赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

いいふりこかないと・・・

2012-11-29 | 日々のひとかけら

両親のホームには小さな図書室があります。
先日、ちょっと用事があって母とそこへ行ったとき・・・

「曽野綾子さんの『いいふりこかないと 楽だ』みたいな
題の本が前にあったんだけれど、ないんだよね」

・・・・「いいふりこく」(良い振り こく)・・・北海道弁です。
「見栄っ張り」のニュアンスとはちょっと違うかも
関西弁の「ええかっこしい」が、私てきにはピッタリくるのですが。

「あ~。わかるわかる。『いいふりこかないと』じゃないけれど
そんな意味のタイトルの本ね」
本棚を探してみたが、母のいう本はなかった。

探しながら、これだけの会話でわかる私たち親子の
阿吽の呼吸(?)に思わず苦笑い。

はい。曽野綾子さんの本、私も読んでいません。
新聞で見た本の広告で何となく頭にあっただけ。

「ここにあったとしても、本を読む気力がないから
読まないんだけど」と母。
うん。タイトルにビビッと来たわけね。

さて・・・なんだったっけ?ネットで調べようと思いながら
2・3日後に閃きました。

<「いい人」をやめると楽になる>!!

いい人をやめる=いいふりこかない。と「翻訳」する感性。
かなりの意訳(異訳?)かもしれませんが、いかにも母らしい(笑)
私てきには、拍手喝采の翻訳。
母娘喧嘩は日常茶飯事の私たちですが・・・
こんな感性の類似性で、根本的に仲が良いのかなと思います。

ちなみに、本を読む気力はあっても、私はこの本を読むことは
ないでしょうが・・。

トップ写真は記事とは無関係。
両親のお気に入りカップです。横浜高島屋の介護コーナーで
買ったものですが、軽くて持ちやすく洗いやすい(レンジも可)。
バランスがとても良いのです

真ん中は「とらや」のもなか。白あん・おぐら・こしあんの3種。
最後の一個(笑)・・・消える前に撮ったものです。


転倒注意

2012-11-28 | 街・散策(函館)

昨日とはうって変って、きょうは晴天
お約束の、空の青&雪の白。うっとりするほどのコントランスです。


・・・なんて思うのは・・・私が<内地仕様>(笑)になってるのでしょうね。
札幌にいた頃は、こんな風景は当たり前でしたから。

    


   

写真の風景は雪がふんわりですが、道路はツルツル
雪がかぶっているから大丈夫・・・なんて安心してると・・・
雪の下が、ツルッツルッだったり、油断は出来ません。

       

防滑仕様の赤い靴。靴底のギザギザ、わかりますか??

午前中、この靴で買い物に行きました。
平坦な場所は大丈夫ですが、斜面はホント危ない。
雪道で転んで、そのまま寝たきりになるお年寄りが
どれだけ多いかと思います。

いえいえ、お年寄りだけじゃございません。
寝たきりにはなりませんが・・・(笑)
<内地仕様>になってしまった私も気をつけなければ!
介護で帰省している身ですもの。


雪景色

2012-11-27 | 街・散策(函館)

朝窓を開けると真っ白
昨夜から降ったようです。

道内各地は大荒れのようで、TVを見ていると
「低気圧注意報」のテロップとともに・・・
高速道の通行止めや、航空機の離発着の遅れ。
停電のための休校などが報じられていました。

でも、函館はそれほどでもないようです。
窓越しからの撮影ですが・・・

   


     

雪空なのでどんよりしていますが、晴れると青い空と白のコントランスが
きれいなので、いつか。。。晴れた日に。。。。

抗生剤が効いているようで、父は普通の日常を過ごしています。
そんな父を見て、母も安心しているようです。

私は毎日・・・なんだか忙しく過ごしています。
今日はこれから大好きな洋裁。いえ!だ~い好きで、だ~い得いな洋裁!!
窓の暖カーテン!!作りです。

さて、どんなのが出来ますやら・・・

トップ写真は、お友だちが送ってくれたお手製のリース。
我家と両親宅。お忙しい身なのに、二つも作ってくれました。
両親も良く知っていて、彼女の大ファン・・・
私はもちろんですが、両親もとても喜んでいました


地震見舞い

2012-11-24 | Buon Appetito(召し上がれ)

実家で両親と一緒にTVニュースを見ていたら
「震度4 横浜市○○区」

・・・まっ、大丈夫と思いますが・・・
我家は高層階ではないけれど最上階。それなりに揺れます。

それで、携帯にかけてみた。
1回目。つながらない。地震の直後だから、ごもっとも。
2回目・・・
「地震の影響で現在電話が繋がらない状況になっています。
もう少ししてから、おかけ直しください」



・・・・・・・・わたし・・・

そばにいる両親が驚くほど、笑いました~。
はい。そうです。
流ちょうに話しているのは、オットでしたから。

「はい」と言って、かけ直してやろうか?(笑)

トップ写真は「お留守番のこしあん党党首さんへ」と
札幌のお友だちが送ってくれた「こしあん」です。
(党首1人で2袋は多いだろ?・・・と優しく厳しい妻は
一袋をこちらに送りましたが)

地震で逃げる時、まさかこしあんを抱えて避難は
ないと思いますが・・・
ヤツ党首様なら、やりかねない??


