。」
「車椅子でどこまで行かれるかしら?」

歩道は車道に向かって、やや斜めに傾斜しているが
車椅子を押すのに支障はなかった。
「シャバの空気は気持ちがいいね~」などと、いつもの
おバカ全開の母。
数分歩くと、某観光施設に到着した。(トップ写真)

中に入ってみると凄い人で賑わっている。
(体育の日の祝日でした)
風邪でもうつされたら大変!戻らなければ・・・
でも、母は楽しそうに周囲をキョロキョロ見てる。
「戻ろうか?」
「もう少し見ようよ」

本来は都会大好き。イベントも好きな母である。

・・・・迷った・・・。

でも、退院後、車に弱い母がここまで来ることはない。
こんなに晴れた日、こんな賑やかさの中にいられるのは
今日が最後かもしれない。
どんなに気をつけていても、風邪をひくときはひく。
ひかない方に賭けてみることにした。

「ソフトクリーム食べようか?」と母。
携帯と一緒に、小銭を持っていたのでラッキー。
「おいくつですか?」と声をかけられたり・・・
「どこからいらしたんですか?」と尋ねられたり・・・
(すぐ近くの病院から、脱走したとは言えない)
内心は「うぜぇな~」と思っているのだろうが
ニコニコと可愛らしく答えている<老女優>。

展望台も登りたそうな雰囲気だったが、いつもなら
すぐに登れる展望台も、混んでいるようなので
さすがに諦めた。

「只今戻りました~」とナースステーションに告げ
ニヤリと笑いながら、病室に戻った私たち。

その後、風邪をひくこともなく順調に退院。

「あの脱走は楽しかったね~」
「おとーさんだったら、真面目だから、戻ろうぜ。と
絶対に言うよね~」
ささやかな<プチ脱走>を、時々思い出しては
笑いあう母と娘。
基本マジメだが・・・臨機応変(?)さ多々ありの
割合が、よく似ています(笑)。

でも、あの日。並んででも、エレベータで登って
眺望を見せるべきだったのかも・・・。

風邪をひかない方に賭けたとはいえ、やはり
臆病になっていたワタシでした。


拝啓 天国の婆や殿

2014-07-08 | 辛口モード

お久しぶりです。婆や。ご無沙汰して、ごめんなさい。

今、大きな台風が来ていますが、こちらは静かで
今日も北海道の夏らしい、爽やかに暑い一日でした。

今朝、こちらの地方紙に面白い投稿があったんですよ。
書いたのは54才のかた。ある朝洗濯機を回していると
長女が「良かったら、これを洗ってくれない」と
洗濯物を持ってきた・・・。

「良かったら・・・」の使い方が間違っていると
言ったが長女には伝わらず、次女に言うと
「嫌なら、そう言えばいいでしょう」と、話の途中で
遮られてしまった。

長女にも次女にも伝わらなかった、この方の
残念さが よくわかります。


今、もし婆やが生きてらしたら、近頃の言葉つかいに
日々憤慨していると思います。

たとえば・・・先日のTVインタビュー。
イジメを受けた子をかばった子に対して
「優しい子供さんに育てたんですね。親御さんの顔を見たい」
感心しながら神妙に答える女性が写っていました。

「顔が見たい」のフレーズを、肯定的に使うものだと思っている
のでしょう。

言葉を覚える時に、海外で育ったのかもしれないし
流ちょうな日本語を話す、外国人なのかもしれません。
それは、TV画面からではわかりませんが、もし国内で
普通に育った日本人なら、信じられない日本語では
ないでしょうか?

婆やが買ってくれた「赤毛のアン」。
全部で何冊あったでしょうか?紫色の装丁がお洒落で
読むのはもちろん、本棚にあってもうれしいシリーズでした。
あの本を訳した村岡花子を主人公にしたドラマが、今
人気ドラマとなっています。
軽快なタッチと、美輪明宏さんのナレーションが好きで
私も見ていますが、疑問に思うセリフがしばしば出てきて
婆やが見ていたら「脚本家出てこい!」と、TVに向かって
叫ぶに違いありません。

たとえば・・・
地主のオヤジさんが華族の令嬢に向かって
「遠慮なさらず・・」のセリフ。

「バカモノ~!遠慮するなと言うのは、上から下への言葉。
家来が殿さまへ<遠慮なさらず>と言いますか??」・・

ふふふ。婆やの痛快な声が、天から聞こえてきたようです。

こんなふうに、言葉使いの基本に疑問を感じることが
多いのは この「花子とアン」だけではないこの頃です。

言葉は変化していくものですし、自分の言葉も完璧ではないと
反省しながらも、こんな時、婆やがいたら一緒にTVに向かって
罵詈雑言を浴びせるのに・・・と残念です(笑)。

さて、夜も更けてまいりました。
今宵、婆やに届けたいお花。睡蓮の写真を同封いたします。
凛と咲く花を見ていると、背筋の伸びた婆やの姿を
思い出します。

では、ごきげんよう・・・おやすみなさいませ。


さくらんぼ狩り

2014-07-07 | Buon Appetito(召し上がれ)

今年も「さくらんぼ狩り」に行ってきました。

昨年は、入園料を安くしていたほど行ったのが
遅かったので、今年は・・・

リベンジ!!成りました。

  

どの木も たわわ。枝が重そうなほどです。

採っては食べ。とっては食べ。
洗ってないなんて・・・言いません。臨機応変、変幻自在(笑)

 

オットが発見!

