赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

拝啓 天国の婆や殿

2014-07-08 | 辛口モード

お久しぶりです。婆や。ご無沙汰して、ごめんなさい。

今、大きな台風が来ていますが、こちらは静かで
今日も北海道の夏らしい、爽やかに暑い一日でした。

今朝、こちらの地方紙に面白い投稿があったんですよ。
書いたのは54才のかた。ある朝洗濯機を回していると
長女が「良かったら、これを洗ってくれない」と
洗濯物を持ってきた・・・。

「良かったら・・・」の使い方が間違っていると
言ったが長女には伝わらず、次女に言うと
「嫌なら、そう言えばいいでしょう」と、話の途中で
遮られてしまった。

長女にも次女にも伝わらなかった、この方の
残念さが よくわかります。


今、もし婆やが生きてらしたら、近頃の言葉つかいに
日々憤慨していると思います。

たとえば・・・先日のTVインタビュー。
イジメを受けた子をかばった子に対して
「優しい子供さんに育てたんですね。親御さんの顔を見たい」
感心しながら神妙に答える女性が写っていました。

「顔が見たい」のフレーズを、肯定的に使うものだと思っている
のでしょう。

言葉を覚える時に、海外で育ったのかもしれないし
流ちょうな日本語を話す、外国人なのかもしれません。
それは、TV画面からではわかりませんが、もし国内で
普通に育った日本人なら、信じられない日本語では
ないでしょうか?

婆やが買ってくれた「赤毛のアン」。
全部で何冊あったでしょうか?紫色の装丁がお洒落で
読むのはもちろん、本棚にあってもうれしいシリーズでした。
あの本を訳した村岡花子を主人公にしたドラマが、今
人気ドラマとなっています。
軽快なタッチと、美輪明宏さんのナレーションが好きで
私も見ていますが、疑問に思うセリフがしばしば出てきて
婆やが見ていたら「脚本家出てこい!」と、TVに向かって
叫ぶに違いありません。

たとえば・・・
地主のオヤジさんが華族の令嬢に向かって
「遠慮なさらず・・」のセリフ。

「バカモノ~!遠慮するなと言うのは、上から下への言葉。
家来が殿さまへ<遠慮なさらず>と言いますか??」・・

ふふふ。婆やの痛快な声が、天から聞こえてきたようです。

こんなふうに、言葉使いの基本に疑問を感じることが
多いのは この「花子とアン」だけではないこの頃です。

言葉は変化していくものですし、自分の言葉も完璧ではないと
反省しながらも、こんな時、婆やがいたら一緒にTVに向かって
罵詈雑言を浴びせるのに・・・と残念です(笑)。

さて、夜も更けてまいりました。
今宵、婆やに届けたいお花。睡蓮の写真を同封いたします。
凛と咲く花を見ていると、背筋の伸びた婆やの姿を
思い出します。

では、ごきげんよう・・・おやすみなさいませ。


歩きながら・・・

2014-07-05 | 辛口モード

午前中は どんよりしていた空が 午後からはすっきりした晴天。
気温は23℃くらいでしょうか?

買い物へ行くのに、出来るだけ車を使わず徒歩で・・・と
心がけています。
それも、できるだけ緑の多い<遊歩道>を。

木々の間をサヤサヤと吹き抜ける涼風がうれしい
貴重な北国の夏です。

歩きながら、夕食の献立を考えたり
あれこれ、思ったり・・・
そんな<あれこれ>の一つ↓


この前から・・・
TVをつけると「セクハラヤジ」の謝罪。
その後は、号泣議員。

でも、その背後には・・・
「ヤツラ」を選んだ人たちがいるわけですが
今頃、騙された~と思っているのかな~?