ランドマークと富士山

2012-11-23 | 日々のひとかけら

一昨日。空港へ向かうバスがベイブリッジに入る直前に
撮ったものです。

横浜ベイシェラトン→羽田空港行き。ちょうど良い時間のが
あったので、今回はこちらのバスを利用しましたが
なんと、乗客4名!!
最初に乗ったアタシ・・・当然・・・一番前(笑)。
羽田へのルートは見慣れていますが、大好きな風景です。

からりと晴れて伸びやかに広がる空。
みなとみらいの高層ビルの後ろに、富士山も見えました。
わかりますか??ランドマークタワーの左。
白いポッチ!と見えるのは雲に非ず。富士山です。  

      

ところが・・・
こんな天気の良い日の出発だったのに・・・
3時半には両親のところにいるはずだったのに・・・

機材の点検で離陸が50分遅れ。
まっ、引き返したりするより、出発が遅れるほうがマシですね。

この日の朝、40℃近い熱を出した父ですが
抗生剤の点滴で、一応平穏な状況を保っています。
今夜も普通に食事をして、TVを見て「普通の時間」を。
ありがたいことです。
外の冷たい空気にも、夕方から飛んでいた雪虫にも
感謝したいほど。

TVで札幌の雪景色が映っていましたが、こちらはまだ。
でも、今夜から降りそうです。

「雪の降る街」にいるかたも・・
「降らない街」にいるかたも・・・
皆さま、お風邪などおひきになりませんように。


雪の降る街へ

2012-11-21 | 日々のひとかけら

今朝父から携帯着信。
「雪が降って寒いから暖かくして来いよ」

そんな心配より、自分の心配なのに・・・ね(泣)

向こうではあれこれ忙しく、なかなか更新できないと
思いますが・・・
余裕があったら、記事にします。

私のブログは、自分の備忘録。
そして、お友だちへの近況報告です。
主義も主張もない、ただの「おしゃべり」・・・
おしゃべりの時間があれば書くという
気ままなブログを お許しくださいませ。

「雪の降る街を」♪は、札幌ですが
北海道は今、どこも「雪の降る街」になっています。
そんな街のひとつ。
「雪の降る街に」!これから行ってきま~す。


セーターのリメイク

2012-11-21 | My favorite things

10年くらい前に編んだ作品。
紫とグレーで遊んでみた自分のセーターです。

縄編み模様で、前見頃と後ろ見頃は色を入れ替えて・・・

    
    



軽くて暖かいのですが、家で着ると手編みのお袖は・・・な~んか邪魔な感じで。
お袖を取って、ベストにしちゃおうか?とも思っていました。
でも、もったいないような気がして、実行できずにいたのですが・・・

お袖の活用法が見つかり、決行しました。

実家両親の部屋はとても暖かいのですが、父は病気のせいか「足が冷える」・・・
でも、市販のレッグウォーマーだときついようなのです。

で・・!パープル&グレーの縄編みのご登場(笑)
早速送りましたが・・・・(送る前に写真を撮るのを忘れました~)
伸縮性は抜群だし、膝まで伸びる。
密かにご愛用のようです(笑)

私のほうは、当初の計画通り袖ぐりを始末してからベストに。
グレーのタートルカットソーにこれを着るのがマイブームです。
家事をするのに楽だし、身軽。
そして<初めからベスト>より、肩幅があるので暖かい。
まっ、あくまで室内着。門外不出ウェアですが。。。。

我家の室温より確実に暖かな北海道の家の中だと
こんなベストは着ていられないでしょうね。
そんな暖かな北海道(?)へ、まもなく行きます。

ネットには書けませんが、今まで色々ありました。
これからは平穏無事でありますように
(何かあると父や母が可愛そうです・・・)


黄昏(たそがれ)

2012-11-19 | 日々のひとかけら

3日に帰宅してから1週間ほどは快調だったが
翌週の夫ファミリーランチ会&同窓会を終えてから
ヒッキー度が高く、沈没していました。

・・・無気力・・・
・・・食欲不振・・・

しなければならないことは沢山あるのに
何もしたくない。どこにも行きたくない。

「頑張れ」なんて言われても、ダメです。
こういう時は、ゆっくり休んで癒すしかない。
そっとしておいてくれる夫に、ただただ感謝!

3・4日してから、やっと友達に電話する気になり
その後、外出もして、するべき雑事も何とか
していますが・・・
無気力ウィルスは、まだ漂っているような。

↓ビタミンカラーで元気をつけたとはいえ
懐かしいメンバーの集まりとはいえ
大勢の集まりは、無理だったのかも。反省。
(多人数は、元来苦手だしね)

でも、3日後には再び実家両親のところへ
行くことになっています。
父はうれしい奇跡がおきたかのように
熱も出さず、平穏な時間を過ごしていますが
私がするべき用事もあります。

黄昏て、沈没してはいられません。

トップ写真は、横浜たそがれ~♪(笑)
買い物に行ったベイクォーターからの1枚です。
右に向かうと、みなとみらい・・・
右手前の日産本社ビルの窓に映った夕景が
きれいでした。

ベイクォーター内の「ユザワヤ」で生地を買い
実家用の暖簾を縫いました。
なにしろ・・・
だ~い好きで、だ~い得意な(!!)縫い物。
たかが暖簾ですが・・・

黄昏も沈没も吹っ飛んだかも~(笑)


パリ肥やし?

