赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

名演技?

2013-10-18 | ババ弁&ババ語録

昨日の夕刊記事。
駒ヶ岳も初冠雪だったと知りました。

札幌育ちの私は、北海道の屋根と言われる大雪山に
初冠雪があった時、札幌近郊の手稲山の初冠雪。
そして、札幌市内に初雪が降ったとき。

それぞれの冷え方をはっきりと覚えています。

でも、函館では新参者。
昨日の寒さが、近郊の山に初冠雪があった時の
冷えかただと インプットしなければ。

さて、昨日退院してホームへ帰った母。
今日尋ねてみると・・・
お風呂に入れてもらった後でした。
ドライヤーで髪を乾かしてもらっている間
私は部屋に入り、持参したものを冷蔵庫に
入れたりしていましたが・・・・

ドライヤー中に、通りかかったお掃除の人に
母が茶目っ気たっぷりに
「Mさん、今ワタシお風呂から上がったの。
どう?」と、聞いたらしい。
笑いながら「きれいですよ」とMさん。
ドライヤーをかけてくれたスタッフが
「無理に言わせる~?」と突っ込んだらしく
賑やかな笑い声が聞こえてきた。

昨日は私たちが帰った後に、看護師のKさんが
部屋を尋ねてくれたらしい。
「Kさんが入ってきたとき、どなたでしたか?って
聞いたら、一瞬驚いた顔をしていた」

入院中に認知症になったと思ったんでしょうね。

真面目な顔で尋ねた場面が想像できますが
ったく・・悪戯ばばあ!


<もうろく>って感じ?

2013-10-17 | ババ弁&ババ語録

今朝は冷えました。
母のホームへ向かう途中にある、道路脇の温度表示を
見ると・・・2℃。AM6:30頃です。

近郊の山。横津岳に初雪が降ったそうです。
トップ写真は 母の病室から撮りましたが
白い雲の下・・・山頂付近に冬が訪れた痕跡が白く
見えています。

3日前の写真、病院ベッドの枕元です。

  

「LOVE BODY」はラジオが落ちないよう、ベッド柵とマットの間に
挟んだ通販雑誌。
ラジオ前面に ブザーを鳴らす<ナースコール>が写りましたが・・・

これをマイクのように口に当て「看護師の皆さまへ お伝えいたします。
○○○号の△△さん(自分のこと)は 大変難しい患者さんです。
充分気をつけて接してくださるよう お願いいたします」

夫と私の前で、おバカな演説をしてくれた(爆)。

今日も・・・何かの話から・・・
「今は使わなくなったけれど、<もうろく>したっていうでしょ・・略」

夫「お母さん<もうろく>って書ける?」

「いや、書けない。もうろくして 覚えていない。
昔は書けたんだけどなぁ。
・・・いかにも、もうろくって感じの字だよ」

一事が万時この調子。舌好調です。

迎えに来て下さったホームのスタッフたちには
「お口がうるさいから縫ってもらえって鬼娘(ワタシのこと)から
言われたの。でも、口腔外科の先生がお休みで・・・」

はいはい・・・。
これから先、もっと歩けなくなったとしても お口は
達者でお願いします。
笑いっぱなしで いちいち覚えていられないけれど
ブログネタにしますから。
その為、カテゴリーも変更しましたよ。

口腔外科の先生は ずっとお休みしてもらいましょうね。


さて<もうろく>を変換すると
<耄碌>でした。

老いに立ち向かうような言葉の<アンチエイジング>。
それはそれで 凛々しいが
自然の成り行きをゆる~く認める
<耄碌した>という言葉も 日本的雰囲気で
良いなと改めて思います。

でも・・・いかにも<もうろく>って感じですか?

耄碌・・・・


栄養失調?

2013-10-15 | ババ弁&ババ語録

お陰様で 母は順調です。
抜糸も終了して、退院も決まりました。

毎日、私が付き添って弱った足のトレーニング。

歩行器で、ゆっくりゆっくり病棟の廊下を歩く
50m程度のトレーニングです。

途中・・・出会ったナース。

その何というか・・・
とても頼りがいがあるというか・・

背も高いが、横幅も前後幅もた~っぷり。
白衣のマツコデラックスのような・・・。



母の歩行器がぴたり・・・と停まる。


曲がった小さな背中が、驚きを見せている。



そして・・・小声で言った。



「栄養失調?」

 

・・・そう来るか~。



想定外からくるユーモアに、いつも負けています。


イベントに一切出ず、自称「地味」な母ですが
ホームの職員さんたちの間でも「○○さんは面白い」と
すっかり評判になっているようです。

もともと背が低かったのに、圧迫骨折の影響で
腰が曲がったため、身長は130センチ?
あるかないか・・・ですが・・・

入院前に「○○さん、身長は何センチですか?」と
ホームの職員さんに聞かれた母。
(入院の書類に必要項目だったらしい)

「えっ?自称160センチ」

母不在のホームでは スタッフたちが
これで盛り上がっているとか。

母の事務所を作って、お笑いバアバで
売り出そうか?と夫と話しています。



あっ、上記記事に関して・・・
マツコデラックス風ナースに対しての偏見では
ありません。念のため。
ユーモアをご理解くださる皆様ですので
心配はないと信じておりますが・・・。

トップ写真は 母の薬箱。
朝と夜だけで、いつも昼は空いていますが
入院中の今は空きだらけ。
母の部屋で 主の帰りを待っています。


ダブルな甘さ

2013-10-14 | Buon Appetito(召し上がれ)

涼しくなろうと、寒くなろうと・・・
ワタシのエネルギー源は これです!

