「快走爛漫Ⅱ」

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すずかけ

2017年03月20日 17時07分30秒 | 佐野通信

 栃木名木百選、  植野小学校校庭に立つ   「すずかけ」

 老朽化により 2017.3.21  明日伐採されます。  もう見ることはできません。

 ということで本日 この名木を目に焼き付けに行ってきました。

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 失礼します。
 

 先客が数名いました。    卒業生でしょうか、 皆さん思い思いの写真を撮っています。

 すずかけの木の下を小学生がかけて行きます、  まさに すずかけっ子。     ドンピシャでした。
 

 ジッと見ていました。
 

 

 100年以上児童たちを見守ってきたそうです、  長い間ご苦労様でした。
 


   過去バイクによる全国全県ツーリング走破、  そして4年前 日本百名山完登。  
   最近では身内の介護もあり遠出せず ほぼ地元で過ごすことが多くなってきた。
   すると今まで見えなかったものが見えるようになってきた。   (歳とった証拠だな)
   今、地元の良さを改めて再認識しています。  これからもしっかり地に足を付けて生(い)きます。

 以上です。


 


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 以下、 過去記事引用。      (個人的に流用、 営利目的ではありません、 他意は無し)

 スズカケノキは、卒業生の大朏(おおつき)新吉が大正3(1914)年、大正天皇即位を記念して
 母校に寄贈したもので、大朏は東大卒業後、営林署に勤務し、当時25歳だった。スズカケノキは欧州
 南東部からアジア西部が原産の落葉広葉樹で、日本に入ったのは明治初年。当時、佐野ではほとんど目
 にすることがない珍しい樹木だった。和名は、果実が鈴に似ていることから付けられ、学名はプラタナス。
 
 寄贈された樹木は直径約15センチで、児童が荷車で運び、校庭南側に植樹。その後、校庭の拡張に伴い、
 現在の校庭中央に移された。

 同校が植野国民学校といわれた終戦前後は陸軍戦車第1師団第1連隊第5中隊兵舎として使われ、第3小隊
 長だった作家の司馬遼太郎もこの木を目にしながら過ごしたという。平成23年には市民有志らが同校の木
 から発芽させた苗と挿し芽で育てた苗の2本を司馬遼太郎記念館(大阪府東大阪市)に贈っている。

 同校のシンボルとして親しまれ、同校文集は「すずかけ」、児童を「すずかけっ子」と呼んできた。
 樹木は成長し、高さ38メートル、幹周り5メートルに。しかし、年々樹勢が衰え、定期的に樹勢回復作業が
 続けられてきたが、昨年8月の診断では地上30~120センチの部分に大きな空洞が確認された。保護者に
 アンケート調査も行い、最終的には児童の安全を考慮。伐採が決まった。

 一方、実から採取した種が発芽。昨年、苗が敷地内に植えられ、順調に育っている。津布久貞夫校長は
 「後継木として児童たちと一緒に大切に育てていきたい」と話す。

 3月21~24日に予定される伐採を前に、同22日に児童のお別れ式、3月17日までは地域住民を対象に
 した見学会が開かれている。