 

樹液が水あめのように固まっていて・・・・甘い。
メイプルシロップも こんなふうに採れるのでしょうか。

昨年は、「いちご狩り」と「さくらんぼ狩り」に来ましたが
今年の6月は雨が多かったので、いちご狩りは×だったとか・・・

雨が続いた後、サクランボが熟す時に晴天が続いたので
サクランボは豊作になったようです。

広いひろ~い農園の中には、ヒマワリなども咲いています。

事務所の黒板には、来園予定の幼稚園名が沢山書いてありました。

 

草の上を走り回る、小さな子供さんたちの楽しそうな声が
想像できる風景。

「次は、プルーンかプラム。そしてブドウ狩りに来ます」
感じの良い農園主さんたちに そう言って 農園を
後にしてきました


歩きながら・・・

2014-07-05 | 辛口モード

午前中は どんよりしていた空が 午後からはすっきりした晴天。
気温は23℃くらいでしょうか?

買い物へ行くのに、出来るだけ車を使わず徒歩で・・・と
心がけています。
それも、できるだけ緑の多い<遊歩道>を。

木々の間をサヤサヤと吹き抜ける涼風がうれしい
貴重な北国の夏です。

歩きながら、夕食の献立を考えたり
あれこれ、思ったり・・・
そんな<あれこれ>の一つ↓


この前から・・・
TVをつけると「セクハラヤジ」の謝罪。
その後は、号泣議員。

でも、その背後には・・・
「ヤツラ」を選んだ人たちがいるわけですが
今頃、騙された~と思っているのかな~?

こういう輩に限って選挙演説では「命をかけて頑張ります」
なんて、言ってたんだろう。
・・・と思いながらTVを見ていたら・・・
号泣議員が泣きながら「命を」と言ったので、
思わず笑ってしまった。

やっぱりねぇ。

私の場合、命を・・なんて言われたら、チョードン引き。
「あっ、結構でございます」になるけれど
こんな言葉に弱い、素直な人がいるのでしょう。

すたすた歩きながら、ふと思ったこと。

もし、手術の前に「命をかけて執刀します」と担当医が
言ったら・・・
「いえ、麻酔はかけても、命はかけないで」

    

・・・と言うより・・・

手術をお断りして、逃げてくるだろうな。きっと


羊羹@とらや

2014-07-03 | Buon Appetito(召し上がれ)

横浜の両親から・・・
ど~~んっ!!と届きました。

父や母の好きそうなものを、ちょこちょこと
送っていますが・・・
本当にささやかなシロモノ。

でも「いつも送ってもらって。こちらからも何か
送りたいけれど、何がいい?」

「何がいいか言ってくれたほうがありがたいんだけど」


う~~ん。
迷った末に、甘えることにしました。

さらに「何にしよう?」かと迷い・・・


オットこしあん党党首。「<とらや>の羊羹がいいなぁ。
札幌にはあるかもしれないけれど、函館には<とらや>が
ないんだよ。ずっしり重い『棹』を食べたい」と おねだり。

1棹のつもりでしたが・・・3棹!!チョー豪華版。
(すでに1棹食べ始めたので、写真では2棹です)

    

嫌いな食べ物が ほとんどないワタシだが
抹茶系スイーツが苦手。抹茶アイス・抹茶あんetc・・・
(お抹茶を飲むのは好きです)
なぜか、オットも同じ。夫唱婦随です~

オット母もそれを知っているので、売り場で迷ったらしい。
「抹茶味は入れないで」と。
さらに・・・
「小豆も嫌いなの」

???

「とらや」のスタッフさん。困ったでしょうね。
小豆嫌いに羊羹を・・・(笑)

<粒あん(小豆の粒々がある)より、こしあんが好き>が
オット母が変換すると「小豆嫌い」になったらしい。
いや、本当に「小豆嫌い」だと思っているかも・・・

はい。オット母だと、大いにありえます(笑)

それで『おもかげ』2棹、『夏の山路』1棹となったらしい。

「また送るけれど・・・
今度パンフレットを送るから、好きなのを言ってね~」

 ・・・・  ・・・・

オット「いやいや。当分はいいからね~」



「週に一度は『大トロ』の美味しい回転ずしに行くの」と
横浜駅まで、元気にバスで出かける「90才&86才」。
街中の便利なところに住んでいるとはいえ・・・
2人そろって、杖も使わず元気で出かけられるのは
とても幸せなことだと思います。