本家本元

金曜日会社の行事に参加したのだが
あまり体調がよろしくない
発熱はないのだけど喉が痛い
ということでこの日曜は家でじっとする

前々回このブログで「オリンパスペンＳ」の
話を書いたが買ったカメラは１台だけではなかった
本当の事をいうとカメラよりもレンズが欲しかった
でも想像以上に値が張り

中古カメラ２台の方が圧倒的に安い

ということでレンズはあきらめ買ったカメラは
「penS]とこれ

　　　　

「ＷＥＲＲＡ（ベラ）」１９５０年代後半から
６０年代に今は亡き東ドイツで作られたカメラである
「ＭＡＴ」という表示があるのだが意味がよくわからない
ニコンの製品に「ニコマート」という廉価版カメラがあり
同じスペルなのでもしかしたら廉価版なのかもしれない

このカメラがユニークなのは
お椀型のレンズカバーがフードになるという点で

　　　　

合理主義のドイツ的発想なのだろうか
このカメラが欲しかった理由は
「テッサー」搭載だからである

　　　　

「テッサー」というのは「ツァイス」というレンズの
ブランドであり個人的に非常に好きなレンズである
最初の「テッサー」は日露戦争前に開発されている

タイトルに「本家本元」と書いたのは
戦争に負けたドイツが東西に分割された時
「ツァイス」の工場のレンズ部門のほとんどは
東側にいってしまった
その東側にいってしまった工場で作られたカメラが
この「ＷＥＲＲＡ」なのである
日本でいったら「タムロン」や「シグマ」が作るカメラかな

でも残念の事にアルコールで磨いていたら
カメラが汚れてしまった
レンズ部の上の「ＷＥＲＲＡ」の文字のあたりが
白く見えるのはそのためである

ついついやっちゃうんだよね
写りには関係なそうだからガマン