「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

甲武信岳

2010年11月20日 21時24分31秒 | 山歩き

本日は甲武信岳に登ってきました。

南アルプスや山梨の山に登る時、 22時以降の真っ暗な時間帯に必ず走って越えていた峠がある。

奥秩父の先にある峠、  雁坂峠。    その峠から西方面にそびえる山が甲武信岳です。


---------------------------------------

三国に跨っているということは、連嶺上の突起に過ぎない単純な山よりも、姿態が複雑である。甲武信岳から千曲川、
荒川、笛吹川の三つの川の源流が出ている。その点から言っても、甲武信は奥秩父のヘソと言いたい山である。

                                  深田久弥 「日本百名山」  より抜粋引用。

---------------------------------------

例によって会社退社後JR小山駅からクルマに乗り換え一路、 雁坂峠を目指した。

峠下には道の駅みとみがあり、 その手前を左に曲がれば西沢渓谷入口であり甲武信岳の登山口がある。

真夜中0時過ぎ到着、 車泊。   (頭にタオル巻いてシュラフに潜り込み爆睡)

5時過ぎ起床。    気温マイナス4℃極寒、  辺り真っ暗、  明空にはまだ満天の星。

明るくなった6時過ぎ駐車場出発。   しばらくは西沢渓谷への林道を歩く。

登山口


いきなりの尾根急登が始まる。   

この夏登った北ア三大急登のブナ立尾根といい勝負かもしれないと思った。
なにせズーッと登り、  しかも結構急でしょっぱなからスゴク疲れた。   ハヒー

ヤセ尾根を注意して登り。


両脇スッパリ。


全体的に展望効かずの山道。  少し寂しい感じがする山だった。   回り誰もいないし・・

やっと見晴らしのいい場所(一瞬)に出た。    あの下に見えるダム湖手前から登ってきた。


富士山


この辺りから雪    3cmくらいで全く問題なし。


甲武信小屋着


マイナス1℃    でも身体は汗びっしょり。。


いざ!   頂上へ。   小屋裏手から北西方面に登る。


「甲武信岳」




登り僕独り。  頂上でも当然独り。   静かな山行が楽しめた。


「凛とした静寂」      好きです、  こういうの。。。


冬の太陽は釣瓶落とし。


無事帰ってきました。    西沢渓谷無料駐車場。    上の道路右側が雁坂峠。



----------------------------


甲武信岳。  なかなか静かな登山を楽しめた。
両神山といい、 秩父の山々は奥が深くあまり人が入っていなく静かで素晴らしい。。。


登り  4時間30分     (ずっと登りっぱなしの馬鹿尾根)
下り  2時間        (帰りはちょいと飛ばした)


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 再会 | トップ | いいかも »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でしたー (山ちゃん)
2010-11-20 23:08:26
なかなかと言うか、かなり登りごたえのある山なのですね!もう秩父でも雪があるのですね(◎o◎)いつも悩んでいます…何峠と読むのでしょうか(T_T)教えて下さいm(_ _)m僕はまだ明日登る山決め兼ねています(-_-#)
返信する
かりさかとうげ (Rヤス)
2010-11-21 14:03:40
雁坂峠(かりさかとうげ)は埼玉県秩父市(旧秩父郡大滝村)と山梨県山梨市(旧東山梨郡三富村)の境にある峠。
標高2,082m。奥秩父の山域の主脈の一つであり針ノ木峠、三伏峠と並び、「日本三大峠」に数えられる。    by ウィキペデイア

バイクツーリングで埼玉から山梨に抜ける時によく使っていました。
今は山行の時に抜けますが、秩父ダム辺りからは毎回真っ暗な道を延々走ります。 抜けた後、甲府市街の灯りが見えるとホッとします。

「ああ、また今回も南アルプスを登れる♪」 とね。
返信する

山歩き」カテゴリの最新記事