「伊吹山」
東海道全線中これほど山の近くを走る所はなく、 その中で私のいつもみとれるのは伊吹山の姿であった。
それはボリュームのある山容で、すぐ眼の前に大きくそびえている。
深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。
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3/2(金) 雨。 (夜半まで雨と風強し)
ほぼ1週間前から天気予報と睨めっこ。 その結果土曜だけ晴れることを確信した。
ということで会社の代休を利用し滋賀県へ向け金曜朝自宅出発。 雨降りため安全運転を心がけた。
今回の第二の目標は何と言っても関ヶ原の決戦場。 まずはそこへ立ち寄り昔の空気に身を置く。
そしてじっと目を閉じれば家康と三成の思い、 先人たちの戦い、 徳川300年の太平の世の幕開けの地。
その後、今夜の寝床である道の駅いぶきの里と伊吹山登山口を下見し、ジョイ伊吹(地元の温泉施設)で
汗を流し大広間でしばし休憩。 そして寝る(酒飲む)にはまだ早かったので夜の琵琶湖観光と洒落こんだ。
夕食はやっぱ長浜ラーメン! その後コンビニでビールを買い込み寝床(道の駅)へ。 21時爆睡。
ホントに明日晴れるのかなあ・・。 おやすみ。。。
3/3(土) お雛様、 晴れ。 しかも大快晴。 2012も晴れ男決定です。
4時30分起床。 近くのコンビニで味噌汁&おにぎり朝食。 クルマはヤマレコで大人気の駐車場へ停めた。
(親切なご夫婦で水洗い場、着替え部屋、トイレも使い放題で帰りには御茶菓子付き。 ヤマレコ口込みで広がった)
ゆっくり準備し6時出発。 西日本の6時はまだ暗かった。

昔の流行ったであろうスキー場を登り詰めていく。

朝一の雪は凍っていて滑る滑る。 (笑)

少しづつ高度を上げていく。 振り向けば眼下右奥にに琵琶湖が広がっていた。

思えば遠くに来たもんだ♪
この景色を見れば一瞬で疲れが吹っ飛ぶ。 いつもそう、 昔からそう、 遠出なんて全然平気。
山登りとその土地の探索、 地元の人との会話、 温泉、 実に面白い。 これだから旅は止められない。
やっと伊吹山の全容が見えてきた。 ヒエ~ あの急登マジっすか。

気持いぃ!! 右奥が全部琵琶湖、 でかいー。 写真だとわかりずらいね。

この辺り晴れているのに雷がゴロゴロ鳴っていた。 スゲー怖かった。

ほとんど直登でガシガシ登っていきます。 雪は締まっていた。 この辺りから急登。
山頂直下で振り返り。 スゴイ落ち込み。 足首はもうこれ以上曲がらないほどの前傾で登ってきました。

頂上までもう少し。


山頂無事着。 琵琶湖方面からの冷たい風で指先がジンジンしてきてカメラを持つ手も痛くなってきた。


ヤマレコで幾多も見た ヤマトタケル像。 やっと自分も見ることができました。
UCCコーヒー飲みたかったなー (笑)

頂上でしばし休憩し下山開始。
例の最初の落ち込み場所から下ります。

横から見た斜度。 正直下りは怖かったです。 アイゼン引っかけ滑落アウトは絶対NGです。

(ヤマレコでよく見る斜度です。 自分もやっと体験できました。 ハハ・・)
少し下まで降りてきました。 ガンバッテください。


この辺りからすれ違う登山者が多くなってきた。 概ね50人以上とすれ違ったハズ。
最後の雄姿を目に焼き付けた。

落ち込みの急登に張り付いてるね。

下のゲレンデに着きました。 もうすぐ終わりです。

昔の売店が数軒朽ち果てていました。
スキー人口も減り、 今このゲレンデを使っているのはパラグライダーのようです。 (スクールあり)
最後の杉林を下って登山口着。

無事下山、 お疲れさまでした。

「伊吹山」
その場所も含めて是非来たかった山でした。 浅井長政の居城近くで戦国乱世の場所でもある。
昔の人々の息吹が聞こえてきて僕の心にジーン響いた、 そんな山行でした。
百名山も残すところ30弱。 今年は南アも含め西日本を重点的?に来そうな感じです。
遠いけど休みをうまく利用してガンバッテ来ようと思います。 一気走りは好きなので苦にはなりません。
次は、、 紀伊半島 or 四国上陸かなあ。。
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「琵琶湖界隈」
以前バイクで走った場所。 今回また来ることができて良かったです。
戦国時代を思い浮かべると何だかジーンとくる、 そんな地域でした。
THE 伊吹山
僕はまだ登ったことはないけど、雪の北穂直下の壁には負けると思いますヨ。
昨年のGW、 山ちゃん登ったっしょ?
いつもいつも謙遜ですね、 さすがです!!
でも伊吹山のそれもなかなか面白かったです。