こういう輩に限って選挙演説では「命をかけて頑張ります」
なんて、言ってたんだろう。
・・・と思いながらTVを見ていたら・・・
号泣議員が泣きながら「命を」と言ったので、
思わず笑ってしまった。

やっぱりねぇ。

私の場合、命を・・なんて言われたら、チョードン引き。
「あっ、結構でございます」になるけれど
こんな言葉に弱い、素直な人がいるのでしょう。

すたすた歩きながら、ふと思ったこと。

もし、手術の前に「命をかけて執刀します」と担当医が
言ったら・・・
「いえ、麻酔はかけても、命はかけないで」

    

・・・と言うより・・・

手術をお断りして、逃げてくるだろうな。きっと


8月最後は大雨

2013-08-31 | 辛口モード

去年のブログを読むと、暑かったのですねぇ。
8月最後の函館。

今年は大雨です。
車を運転していても、バシャー
「船じゃないぞ」と叫ぶ!道路もありました。

トップ写真は、今日はしませんが「日よけ」。
暑い日差しを遮る、駐車中の必須アイテム!

・・・・ですが・・・

こちらの車。ほとんどしていません。

横浜だと、ほぼ100%していたようですが
それだけ、こちらの暑さが厳しくないという
ことでしょうか?

そう。暑さは厳しくないのです。
それなのに・・・先日の免許更新時の
講習会場の室温設定。
驚きました。

はい。辛口モード炸裂
    ↓      ↓      ↓

外気温26℃あるかないか?の午前中。
直射日光の当たらない室内。
出席者は20人弱で、空席が半分以上。

寒いので、開始前に担当の女性に聞いた。
「設定温度低くないですか?」と。

初めに規則ありき。規則こそ生きがいよ。
みたいなお顔の女性(婦人警官OB?)が
威厳を持って言いました。

「26℃に設定してますが寒いですか?」

はぁ~?26℃?

寒い暑い以前の問題でしょう?
・・と思いましたが・・・・
この類の人とは話したくない。
(はい。勝手なポリシーですが)

「ほぉー」「はぁー」の中間的発音(笑)で
その場を去ったが・・・

この運転免許試験場は26℃設定と
決まっているのでしょう。
夏の間。たぶん8月いっぱい。
外気温に関係なく、室内の人数にも
関係なく・・・
黙々と規則を守る。

交通規則とは違うんですが・・・

まぁ、わからないヤツはわからない。
とりあえず、新しい免許証とブログネタを
いただいてきました。


丸くなんか ならないぜ。

2012-05-31 | 辛口モード

前回帰省したのは、昨年12月。

11月に母が骨粗鬆症で入院したが
「あんたが来たからといって 治るものじゃないから
来なくていいからね。大丈夫だから」という
相変わらずの<自立心>・・・・
行かずに我慢するのも親孝行と思い 1ヶ月待ったが
退院する気配がない。

ついに我慢できずに 行ったのが12月。
年末帰省の前だったので、いつになく羽田空港も空いていた。

・・・今日は その羽田でのこと・・・
JALの手荷物検査を受けようと、自分のバッグが来るのを
待っているとき。
係りのオニイサンたち。しゃべる・しゃべる!!
「○期の連中は云々」「きょうは○期の女の子たちも来る」
はい。完璧私語です

うん。海外の空港だったらよくある。
「は~いボブ!調子はどうだい?」「最高だぜ~」とか
「マリア!ロベルタとはうまくいってるの?」「ラブラブよぉ」etc・・

でも ここは日本。オニイサンたちの会社は日本の会社だよ。

こんなことから教えなければならない上司が気の毒。
まっ、この連中の上司でもないし まして製造責任者(親)でもないのだから
放っておこう・・と思い、バッグが出てくるのを待っていたが・・・
(その間も 今夜の飲み会の話。ワタミで6時だって・笑)

はっと気づいた。
空いていた検査場。待っている客は私だけ。
他に客がいるのなら まだ許せたけれど 私だけが失礼な扱いを
されているわけ?

バカヤロ~!オバサンをなめるんじゃねぇ

バッグを待っている間、3人いたオニイサンが1人になったが
彼が私にバッグを渡すとき・・・
静かに。あくまでも静かに 小さな声で でも鋭く!

