先日雷の痛ましい事故が起きる二日前に尾瀬に行って来ました。山開きになって二日目でしたが、木道の雪はほとんど解けて歩くのには支障がありませんでした。
鳩待峠に9時30分着→山の鼻→牛首→ヨッピ橋まで行って折り返してきました。
山の鼻に降りる途中の木道
山の鼻少し手前に咲き始めた生まれたての水芭蕉、この清楚な感じが良いですね。
川上川には岩魚も悠然と泳いでいました。
山の鼻には1時間程で到着。振り返ると至仏山にはかなりの雪が残っています。
以前ネイチャーガイドの方に教えていただいた至仏山の標高語呂合わせ「ふうふうふうやっと登った至仏山」
お分かりですよね。2228mでした。
では燧ケ岳は
「にいさんごろごろ燧で昼寝」 2356m こうして覚えると老人でもなかなか忘れません。
ヨッピ橋に到着したのが12:30頃、ここで龍宮小屋に廻って折り返すルートもありますが、今日はここで折り返し。
この2日後雷の痛ましい事故が龍宮小屋付近でありました。尾瀬の木道を歩いている時に雷にあうと逃げ場がありません。「君子危うきに近寄らず」で気象情報には十分注意して行動しましょう。今まで尾瀬では雷による事故は無かったそうですが、最近は何があるか予測出来ない時代です。山の雷の事故といえば、西穂独標付近で松本深志高校の生徒11人が亡くなった事故ですよね。この事故があったのは今から45年前の1967年8月1日でした。小生が会社に入って2年目の年で、しょっちゅう山登りに出かけていた時なので鮮明に覚えています。そんな訳で穂高連峰には北穂・奥穂・前穂と登りましたが、西穂だけはまだ登ったことがありません。
雷の次に山で怖いのが熊でしょうか。ヨッピ橋の手前にはこんな鐘が・・・
「鐘を鳴らして登山者が来たことを熊さんに教えてあげましょう」とありました。小生は陸上のラスト一周の鐘のつもりで連打してしまいました。
牛首に戻る途中で見つけました。
ショウジョウバカマでしょうか。
山の鼻に戻ってくるとトイレの前で声を掛けられました。中学校の同級生のTさんです。同じくご夫妻で来たのだそうです。世間は狭いですね。たまたま戸倉の駐車場も車が隣り合わせでした。これもビックリ。
鳩待峠到着は15時少し前。時間が少し早かったので帰りは一般道で大間々経由でのんびり帰ってきました。