今も どこかの「北海道物産展」に出店
しているはずですし
道内各地の空港のお土産コーナーに
必ずある「チーズオムレット」のお店。

はい。こちらの ソフトクリームです。

  

函館駅に近い松風店に入ると、男子高校生の集団が!
ケーキケースの前で、あれやこれやと賑やか・・・(笑)
修学旅行生がお土産を買いに来たらしい。

買い物は この一団が去ってからにしよう。
先に2階で ソフトを食べよう。と夫と2階のティールームへ。

可愛い雑貨屋さんのようなインテリア。


この日は他にお客様がいなくて、貸切状態。
 

そこへ・・・
「こちらもどうぞ。ご試食してください」と運ばれてきた。
蒸ショコラ。→訂正:蒸し焼きショコラ

 

えっ?お一人様1個の試食って、サービス良過ぎない?と思いながらも
「ありがとうございます」と、ありがた~くいただきました。

チーズオムレットのチョコバージョンです。


ソフトクリームと甘さダブル攻撃ですが、無敵の私たち。
美味しかったね。下のお店も そろそろ落ち着いた頃かと
1階に降りると男子高校生は帰った後で、店内ひっそり。

焼き菓子を少し買い、レジでポイントカードを出すと
「函館のかただったんですね」。
旅行者だと思ったらしい。
それで分かった。ご試食大サービスの謎が解けました。

「いつもは家から近い○○店なんだけど、ソフトクリームが
ないでしょう?それで、こちらに伺ったんですよ~。
○○店でも ソフトクリーム出してくださいよ~」などと
感じの良いスタッフ(どのお店も感じが良い)に 話していると
再び賑やかに入ってきました。
今度は女子高生!!
ケーキケースを覗き、あれこれ迷ってから2階へ。

あ~良かった。静かな時に食べられて。
しかも、ご試食付きだったし(笑)

  

この可愛らしいお店に 観光客でない中高年夫婦が来るのは、
もしかすると・・・珍しいのかもしれませんね。


咲き残る

2013-10-14 | 日々のひとかけら

図書館の近く。ひっそりと咲いていた「紫陽花」です。
咲き残っていた・・・と書くのが適切かも。

ひっそりと、しぶとく「咲き残る」。
「咲き誇る」のような驕りや派手さがないし
いいなぁ~。我人生の<指針>としたい(笑)。


図書館は五稜郭公園の目の前にあります。

     

水に映った空が好き。景色が好きです。



水面に反射する光を撮りたいのですが・・・
私の手には負えません。


この日は ぐるりと一周。ウォーキングです。

 


カメラ目線のカモさんがいたり・・・

 

港町らしく、カモメさんも。
  

寒くなったので、お堀のボートも暇そうですが
お堀の周りは ウォーキングやランニングの人がいて
たまたま・・・人の姿のない一瞬。
公園の 静かな<ひとかけら>を撮ってみました。
  

 近づきつつある「白い季節」を前にして
歩くのなら今のうち・・・と少しだけ焦ります。

きょうの函館は、気温は18℃くらいでしょうか?
風もなく、穏やかで暖か。
まさに「小春日和」な日です。

こんな暖かさ・・・今年最後かも?と思うと
やっぱり焦りますが・・・

はい。
焦らず、慌てず、しぶとく「咲き残る」!ですね(笑)


病室からですが・・・

2013-10-12 | ババ弁&ババ語録

しばらくお休みしてごめんなさい。

マフラーは編み終えましたが、母の病室に
毎日通勤(笑)しています。

   

入院といっても、かねてからの予定で
ペースメーカーの交換です。

順調にいき本人も元気ですが、弱っている
脚力がさらに弱くなり・・・・
退院するまで、体調を見ながら<立ち上がり>
<歩行>とトレーニングが必要。
本人もわかっているので、様子を見ながら
部屋や廊下で、緊張しながら付き添っています。

本州方面は10月とは思えない暑さのようですが
こちらは、青空にナナカマドの赤い実が映える
季節になりました。

  

きょうの予想気温は最高が18℃。最低が14℃とか。

  

母の枕元で見守っている「写真の父」は、この空のどこにいるのでしょう?


夕焼け雲に

2013-10-03 | My favorite things

横浜の自宅ベランダから眺めた夕景。
刻々と変化する西の空と富士山。

ナンバー1で、オンリー1の夕景だと
思っていましたが・・・

津軽海峡と函館山を望む夕景。
今は、こちらが一番だと思っています(笑)

静かな10月のひと時。
まだ暖房はつけていませんが、少しずつ
気温は低くなっています。

2日ほどブログをお休みしていたのは
編み物なんぞを始めてしまったから。

   

<断捨離>で だいぶ処分しましたが、
まだ残っていた毛糸を 形にしてしまおうと製作中。
ネックウォーマーの予定ですが、半端な量しかないので
どんなモノができるか??

散歩に出かけると、栗が。
   

一昨年、栗拾いに行った父から、横浜に栗が送られてきたことを
思い出しました。



  
夕焼雲に消えた飛行機は、羽田に向かう便。

何度も往復したのは 去年のことなのに・・
何だか遠いことのように思いながら、眺めています。