関東地方も梅雨入りして雨模様の日が続いていますね。そんな中、6月11日(月)故郷の武甲山に登ってきました。34年前結婚して間もなく妻と登った以来です。登る気になったのは、「丁目石」の記事が5月2日付け読売新聞に紹介されていたことからです。この「丁目石」の整備は秩父山岳連盟が中心になって行ったそうです。小生の友人もその整備に関わっていたとのこと。34年前に登った時にも「丁目石」は当然あった訳ですが、夢中で登ったので有った事さえ覚えていません。
一の鳥居の駐車場に着いたのが10:20頃。こちらも最近整備されて20~30台位は駐車出来そうです。
この鳥居が1丁目です。
登山口には案内板と登山者カードの提出箱もありましたので、記載して登りました。
少し登ると鱒釣り場があり、ここは結婚前に仕事でお世話になった懐かしい場所です。
この辺りが八丁目です。
丁目の単位も分かりませんでしたが、約109m(60歩歩いた距離)なのだそうです。この「丁目石」が山頂の御嶽神社まで52丁あります。地域の有力者が江戸時代から寄進してきたものとのこと。ネットで「丁目石」のことを調べていたら、長瀞の長生館の女将さんのブログに遭遇しました。たまたまこの八丁目の「丁目石」が初代の方が寄進されたものだそうです。
秩父町角屋さんとありますから大正時代のものなのでしょうか。詳しくは女将さんのブログをご覧下さい。
http://ameblo.jp/omugarden/theme-10001733857.html
しばらくコンクリート舗装の道を登ると不動滝に出ます。ここが十八丁目です。
さらに植林された杉林を登ると「大杉の広場」です。
ここから頂上までは50分とあります。この辺りが三十三丁目。一休みして合羽を着ました。
深山幽谷のような杉林を抜けるとやっと着きました。御嶽神社五十二丁目です。このルートは結構きつい単調な登りが続くので、「丁目石」は目標物になって大変有難いですね。秩父山岳連盟の関係者の皆さん有難うございました。
この神社の左奥に見晴台がありますが、このとおり一面のガスで視界ゼロ。
早々に一の鳥居まで下山。所要時間は登りが3時間、下りが2時間でした。余談ですが、妻は34年前に登った直後に長男を授かりましたので、そのあと暫くの間、子育てで山登りはご無沙汰になってしまいました。やっと子供たちも独立しましたので、これから無理をしない中高年山歩きをしたいと思います。