「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

蓼科山、車山、美ケ原

2010年11月07日 15時27分51秒 | 山歩き

11/6(土)  快晴。

「蓼科山、車山、美ケ原」  に登って来ました。 (歩いてきた)


天気サイコー!  景色抜群、 空気澄み、  ・・そして何より360°の大絶景でした!!


<蓼科山>
名山であるから古くからいろいろな呼び名がある。昔は立科と書かれた。諏訪から望むと、完全な円錐形をしているので、
諏訪富士とも呼ばれた。蓼科山は円錐形上に更に円錐丘を戴いた複火山であって、富士に模されるのは実はこの円錐丘である。

<車山(霧ケ峰)>
まだ戦争の始まらない頃、私は霧ヶ峰で一夏を過ごし、遊ぶ山の楽しさを十分に味わった。もうとっくに焼けて無くなってしまった
ヒュッテの二階の、そこから真正面に乗鞍、御岳、木曽駒の見える一室を私が占め、隣りの部屋には小林秀雄君がいた。

<美ケ原>
そういう高原の中で第一に挙げたいのが美ヶ原である。ここほどその条件にかなった所もないだろう。(中略) ・・その高さに
広さを加えると、まさに日本一かもしれない。そのさまは尾崎喜八氏の「美ヶ原溶岩台地」にみごとに歌われている。

                            深田久弥 「日本百名山」 より引用抜粋。

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金曜退社後いつもの18:40発の新幹線に乗り込む。   何と! 小山駅手前で停電停車。
車内真っ暗(非常灯のみ)になり車内が騒然となった。 (こんなん始めて)

給電が切れた列車はスローモーションのように、 段々、そしてゆっくり音もなく停車した。
利根川手前辺り。 勿論エアコン、 自動ドア全て効かず、 車内は騒然としていた。

車内アナウンス ・・  「埼玉栃木で地震発生、 その影響で全新幹線停車しました」  と。。

何だかとても貴重?(失礼)な体験でした。。  (約10分後復旧し出発)

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19:40分小山駅からクルマに乗り換え ~ R50 ~ 熊谷秩父 ~ 久しぶりの雁坂峠 ~
甲府 ~ R20でずっと下道 ~ 諏訪 ~ ビーナスラインで女神湖 ~ 2時、蓼科山七合目登山口着、仮眠。

5時起床。   辺り真っ暗、 気温マイナス2℃、 クルマの中極寒、 軽食&ストレッチ。



6時過ぎ、 明るくなるのを(熊たちの食後を)待って出発。 (笑)

今回もトップを切って出発!  最近トップ出を狙っています。
(ただしクモの巣の洗礼を必ず受ける(^^;  )

七合目登山口。     (今回は先が長いので、 軽く登れる登山口からチョンボしますた)


距離が短いが故のけっこうな急登でほぼ直登。     これで+-0としよう・・


寒いー。      ガラスが割れるような音、 シャリシャリ音が耳に優しくつい遊んでしまった。


蓼科山荘着。    今年の営業は終わりやね。   (奥が蓼科山)



天気サイコー、  無風、  東斜面に乗越してからは気温上昇暖かい。   来て良かった~


この辺から一段と急登、 しかも岩の頭が凍っていて滑る滑る。   要注意!!


もっと滑る場所に出た。   慎重に慎重に・・


振り返る。   綺麗でしょ?  静かです。。     “山”  いいっしょ??


山頂直下の小屋着。   シーズン中は大賑わいだろう。  今はシンと静まりかえっていた。


回りに誰もなし、  澄みきった空気を独り占め、  いつもの単独行、  言うことなし、   万歳!!

そして頂上へ。。       青空へレッツGO!