「私語はみっともないですね」

そのニイチャン。突然直立不動になり「はいっ!申し訳ございません」

ふぅ~ん。謝り方のマニュアルは覚えているんだぁ~と 思いながら
全て無視!
再度 謝罪していたが それもシカト。
バッグを渡されたとき、それを渡してくれたことに対して
ただ一言「はい。ありがとう」。

この夜。たぶん「和民」で 「あのババアが」と忘年会のサカナに
されたのかも。
ふん!けっこう毛だらけ。
だったら こちとら 寿司のネタには絶対にならない お前さんたちを
ブログのネタにしてやろうじゃないの!(オンナ寅さんだぁ)

だいぶ前に見た 雑誌広告。サントリーのだったかしら?
阿久悠や安部譲二など そうそうたるシニア世代数人が
強面の顔でずらりと出ていて そのコピーが「丸くなんかならないぜ」
だったような??

はい。私もなりません。
オバサン→オバアサンになっても 鋭くいこうと思っています。
(騒がず、あくまでも静かに!)

写真は 私の大好きな 丸くて可愛い「小夏」ですが(笑)


善意ですが・・・

2012-05-19 | 辛口モード

その1
昨日。宅配便を出した窓口でのことです。
「同一割引をお持ちじゃないですか?」と窓口の40代~50代女子。
(一年以内に同じ住所に出すと50円引きになる)
「割引は知っていますが、持っていません」
・・・で・・・
事務処理がやっと(手際が良いとはいえなかった)終わったのだが

「同じご住所にお出しになると割引になりますので・・・」と始まった。
あ~~~
善意の人なのでしょう。
真面目で真正直で親切な女性なのだと思います。

・・・でもね・・・「知っている」ってさっき言いましたよ。
それに、送り先をご覧になって。「○○ホテル 宿泊者 赤い靴」です。
一年以内に同じホテルを利用なさるかたも、もちろんいるでしょう。
でも、少数派だと思います。

悪い人じゃないのですが、こういうタイプが私は苦手。
性格は悪くはないけれど、申し訳ないが・・・センスが良くない。
ファッションとかインテリアのセンスじゃなく、生きていくセンスとか勘とでも
いうのかしら??

その2
帰りにクイーンズ伊○○でレタスとトマトを買ってレジに並んでいた。
私の前は会社帰りと思われる30才くらいの男性が焼き鳥弁当とビールを
カゴに入れていた。
その男性の番になり・・・レジ女性「ビールは別にしますか?」
男性「いえ、いいです」
「でも、お弁当が暖かいしビールがぬるくなりますよ」
男性「いや、いいです」

・・・あ~~本日2度目の遭遇!!
親切はよくわかる。でもあなたはこの人の母じゃない。
近所のおばちゃんでもない。仕事中の<あなた>なのです。

真面目や親切はもちろん大切だけど、場を読むセンスや
勘はそれ以上に大切だな~と、改めて思った昨日。
わが身に置き換えても、充分に気をつけねば・・と思いました。

・・・・でも・・・その2で並びながら・・・・
悪戯心と茶目っ気心がささやきました。

「お兄さん、別にしてもらった方がいいよ。お弁当も不味くなるし
ビールは温くなるし・・・最悪じゃん!」と、ちょー余計なお節介で
後ろから叫んでみたら・・・と。

うん。それも面白そうですが
もう少し先。老後の楽しみにでもしておきま~~す。

って・・・気の毒なのは前のお兄さん??(笑)


何とか停電?

2011-04-02 | 辛口モード


地震以来お休みだったバレエのレッスンが再開。
横浜駅まで出かけるのも、地震以来です。
照明を落とした電車内や駅。そして、地下街やビルの中ですが
海外旅行に行ったときを思い出しました。
先進国と言われている国でも、日本に比べるとずっと暗かった記憶が
あるので、今までの日本が明るすぎたのかもしれません。

久々に会ったレッスン仲間たちとの会話は「あの時どこにいらしたの?」
私が更衣室に入ったときも、そんな会話の真っ最中でしたが・・・・

「なんとか停電、ウチのところはないのよー」と・・・
無邪気に話す声が!


