「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

せせらぎ街道

2016年11月06日 13時47分47秒 | バイク

 2016.11.4 (金)       小雨、 晴れ。

 
 二日目です。

 R472 ~ R257 ~ K73飛騨高山中橋てるてるぼうず ~ 事故で平湯手前で通行止め ~ 
 高山へ引き返し(泣) ~ R361 ~ あ々野麦峠 ~ 松本、三才山TN ~ 18時過ぎ帰宅。


 今回のメイン、  せせらぎ街道です。      (サブメインは急遽再訪の・・  あ々野麦峠)

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    昨夜は21時就寝、  爆睡。      
    今朝4時半自然起床 (笑)  十分なストレッチ軽食後6時発。

    早朝の郡上八幡、  だれもいなくて荘厳な雰囲気でした!


 さあ、 今日も走るよー。

 

 犬の散歩、  ご夫婦での散歩、  新聞配達のカブ。      「おはようございます」   の挨拶が清々しい朝。

 郡上八幡、    また来ます。

 昨日より増して暑かったです。      ここはせせらぎ街道、  常夏でしたー!
 

 吐く息は真っ白け、  でも心は熱い。     

 道の駅明宝 (ハムで有名) を過ぎパスカル清見で休憩。     (手先の感覚なし & 小雨で本当は厳しかった)

 

 日頃はバイク輩で一杯なPだが今朝は貸切でした。     って、 こんな冷える雨降りの早朝物好きな輩はオイラのみ。
 

 ここの道の駅も2度目です。    

 遠い場所での休憩、 しかも冷たい雨、 涙が出そうな寂しい雰囲気。。    バイク旅、 全部OK!

 あと少しで高山か・・。       せっかく来たのでもう少しこの街道を堪能したい。
 

 雨で寒いせせらぎ街道、  これも有り。       神様が与えてくれたゆるりとした時間を満喫。
 

 大人の時間を大切に。        以前走った時には気付かなかった時間。
 

 走っては止まる、 止まっては写す。        全部楽しんでいます。
 

 気持ちを込めて走っています。      次、 いつ来られるかわからないから。
 

 ここまでの気温1℃、  吐く息真っ白け。    この辺りからやっと晴れてきた、 それでも3℃くらいか。

 

 せせらぎ街道ここにあり。

 R158合流。    通勤ラッシュと重なり少々渋滞気味の国道を抜けJR高山駅へ。

 昔の面影無しの駅舎になってた。        これも時代の流れか。
 

 気を取り直し定番処へ。
 

 飛騨高山  中橋。

 飛騨高山。       今回で5度目くらいかな。

 前出の千葉バイク乗りの方に紹介してもらった喫茶店、 てるてるぼうず。     女将さんもお元気だった。
 

 軽く上三之町を散策。    これもまた10年以上ぶり。 
 

 そろそろ帰路かな、 と平湯を目指す。
 

   スワッ!   平湯手前でパトカー2台が停まってる。     何か問題でも??

   おまわりさん   「平湯TN入口でスリップ事故通工止め、 復旧の見通し不可、  富山か木曽回りで抜けてください」
   ボク        「えー!  神岡富山回りはムリ、  木曽回りしかない、  引き返します」


 こういう時はあえて落ち着こう。     R361沿いでGS入れて昼食休憩。
 

 ここも昔走った3桁国道。      以前は道の駅など無かったが・・。

 おいしい天うどんで心身共に休息しました。
 

 木曽に出るには時間的にその後の行程考慮すると結構遠い、  ってことでワープできる野麦街道を選択。

 きっと貸切だろう、   紅葉狩り♪
 

 おっとっと、、   昨夜から寒いので軽く降ったんだね、 雪。       気を付けよう。
 

 3度目のお助け小屋へ。        (資料館なるものは無かったけどね。   自然破壊ばかり・・)
 

 なんだか泊りたくなっちゃうよなー、  な雰囲気。     

 三種の神器、、     畳、  座布団、  いろり。

 


