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残り物には福がある

秋田新幹線2

2013年04月22日 | 

秋田駅には11時前に定刻についた
のりかえの特急「いなほ」の発車までには
約2時間程あるので途中下車をして
久保田城のある千秋公園に向かう事にする

歩きはじめると

       

秋田にハワイ!?
しかも駅前店

だが元気なく閉鎖しているようだった
はっきりしない天気の元
千秋公園の入り口付近で家族が

あれなに?

       

どっかで見たような顔だな?
古い記憶をたどっていくと

東海林太郎

単なる歌碑だっと思っていたが
どうやら違うらしい

       

センサーがあって代表曲6曲がかかる仕組み
だがすごいのは どうもすべてフルコーラスらしい
よくあるパターンはオルゴールだったり
ワンコーラスなのだが
これはすごい

我々は「赤城の子守歌」を背に
千秋公園を進んで行く

久保田城は佐竹氏の城
関ヶ原の戦いで態度を鮮明にしなかったこともあって
徳川家康によって水戸から秋田に転封された
そんなわけで城内には「佐竹史料館」

        

撮影禁止の第2資料室にあった展示品の説明に
参勤交代の帰路の旅費に窮した秋田藩が
御用商人に命じて上方で調達させたのだが
米で支払う約束を藩が踏み倒し
商人が自害にお込まれたとの展示
(結局商人の一族が家財を売り払って返済 涙!! )

確かに史料かもしれないが
佐竹氏顕彰の意味合いもある史料館なのに
いいのだろうかこんな説明つけても

うろうろしていると
歴史ボランティアの人が話しかけてきた

東北の各城の石垣談義をしながら
ちょっとした歴史の勉強となった

「佐竹史料館」を後に城の本丸をめざす

         

再建とはいえ門は立派
奥まったところに櫓も

         

櫓までの道がなだらかすぎるのは
バリアフリーのためかな

きがつけば結構いい時間
秋田駅まで戻るとするか
思わぬ日本史談義もできたし
充実の途中下車だった



コメント (3)
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