・・・・・はぁ??何とか停電??・・・・

密かに心の中でつぶやきました。 

「アホちゃうか?」(なぜか関西弁・笑)

北海道の人や関西の人などが「何とか停電」と言うのならわかります。
でも、このオバ様は横浜在住。
連日連夜「計画停電」と騒がれている首都圏に住んでいる人なのです。

停電になると水が出ない、エレベーターが止まる。
我家の場合はその程度のことですみますが、製造業や商店のかたなど
停電のために<しのぎ>に影響しているかたがいらっしゃるのです。

それでも「何とか」ですか?

いえ、固有名詞を忘れることもあります。
人の名前がとっさに出てこない時もあります。
だから、他のお仲間が言ったのなら「ふふふ。計画でしょ」で済むのですが
常日頃から、なんだかなぁ~的な人なので。

ごめんなさい。ここから吠えます。
吠え声を(笑)聞きたくない方は、これから先を読まないでくださいませ。

           

潔癖症。それは良い。
レッスンフロアで靴を脱ぐことを極端に嫌う。それも良い。
更衣室の床も気持ち悪いらしい。人それぞれだから、それも仕方がない。
でも、だからといって、更衣室でお着替えするときにバレエシューズを
おみ足につっかけたままは、いかがなものか??
シューズで歩いた彼女のあとを、私を含めて他のメンバーは素足で
歩いているのです。

それと、、毎回ではないがレッスン中のトイレ行き。
トイレが近いのは仕方がない。
「若い頃からなのー」とおっしゃっているから、そういう体質なのでしょう。
でも、学校時代の授業中にも行ったのだろうか?
教えてくださっている先生にも失礼だし、クラスの集中力をそぐことにも
なるのですが・・・。

「高島屋でお茶を飲んできたから~」と無邪気におっしゃったことも・・・。

子供じゃないのです。わずか1時間半のレッスンです。
自分の体質に合った自己管理というものがあるのでは??

と・・・まぁ、今までこんな風に思っていたので「何とか停電」で
ワタクシのブレーカーも切れたわけですが・・・・

覚えの悪い生徒たちにぶち切れもせず、どの生徒にも優しく辛抱強く
そして、熱心に教えてくださる先生のお姿を拝見しているうちに
気持ちのブレーカーを切り替えて、レッスンを受けることが出来ました。

トップ画像は今日。図書館に行った時に撮ったものです。
開花した桜も、間もなく見ごろとなるでしょう。
震災の影響でお花見も自粛傾向にあるようですが、みんなが負の方向に
向かっていては、元気のない所が増えるだけ。
お出かけもお遊びも、出来る方はなさったほうが良いと思うのです。



ただし・・・・節電はなさってくださいまし。
「何とか停電」を、少しでも避けるために


看板を背負っているのに?

2011-02-04 | 辛口モード
拝啓 天国の婆や殿

今月初めの新聞に載ったように、首都圏は晴天カラカラの日が
続いています。
大雪に悩まされている地方の方々には申し訳ないほどですが
カラカラに乾燥しているため、風邪ひきさんが増えているようです。
でも婆や。私は風邪をひくこともなく、相変わらず元気なので
ご安心くださいね。
「小さい時はあんなに弱かった子が・・・」と遠い目をして
幼かった私を思い出す婆やの顔が浮かんできます。

元気でいられることに感謝!せめて献血でも・・・と思い、手打ち麺の
教室(前回の記事↓)の後、献血ルームへ行ってきました。
   
   

献血ルームがあるビルの窓にも晴れた空が広がる暖かな昼間。
フィットチーネの試食でお腹もいっぱいだし、体調も上々!
こんな日は私にとっての「献血日和」です。

問診や血液検査の後採血するのですが、歯医者さんのような
リククライニングシートにゆったり座り(寝て)、シートのテーブルに
設置されているTVを見ながらの採血・・・。
そして、インテリア設備やタオルなど全てが柔らかな淡いピンク。
エステサロンのような雰囲気を、婆やに見せたいなと思いました。

でも・・・とても呆れたことがあったのです。
問診の先生が病歴の有無や体調などを尋ねた後「私は献血を
したことがありません」と、おっしゃったのです。きっぱりと!