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   閑話休題。

   「政井みねさん」

   以下  Wikipedia引用。

   辰次郎に背負われるみねの像。  (野麦峠にて)

   みねが100人以上の工女とともに信州 ・ 岡谷に向かったのは14歳になった1903年2月。
   交通の難所として名高い野麦峠の中でも厳冬の時期は最も過酷な条件となる頃で、 雪は氷の刃と化し、
   少女たちの足を容赦なく切り裂いた。  「野麦の雪は赤く染まった」 と言われる所以である。 
   また、 足を踏み外して谷に滑落する者、 峠の宿( お助け茶屋) に入りきらずに吹雪のなか外で夜を
   明かす者もいたという。

   
   時は経ち工女の模範となって年収が百円を超えた (通称、百円工女) みねに突然訪れた病、 それは重度の
   腹膜炎であった。 知らせを受けみねを引き取りに来た兄 ・ 辰次郎は松本で入院する事を勧めたが、 
   自らの死を既に悟ったのであろうか、 みねは故郷の飛騨へ帰りたいと兄の提案を拒否した。
 

   やむなく辰次郎はみねを背中に背負い、 飛騨へ向かう事となった。 
   帰路の途中、 多くの女工が息を引き取った野麦峠の茶屋に辿り着くと、 みねは喜びながら

  「あぁ、飛騨が見える」     と言い残し息を引き取った。

  1909年11月20日午後2時、  わずか20歳での死であった。

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 兄に背負われるみねさん。
 

 実に若い、  素敵な女性。
 

 山の上まで登りました。
 

 野麦峠。
 

 バイクでちょちょいと来ていいんだろうかと自問自答。        今朝の気温1℃が寒いだとォ?  まだまだ甘いな。
 

    先人たちが築いた日本。       次は我ら、  その次は後輩たち、   みんな順番で。


 下りは北斜面が多い、 気温3度、 時折山水が道を塞ぐ。     凍結に注意しながらRTを走らせた。

 

 この先は幾度も走った知った道、   三才山TNを経て高速で家までワープ♪
 


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 「郡上八幡、   せせらぎ街道、   飛騨高山、   あ々野麦峠」

 もうこの歳、 今までバイクで訪れた場所をバイク人生最後の〆?  と思いじっくり再訪堪能できました。

 さ、 次はどこを再訪しようかなあ・・。


 以上です!
     

  (2日間の走行距離 : 972km      やっと昔の勘が戻ったがまだまだ青いです)



郡上八幡

2016年11月06日 08時19分57秒 | バイク
 2016.11.3 (木)    晴れ。 
  

 郡上八幡、 再訪してきました。   (一泊二日)  

 何度訪れても素敵な街です、  とてもゆっくりできます、  非日常を味わえます。   

 何がいいって、、    「吉田川、  水、  橋、  街並み」     かな。

 
 僕にとってのタイムスリップ、  今回もじっくり堪能してきました。

  (※僕自身の備忘録なのでいつものように長いです。   飽きた方は途中離脱してください)


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 4時半出発。     田沼IC → 北関道 → 中央道 → 東海環状道 → 美濃IC

   朝は寒かった。    

   軽井沢IC辺りで2℃、 時速100キロ。    体感温度って? 
   やっと温かくなってきた梓川SAで6℃  久しぶりに見る北アは雪雲全開!
   パーキングで居合わせたカタナ1100乗りと目でお互いを称える。     行くっきゃねェな、  と。 

   全然寒くねえ。     この時期のツーリングってサイコーさ。    
   

 美濃IC着
 


   係の人はみのもんたではありませんでした。  (爆)
   伊勢エビの如く後ろに跳ねながらダンシングオールナイトを歌ってもいなかったです。  (大爆)