2012-11-13 | My favorite things

実家で、母のタンス整理している時に・・・「!!」

引出いっぱいに入っているスカーフ。
スカーフ好きなので、昔からのものが沢山ある。
でも、好きだが上手に結べない。うまく着こなせないetc・・
「タンスのコヤシ」と化し、それどころか最近は
外出することが できないので「タンスの肥沃な土壌」に。

その中で私の目を引いた一枚。
ベージュ系の多い引出の中で、この明るい彩りのスカーフは
記憶のどこかにあったような・・・。

「覚えてる?あんたがパリから買ってきてくれたの」

そうだった。パリのどこで買ったのかも忘れたが・・・。
「シルクのスカーフは好きだが、ツルツルな光沢と滑るのが
嫌い」といつも言っていた母にぴったりな素材に偶然出会ったのがこれ。
シルクとウールの混紡らしく、軽くて滑らずしっとりとなじむ。
そして、赤い物を身に着けない母だが、この程度だとベージュ系に
合わせて使うかな~と思い、選んだはず。

たぶん・・・(笑)

パリは2度しか行ってないから、20代OLの頃か?
新婚旅行で行ったときか?いずれにしても、昔々。
値段は覚えていないが、ユーロになる前。フランスはフランだったし
1ドルが270円くらいだった・・・<歴史の語り部>(笑)・・・

母はこの素材も色合いも気に入ったが、使いこなせないまま年月を
重ねたらしく、新品のまま<肥沃な土壌>となったらしい。

「持っていっていいよ」の一言に素直に従い・・・
パリ~札幌~函館~横浜の長旅の末、私のものに。

   

写真では単純なタータンチェックにしか見えないのが残念ですが
ドーバー海峡を渡るとタータンチェックもこうなるか??のような・・・。

薄いグレーを帯びたグリーンとオレンジが、霞をかけたようなコントラストに
なっています。

実は、先週の夫ファミリーとのランチ会。その後の高校同期会に、何を着ようかと迷った。
3ヵ月の帰省看護&介護で、確実にやつれているはず。
日頃はモノクロやベージュ系だが、こうなるとビタミンカラーにすがるしかない!

珍しくこんな色のセーターに。

  

ブルー系シルバーをインにして、ベージュのコート襟もとに「巴里肥し」。

余談ですが、同期会出席女子はスカートよりパンツ派多し。
もちろん私もパンツ派。
ベージュのスキニーパンツで、軽快に 図々しく??
参加したのでございます   


神様からの贈り物

2012-11-11 | 日々のひとかけら

昨日、午後3時頃の東京銀座・中央通りです。

JR有楽町で降り、恒例の同窓会に向かう途中・・・
歩行者天国になっている中央通りに設置されていた椅子に座り
同窓会会場のホテルを地図で再確認!

名だたる方向音痴ですから~~~~(笑)

歩くこと10分。久しぶりの銀座界隈。
ゆっくりと散策したかったのですが、時間がないうえに、
この日は夫ファミリーとのランチ会の後で、
少々疲れていたため、まっすぐ会場に向かいました。

そう。義兄フィアンセのデビューとなった、この日のランチ会。
落ち着いたかたですが、豊かな話題の「引出し」を持っていそう・・・
父や母のうれしそうな表情・・・
和やかに美味しく楽しい時間が流れました。

知り合ってから10年らしい。
私たちの知らないうちに(笑)、義兄たちは良い時間を
紡いでいたのです。

そして同窓会(同期会)。
卒業40年の記念すべき会でもあり、はるばる札幌からの
出席者も!!
4時からの会の前に、カフェルームで女子会開催。
私はちょっとだけの参加でしたが、4時少し前に女子会メンバーを
男子幹事が「そろそろお時間です」と、お迎えにきてくださった。

お嬢様をお迎えにきた「バトラー」のように・・・
(怖~いお嬢様チーム?)

ありがたいことです。本当にありがとう。
この会が続くのは、こうした細やかな気遣いや優しい思いやりの
お蔭だな~と改めて思いながら、階下の会場に向かいました。

近況報告など聞きながら、あっと言う間に時間が過ぎ・・・
2次会に流れるメンバーと別れ、札幌から来た同じクラスの
お友だちとお茶飲み。

8月中旬から3ヵ月弱。怒涛の毎日でした。
ブログに書いていない様々なこともあり、戦いの毎日でも
あったように思いますが・・・
父の病状が落ち着き、夫ファミリーのハッピーな話に
懐かしい高校同期メンバーの笑顔。
「神様からの贈り物のような時間」に感謝しながら
横浜に帰ってきました。