はぁ~~??どういう意味で言ってるのか。どう答えたらいいのか
とまどい・・・「そうなんですか」とだけしか言えませんでしたが。
言外に「物好きですね」というニュアンスを感じとったのは、私の
思い過ごしでしょうか。
もしかすると「私は献血をしたことがないので貴方は偉いですね」と
言いたかったのかもしれません。

でも、どちらにしても不適切な発言としか思えないのです。
この場で白衣を着ているお立場。ある意味、赤十字の看板を
背負っているわけなのですから。
銀行員が銀行カウンターで客に向かって「私は預金をしたことが
ありません」
もしくは、メーカーの営業マンが「私はうちの商品を使いません」と
公言するのと同じではないかと思うのです。
身内や友人などに、看板を背負っていない私人の立場として
言うのなら問題はないけれど・・・
お年を召したドクターだったので、リタイアなさった後に非常勤で
週に何日かいらしているのかもしれませんが、今この場では
献血を呼び掛けている赤十字の組織の中にいるのです。

お仕事中!ONのランプが点いているのですよ!と
言いたかったけれど、言ったところで解らないのでしょうねぇ。

「みんながそうとは限らないけれど、先生と呼ばれる人たちは
感覚が違い過ぎる」そう言ってた婆やの言葉を思い出します。
たかが一言ですが、何気に発する一言はその人の生き方の
センスがわかるものなのですね。

あっ、採血はそのドクターではなく看護師さんでしたからご安心
くださいね(笑)
子供時代に血管が出なくて辛かったのが嘘のように、今は点滴も
採血も楽な私・・・
「血管が太いから早く採血ができますね」とのことなので
他のかたに比べると、時間も短かったようです。

「採血後はロビーで水分を補給して休んでから帰るように」という
アドバイスに従って、コーヒーとアイスをいただき、ロビーにあった
「きょうの料理」のテキストも読み、充電&充足。
そうなんです。今や、至れりつくせりのサービスなんです。
ただ、こんなサービスで献血者を増やそうとしても限界があるような
気もします。
たまたま聞いてしまった老ドクターの一言。
そんなドクターがいることを知らない(知っている?)組織自体の
限界のような気もしましたし・・。

きょうの横浜は暖かくて3月の気候でした。
婆やの好きな梅も咲きだしています。
ほのかな梅の香りが天国に届きますように・・・
そう祈りながらペンをおきます。

土足男

2010-12-05 | 辛口モード



10月のことです。函館から羽田に向かう機内で
こっそり撮った一枚。
窓の外を撮ったりしながら・・・なにげに。

JALのJクラスシートですが前に席はなく壁状態(?)に
なっています。
もちろんきれい。ぴかぴかです。

この足!!私の隣の席に座った50代男性・・・
いえっ、このような輩を男性とは呼びませんわ。
<50代おとこ>でした。
Jシートにはシート下に足を乗せる、フットなんたらも
あるのですが・・・
長い足を持て余すならともかく、壁までやっと届きましたな
感じなんですが・・
どうしても伸ばさなきゃならないご事情があるのなら
せめて靴をお脱ぎになったら??

この<土足男>・・・隣にきたときからや~~な感じだった。
バッグをシート上の収納に入れるのにも大げさな音をたて
席に着いたと思ったらすぐに立ち上がり、今入れたバッグの
中からipadを取り出した。
長く生きていると(笑)些細なことでも殿方の品性なる
ものがわかるものでございます。

・・・で・・・そのipadを使い始めた。
はぁ~~?これから離陸だよ。「全ての電子機器の使用を
やめてください」と機内アナウンスがあったじゃん。

やがて、スッチーが来て注意。
土足男の横通路に屈みこんでの注意なので、靴の横に
スッチーの顔があったのが気の毒でしたが、上から目線で
注意しないのは、さすが接客のプロだと密かに脱帽