「蓼科山」         二番手の方(千葉から来られた方)に撮ってもらいました。
 
    

で、、   後ろは・・     


北アルプスの大絶景!!!   (前穂、 奥穂、 涸沢、 北穂、 大切戸、 南岳、 槍ケ岳)



ちなみに山ちゃんは、、  本日、 上高地から岳沢経由で雪の前穂高へラッセル中です。    あっ、 見えますねー

ガンバレ山ちゃん!!   ラッセル、 ラッセル。    気をつけて無事帰還してねー


そして東は・・   八ヶ岳。     (360°の大絶景、 中でもこの八ヶ岳の写真が気に入った)


頂上で十分に景色を楽しんだとあと下山しました。

滑って足を窪地に入れたらお終い、 たぶん骨折は免れない。    気を引き締めて下りた。


登って来る人ほぼ8割りの方に声を掛けられる。    「上は雪ありますか、 大丈夫ですか」   と。

この時期の登山はこんな感じに必ず声をかけられる。  なので危険個所を教えてあげた。

無事下山。    クルマは増えていた。



蓼科山 ・・    登り1時間35分。 下り1時間。(登り下り休憩取らず) 水場無し。 雪無し。 所々氷。


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「車山 (霧ケ峰)」

蓼科山後クルマの中でおにぎり&水分補給。  そして車山へ移動。

車山肩到着。    この裏手が登山口。


さあ、 行きますか。


見晴らしのいい大草原が広がります。


あっけなく頂上着。    お天気レーダーの後ろに蓼科山。


「車山」    ここでは僕の登山スタイルは少々浮き気味。   (皆さん軽装でハイキング気分)


回りは遮るもの何も無し。    さっき登った蓼科山をずっと眺めていました。



ここで山ちゃんから電話がきた。    

山ちゃん  「プチ遭難した、 三歩に救助願う」
僕     「三歩は今日は休み、 今僕と一緒に車山満喫中」

何でも、、  岳沢から上は深い雪、 登りはいいが下りが怖く途中撤退かも!?  と。。

山ちゃんが入っている穂高連峰。 (左側の山脈)     気をつけてね。


そして無事下山。


車山 ・・    登り30分。 下り20分。 水場無し。 ハイキング気分。


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プレシャスドライブ♪



僕の頭の中には、 CARグラフィックTVの音楽が鳴り響いていた。。

ブガッティ、  アルファロメオ、  ポルシェ、     そして、、   ジムニー   (^^v


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「美ケ原」

車山後クルマの中でおにぎり&リポビタンD一気飲み。  そして美ケ原へ移動。


美ケ原登山口着。   ここまで少々遠かった。


お店のら裏手から登山道が始まる。   と言っても広い牧場の中を突っ切る感じ。


あのアンテナ群の場所まで行きます。


美しの鐘。


この時、 近くにある美ケ原高原美術館の鐘がガーンガーンと鳴っていた。

以前夜中のTVで、 「美ケ原高原美術館の鐘が12時を知らせします」  と言っていたのを思い出した。 (古ぅ~)



気持のいい道。    牧歌風景が広がる・・


近づいてきました。      宇宙と交信中。   (なんちゃってー)


「未知との遭遇」    (またしても古ぅ~ (爆))

日本のド真ん中って感じな場所でした。


大きな建物はななんと、  ホテルでした。


夜中は満点の星を眺める、 いいですね~    こんなホテルに泊るのも悪くないですね。。。



ホテル裏手にある頂上を目指します。


「王ケ頭」      美ケ原頂上です。


回りはTVやラジオのアンテナ群。    その脇に頂上の碑が立っている。


その北には・・      今年最後? の北アルプスを心いくまで眺めていました。。
 


「来年も絶対登ります!!」   と心に誓い・・。


見晴らしのいい場所で休憩。   


登る前、  「美ケ原はきっとなんてことないなー」  と思っていました。  しかしその考えは覆りました。

だだっ広い高原、そして草原、 そして青空。   いつも登っている山とは様相が全然違い素直に感動しました。

“こんな山行もあり”  だなと。。      安全で楽しいハイキング、 いいですね。

さ、 戻りましょ。


さようなら。


美ケ原、 気に入りました。    (北海道を思い出した)


今夜はあのホテル泊ですか。    楽しんでください。


13時30分、 無事下山。

美ケ原 ・・    登り1時間。 下り30分。 水場無し。 気分サイコー


帰りはいつものように丸子の街を抜け上信越湯の丸ICから高速に乗り帰ってきました。


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今回はヤマレコにも載っているように、 3山一気登りをやってしまいました。 

まんまピークハンターです。  ですが、登り終えて分かったこと、感じたことは・・

「これは3つで1セットだな」  と。

一気登りをやった人じゃないとわからない難しさ、体力、行動力、判断力、 結構勉強になりました。


賛否両論ありますが、  この山域はセットで登る方がいいかもしれません。 (僕の見解)