   おやじギャグ。        もんた兄弟、  この辺りにしといてやるか。

   ささ、、   郡上へ   い郡上ー!      懲りてねえやんか。  


 郡上へ
 

 走るコースは長良川が左右に流れすこぶるいい雰囲気。      来てよかったな。

 鉄分補給。 (笑)      地元密着型の鉄道会社の駅舎は期待を裏切らない。
 

 長良川鉄道  美並刈安駅。    

 んんっ?   丸通とな??       昔どこかで見たような看板が・・   ね、 バスやさん。

 ヘルメットを脱ぐ、   そこは静寂の世界。          (この時期の養老渓谷テツ月崎駅を思い出す)

 

    ココの、、   多分 (見るからに) 社長さんが声を掛けてくれました。  (同い歳くらいかも)

    社長さん  「栃木からですか、  BMW、  長距離やっぱりいいですか」
    ボク    「ありがとうございます、 重いけどいいです、 バイクライフで楽しんでいます。  駅舎見させてくだい」

    聞けばこの駅舎と丸通事務所 (地元の木材会社) とを連結し共同経営 (駅業務委託) してるそう。  
    ↑ こういった会話もこの歳になってのバイク旅ならでは。  これがオヤジバイクツーの醍醐味と言っても過言ではない。 (ハズぅ)

 運良くご当地列車に会えましたー。
 

 今日は・・     そうさなあ、、     先は急ぐまいて。     

 R156郡上街道。       長良川と桜並木。
 

 3桁国道はどの県走ってもいい雰囲気です。     

 山合いの道、  大らかなカーブ、  空、  川。      こういう道は60キロペースで淡々と走る。

 そうこうしているうちに郡上着。

 毎回寄る定番処でパシャ!
 

 地元のお婆ちゃんたちが井戸端会議中。       これが田舎の駅舎、  微笑ましいねえ。。

 街並みを軽く一周しました。    懐かしいです。

 郡上八幡旧庁舎。
 

 そして吉田川。
 

 こう寒くちゃ飛び込む人は誰もいない。

 本日の宿、 郡上洞泉寺YH着。      今回はご厚意により敷地内に停めさせていただいた。
 

 徒歩でじっくり散策。

 吉田川のほとり。
 

 ここも定番外せない。      今夜入るの楽しみだなー、 ワクワク♪
 

 宗祇水。 (そうぎすい)       水の都郡上八幡の顔的存在です。
 

 今もコンコンと湧いています。    おいしい水です。        軟水かな。
 

 


   毎年夏、  郡上踊りとして有名。 
   毎日33夜、  日本一長い盆踊り。 
   クライマックスはお盆、  4日間徹夜で踊り通す。   

  「郡上の八幡出てゆく時は雨も降らぬに袖しぼる」


 


 そぞろ歩き後YHにチェックイン。   ここのYHは大きなお寺で幼稚園も経営。  たぶん郡上一大きな立派なお寺かも。

 今回は個室でした!      (修行者たちが泊る部屋か、  TVとエアコン付き)
 

 ぬははー。  
 

 今回の目的のひとつ、 銭湯券です!       YH宿泊費3,400円で銭湯券 (420円) 付き。

 で、 天徳湯。        旅の疲れと歩いた汗をさっぱり流しました。。
 
  (千葉在住時、 千葉のバイク仲間から教えてもらった銭湯で 約13年ぶり?)

    ここのお風呂の目玉は・・
    
    しびれふぐ、 じゃなかった、、   「しびれふろ」  です。     一文字違うだけで全然違うやん。  

 

   奥の小さな風呂が電気風呂でしびれるしびれる。     効能は、 疲れや筋肉痛に効くそう。
   ココは美濃、 なのでオイラの陰嚢もしびれましたー。      ホントにスゴイよ!  

 昼の喧騒が去った夕闇迫る静かな街並みを歩く。
 

 

 国道沿いの焼き肉やで夕食。        喉を鳴らしながらパワーを蓄えたさ。
 

 今日一日ご苦労さん & 明日への活力にと  ガンガン飲んでガシガシ食いました!   

 郡上八幡、  良かったです。   やっぱり来てよかったです。


 おやすみなさい。。

 


   (本日の走行距離 : 493km     そんなに走ってないね)