暴れるかも?と心配でしたが「上空を飛行しているときは
ご使用になれますので」に納得したらしく使用停止。

その後、ご使用になれます区間の時はもちろん・・・。
それは良いけれど・・・

着陸の前アナウンスされているのに、まだ止めない。
(ちなみに、お耳が不自由なのではない)
またまた・・・スッチー登場。
このバカッタレ!くそオヤジ!と彼女の心の文字が読めそう
ですが、顔にも態度にも出さず・・・
密かに心の中で拍手のアタシ。
この時も土足男はすんなり止めました。

しかし・・・壁に足を突っ張らせ状態(笑)は変わらず。

函館~羽田。アタシの頭は???でいっぱいに
なったのでございます。
この土足男にも妻や子供はいるのだろうか?という
???で。


底も大切ですが・・・

2010-05-12 | 辛口モード

年末大掃除反対同盟のアタシは
気候の良い5月にがっつり掃除派です。
プラス・・・冬物衣類の洗濯&片付けもあり
今月は忙しい月でした。

・・靴もお片づけ。
冬の北海道にすっ飛んでいくときのために
前回の帰省で買った、雪道に強い「防滑」シューズ・・。





おかげ様で両親に何事もなく、すっ飛ぶ事態に
ならなかったので、一度もはかず新品のまま。

「ありがたや。ありがたや」と手を合わせて
箱にしまおうと思ったら・・

はぁ~~??



一度もはいてない靴の縫い目が切れている。
買ったときは、たぶん大丈夫だったと思うけれど
しまい方が悪かった??
でも、玄関の靴箱(通気性よし)です。
今まで、こんなことはなかったし。

昨日、知り合いの靴屋さんに見せて尋ねると
「これは製造過程の問題だよ」と、断言!!
さらに「しまい方とかじゃない。本来切れちゃいけない
ところが切れているんだもん。良い皮だねぇ。
高かったでしょう」とも・・・。
(まぁ・・そこそこのお値段でした)

さて、どうしよう
購入してからずいぶん経っているし
レシートもありませんが・・・
でも、ひど過ぎる事態ですっ!!
滑らないための底も大切ですが
背面だって大切。

とりあえず、購入したMデパートにメールでも
してみようかと思っています。


されど・・・センス

2009-10-15 | 辛口モード
  

些細なことですが・・・
トイレの個室ドアに付いている物掛けフック。
やたら高いところについていることが、よくありますが
手を伸ばして、バッグをかけるたびに憤慨しています。
(私の身長は156センチ)

なんでやねん!!

ドアの高い位置に付けていると、外からの盗難も発生する。
ご用の最中に、スルスルと持っていかれたバッグの話など
よく聞きますが・・・。

コートを掛けるため?
でも、手を伸ばして掛けるのだから、床から170センチはある。
そんな十二単みたいなコートを引きずってる人・・・

いてはりますかぁ~?

もちろん、フックが適切な位置の個室もあります。
トップ写真は、横浜中華街・菜香新館で撮ったものですが
ここのは、そんなストレス皆無の、センスある空間でした

そう。こういう些細なことって、センスですよー。

そういえば、先日、区の図書館でのこと。
かつては自由に読めた新着雑誌ですが、モラル低下の昨今
盗難防止からか、カウンターで係りの人に頼んで手渡しして
もらうシステムになっています。

「そこにある、○○の11月号を見せてください」
「・・・」無言で手渡された雑誌。
表紙が逆さでした~
専任の職員が減り、アルバイトが多くなってる図書館ですが
60代後半のこのかた(男性)・・・上司に書類を渡すときにも
逆さに渡すのでしょうか?
それとも、この時だけ、うっかり??
表紙モデルに見とれちゃったとか(笑)
(うふっ。アタシに見とれたとか・・。ないない

逆さに渡されても、雑誌に怪我はないし・・
トイレのフックが高くても、手を伸ばせばすむことだし・・

些細で些末なこと。たかが雑誌。たかがフックの高さ。
でも、されど・・・なんですよ!!

何気に、キラット光る気遣いや気働き!!
そうした仕草や仕様(作り)。
それがセンスというものじゃないかと・・・
秋の夜の、つれづれに思う赤い靴でございます。