何故かと言うと、、  一気に登るとかえって違いが分かり面白いのです。  道も純粋に楽しめるし。



「夏場の本格登山を終え、  自分へのご褒美に軽くハイキング気分で登る百名山」


そんな感じでゆるりとして来ました。。



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出張

2010年11月07日 07時30分27秒 | 徒然
11/4(木)  朝から出張でした。

この日は寒かったです。   宇都宮駅降りた瞬間に冷たい空気。。





ま、 でも山の気温に比べたら何てことないですがね。

一日中外での仕事。  週末の山行に向け風邪など引かよう注意しました。


出張って、、   疲れます。



みかも山トレーニング

2010年11月03日 16時14分46秒 | 佐野通信

朝帰り後、 昨夜の飲みで鈍った体に喝を入れてきました!

“みかも山トレーニング”

リュックに水5リットル、 アンクルウェイト1kg付けて半ばトレラン気味に。

「みかも山頂上」     夏の大文字焼きはこのすぐ下。


「木漏れ日」       林の中は初冬の優しい日差し。


「展望台その1」     今年初日の出を拝んだ場所、 遠くに筑波山。


「展望台その2」     関東平野を一望。  埼玉新都心、新宿副都心が見えた。

勿論、 雪を被った富士山も見えました。


3時間、  山の中を歩き回りました。   (汗びっしょり)


トレーニング終え、 みかも山を見ながら休息。。

(園内にはラベンダー畑がいっぱいです)


久しぶりにいい汗をかきました。    

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亀戸餃子

2010年11月03日 08時10分22秒 | 徒然

昨夜は20時過ぎ残業退社後、 亀戸餃子を食べに行きました。 (会社から歩いて10分くらいで亀戸着)

が、 時既に遅し!   お目当てのお店は閉まっていました。 (泣)

ので!!   餃子は止めにして、 その辺のお店に自然と吸い込まれることにしました。 (爆)

亀戸駅北口から北東方面にある狭い路地裏に足を踏み入れると、、  そこは超ディープな世界でした。



ホルモン屋の軒先から漂う七輪の煙り、 一杯飲み屋・・   そんな世界に見事に吸い込まれました。 (ぬははー)

ででで、、、   久しぶりに美味しいモノを堪能しました~   (^^v

そんなお店を出たのは23時過ぎ。     ありゃりゃ、、  もう帰れまへん。。。 
  

錦糸町に戻りいつものラーメン屋で錦糸町餃子(笑)を平らげカプセルホテルへ。
(結局いつものお店の餃子ってか!?)



ゆっくりお風呂に入り1時過ぎ就寝。  4時起床。 (いつもこの時間に目が覚める)

少しうだうだし、  「もう帰ろう」  と思いたち5時過ぎチェックアウト。   

で、 今朝のスカツリ。  JR錦糸町駅ホームより。    (全然見えねー (笑))



東京駅6:16の始発新幹線(小山駅に停車する新幹線の始発)で先ほど帰宅。


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天気もいいので、  みかも山トレでも行こうっと。。


北方領土

2010年11月02日 00時18分09秒 | 徒然
いきなりですが・・  新聞で賑わっています、 北方領土問題。

以前バイクツーで数回訪れた場所、 「納沙布岬」   なので少しばかり想いが・・。

あの場所へ行くと様々な旗(領土返還旗)が立っています。  地元の方たちは一生懸命です。


この年はCB750で渡道。  (ドシャ降りだった)



この年はセロー250で渡道。 (日本の漁船の乗組員が銃撃され亡くなられた)

奥に薄く見える島が国後島です。

で、 この時は巡視船が警戒していた。     

(目の前で数十人の○翼の方たちが国後に向けシュプレヒを挙げていた)


今日の主だった新聞を読んでいたら概ね同じ記事が書かれていた。   「外交が危うい」 

 

自分には難しいこと(政治や他国間との話し合い?)や、 詳細は勿論不明だがこれだけはわかる。

「一番泣いているいるのは地元に人たち」   だと。

“あの場所”  へ立てば身をもって感じられます。   


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漁民が今の時代に銃で撃たれて亡くなられる。

他国の漁船が体当たりしてきたのに?  結果言いようにやられている。


う~む、、   困ったもんだ。。     「ガンバレ ニッポン!!」


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