熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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訃報 南田洋子さん

2009-10-21 21:53:00 | 日記
 今日、南田洋子さんがお亡くなりになりました。くも膜下出血で人工呼吸器を装着したと報じられていましたので、可哀想だけど時間の問題だろうと思っていました。彼女は私が物心ついてから初めて知った女優さんでした。
 私の生まれ故郷(大滝村今では秩父市大滝)に初めて映画のロケに彼女が来ました。Webで調べると1955年作品となっていましたから今から54年前、南田さんがまだ22歳の時です。私が小学校1年の時でした。日活に移って初めての作品で主演でした。映画は無医村をテーマにした映画で、私の家族もエキストラで参加したと記憶しています。
 題名は「沙羅の花の峠」、私は「沙羅の花咲く峠」と覚えていたのですが、今日、日本映画のデータベースを調べていたらこうなっていましたのでこちらが正解でしょう。確かロケ用に白い花を折り紙で作った記憶もあります。当時の大滝村は正に無医村で、風邪をこじらせれば「ムルチン」肺炎が心配になれば「ペニシリン」下痢がひどければ「クロマイ」と亡くなった父が医者がわりでした。医師法に触れていましたが、幸い大きな事故も無く必要悪として黙認されていたのだと思います。小さい頃はよく注射器で遊んだものです。
 現在の医療制度も様々な難問を抱え診療科を閉鎖する病院も多くなっていますが、こんな時代には戻らないで欲しいものです。
 映画の詳しい内容はこちらのリンクをご覧下さい。
沙羅の花の峠(1955) - goo 映画
沙羅の花の峠(1955) - goo 映画

 話を戻します。

 彼女は数年前に認知症を発症、夫の長門裕之さんが懸命に看病されるところが話題になっていました。
私の中では女優さんは最後まで女優さんで居て欲しいという気持ちも無いわけではありませんでしたが、別の意味での役を演じられたのだと思います。ご冥福をお祈りします。 合掌


皇室の名宝展

2009-10-21 05:55:03 | 美術館
 昨日は2歳と1日の記念に雄ちゃんと歌謡コンサートを聴いてきました。テーマは「一曲入魂!迫力の名舞台」幕開きは細川たかしの「望郷じょんから」テーマに相応しい唄いっぷりでした。円天問題でからか暫くNHKに顔を見せていなかったので熱唱でした。続いて中村美津子の歌謡浪曲「瞼の母」、吉幾三「津軽平野」と続きます。いずれも実力者の熱唱でした。時代の歌こころの歌には曽根史朗79歳の「若いおまわりさん」が登場。とても79歳とは思えない唄いっぷりでした。座席は2階C15列30番でしたが結構興奮しました。
 歌謡コンサートの入場は18:30からでしたので、まず皇室の名宝第1期を国立博物館で鑑賞。この展示も狩野永徳・伊藤若冲・横山大観等々錚々たる顔ぶれの屏風、軸が並び一見の価値があります。第2期には有名な聖徳太子の像も展示されますので、11月12日からも楽しみです。
 さらに昨日Webを見ていて分かったのですが、昨日から「秋の庭園開放」でした。寛永寺の境内だった庭園に五つの茶室が移築されています。この中には小堀遠州の転合庵も。さー坊の伯母さんは遠州のお子さんに嫁いでいますのでこの茶室を中心に写真をUPします。
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参考に案内図と説明文もUPします。
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 名宝と名園で癒されますので皆さん是非お出掛け下さい。阿修羅展ほどは混雑していませんので。

 歌謡コンサートが終わって帰路についた時のトラブルはまた改めてUPします。