
一昨日の夜。母から電話が来た。
自分の居室に家電があっても、めったに電話が来ないので
珍しい事だと思ったが・・・
その<めったに来ない電話>の用件とは・・・
「昨日あんたが持っていったA新聞に サッカーの写真入り
名簿があったから、今度来るとき、それを持ってきて」
母は全国紙のA、我家は地方紙のDをとっているので
母のところへ行くときは、我家のD紙を持っていき
代わりにA紙をもらってくるのですが・・・
トップ写真は そのA紙の記事です。
昨日、「持ってきたよ~」と切り抜きを見せると
「あ~。ありがとう。あんたのことだから、読んでしまった
新聞は要らないって、生ごみを包んで処分してしまうと
思って、慌てて電話したの。あ~。良かった~」
(ごもっとも。かろうじて間に合いました)
うれしそうに、切り抜きを見て
「ワタシの彼氏。どこだ??(老眼鏡をかけても、視力が薄くなっている)
え~っと、3文字。なんていったっけ?」
「あ~、長谷部?」
「そうそう。彼氏なの」
長谷部誠様 89才のファンゆえ、すぐに名前が出ないことを
お許しくださいませ。
それに・・・
「ゴールキーパー」の単語が出てこなくて「番兵(ばんぺい)」と
言うのも・・・選手の皆さま、お許しください
残念なことに、娘の私は 全く興味がないのですが
母が見やすいように記事を拡大コピーをして、改めて持参することにしました。
ホームの職員さんたちの間では「話が面白い。ユーモアがあって楽しい。
頭が良い」と 評判のようですが・・・
はい。
長~い、つきあいの娘から見ても、充分に面白い人です
PS:母の歴代の彼氏の中には、国連の故ウタント事務総長も。
テリトリーが広いけれど・・・長く生きてますから~(笑)
ちなみに、認知症ではございません。