中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

廣田神社のつつじ祭

2008-04-13 21:58:14 | 身辺雑記
 西宮市内にある由緒ある廣田神社で、つつじ祭をやっていると聞いたH君夫妻に誘われて出かけた。

 廣田神社は日本書紀にその創建の由来が記されている古社で、天照大神を祭神としている。戦前は官幣大社とされていた。


 鳥居。神明鳥居の形式である。


 参道には露店が並んでいる。商売人のものではなく、この神社を協賛する婦人会などが出しているもので、収益金は神社に寄進されるようだ。主に家庭の不用品を集めたものを安値で売っているバザーである。






本殿


 廣田神社は、コバノミツバツツジ(小葉三葉躑躅)の群落が社域にあることでも知られている。


・・・廣田神社の外苑内約2万平方メートルに亙り十数ヵ所に分かれて大きな群落を形成し、総株数は約2万株にのぼると推定され、昭和四十四年兵庫県指定天然記念物に指定された。(同社の解説文より)

 外苑内はツツジの淡紫色が新緑と美しく調和している。


 叢生した株に多数花をつけている様子は見事である。






 コバノミツバツツジはアカマツ低木林内に多く見られるという。松の枯葉がツツジに引っかかった様子。


 家族連れの姿も多く見られた。


葉が出る前に開花する。他のツツジよりも開花が早い。




花が終わると葉が出る。その名のように、小さい葉が小枝の先に3枚輪生する。