熊谷三郎徒然日記(gooブログ版)

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能登半島巡りと「BS日本のうた」公開収録観覧(続き.)

2013-05-13 08:44:00 | BS日本の歌
昨日の続きです。
2時半までに金沢に戻れるルートは来た道を引き返すしかありません。北側のルートで帰れば、立山連峰の写真も撮れるのですが残念です。
そこで、別所岳SAでお会いした「名古屋や八王子方面から来た5人組のご一行さん」のご厚意に甘えました。地元の方も驚いた程の上天気に富山湾越しに見る立山連峰です。
一行の奥さんが撮った写真です。
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素晴らしいですね。

さて、車内では明日のルートの綱引きが繰り返されています。
そんな中突然、タブレット端末のタブレットって何だっけ?という話題になりました。確か錠剤だよねとSさん。
タブレット端末はそのまま「アイパッドやAmazonのキンドルファイアーをイメージすれば良いんですよ」と応じるさー坊。一々日本語訳を考えているとIT講習で「Windowsを開いて下さい」と言われて、窓を開く生徒と同じですよ。でも気になるSさん。大辞泉で検索すると一番目に出てくるのは「錠剤」、他にも鉄道の単線区間に用いる通行票などがあり最後に「タブレット端末の略」とあります。キーボードが無く平板の恰好からこの名が付いたのでしょう。さて皆さんはS派ですか?さー坊派ですか?
そんな議論をしているうちにホテルに着きました。
今日は歩きの時間が長いので走行キロは264kmでした。逆に歩数計は3万歩に迫っています。

 荷物を部屋に置き、予約した高崎屋さんへ。このお店は4年前の社員旅行の際、さー坊の中学校時代の同級生、金沢大学教授が紹介してくれたお店です。
少し我儘を聞いていただき、市振海岸で拾ってきた若布をしゃぶしゃぶで頂きました。
湯を潜らせると一瞬で真っ青に色が変わります。
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採れたてなので大変美味です。市振のおかみさん有難うございました。

お料理は天然の岩ガキ、ホタルイカ(動いています)、ブリカマ、最後にお鮨一人前をシェアしました。
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気の早い方がいて、写真を撮る前に、お鮨が一貫足りなくなっています。

ホタルイカ(動いています)、
http://www.youtube.com/watch?v=D1w0ja88V4A


お酒は地酒の千枚田と剣。
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すっかりいい気分になって「BS日本のうた」はどうでもいい雰囲気になってきました。これではいけない!
お店の前で記念写真をパチリ。
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浜田宏一さん似の方は大分良い色です。


本多の森ホールに行く途中、ひがし茶屋街の中田屋さんで、家内の好物キンツバをお土産にゲット。
会場のホールに着いたのは16時頃。
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早速座席指定券と引換えましたが、何と最後列のひとつ前の列ブービーのセンターでした。
ほぼ満席のようなのでやむを得ないですね。これならテレビに映る心配も無く、ゆっくり寝られます。開演は18:40なので、その前に閉園間もない兼六園を30分だけ散策。
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「BS日本のうた」は8,244通の応募があったとのこと。ほとんどが金沢市外の方だったそうです。放送予定は5月26日(日)午後7時30分~午後8時59分です。まだ放送前ですので、詳細は控えますが、幕開けはジュディオングさんの「魅せられて」、スペシャルステージは五木ひろしさんと川中美幸さんです。
終演後、香林坊まで歩いてそこからバスに乗る予定でしたが、歩数計を3万歩にしたいSさんのご要望にお応えし、ホテルまで歩いて戻りました。途中のラーメン屋さんで、つけ麺を夕食にしました。今日は歩き疲れた一日でした。結局3万歩は未達で2.9万歩でした。
さて明日が最終日です。

続きはまた近日中にアップします。


能登半島巡りと「BS日本のうた」公開収録観覧(続き)

2013-05-12 05:59:01 | BS日本の歌
今朝は特別早起きです。朝4時に起床、5時からひがし茶屋街を散策しました。これには訳があります。弥次喜多道中「金沢・能登編」忘れ物事件その1が発生しました。さー坊が帽子を「居酒屋割烹 田村」さんに忘れました。表の竹垣に掛け置くということで、回収がてら、早朝散歩です。目下減量計画進行中のSさんは黙って着いてきました。
今日の第一立ち寄りスポットは「泉鏡花記念館」です。
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女系図のお蔦の有名なセリフ
主税:お蔦、俺は決して薄情じゃない。誓ってお前を飽きゃァしない。
お蔦:また飽きられてたまるもんですか。切れるの、別れるのってそんなことはね、芸者の時にいうことよ。今の    私には、死ねといって下さい。

目の前には久保市乙剣宮があり、ここで鏡花も良く遊んだそうです。
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この神社の脇に主計町に抜けられる「暗がり坂」があります。神社にお参りしながら、いそいそと花街に通う旦那衆が目に浮かびます。
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今日も良い天気です。朝の浅野川にかかる梅の橋の上からパチリ。
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ひがし茶屋街の人気のない朝バージョンをパチリ。
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さて今日は能登半島まで行くのでそんなにノンビリしていられません。弥次さんが寄り道したがる癖があるので、タイムキーパーも大変です。ホテルに戻り軽食をとり、今年の3月25日から無料化された「のと里山海道」を輪島に向かいます。
途中、千里浜なぎさドライブウェイを走って、潮の香りを味わいます。
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穴水IC手前の別所岳SAでトイレ休憩、ここは七尾湾や能登島が見渡せる展望台もあります。
ここで名古屋や八王子方面から来た5人組のご一行さんと遭遇。
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タブレット談義に花が咲きました。

10:00に輪島に着きました。輪島といえば朝市ですよね。
平日でも結構混んでいます。一夜干しの干物を売っているお店も多いですね。干物を買ってお土産にしようと思ったら、当日家に帰る予定の方にしか売れないとのこと。
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潔くノドクロを諦めて、手すき和紙といしる(魚醤)とおつまみ類をゲット。
ゆるキャラ「朝いっちゃん」(本名 市姫朝子 身長190㎝)とスリーショット。
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ここからお目当ての白米千枚田に向かいます。この辺から明日のルートの綱引きが始まりました。喜多さんは計画どおり、立山の雪の回廊行きを主張、弥次さんは高山の朝市を譲りません。結局、明日の天候により決定することにしました。
ここからドライバー交代です。海岸線を20分も走ると白米千枚田に到着。
田植えは5月12日の日曜日と聞いていましたが、終わっている田圃も結構あります。
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ここの千枚田正確には1004枚だそうです。作付けしている品種はコシヒカリやノトヒカリとのこと。小学生の皆さんが田植えを体験していましたが、この模様は午前中NHKのテレビでも放送されたそうです。うちの上さんも見たそうですので、間違いありません。
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埼玉のオーナーも数名いらっしゃるので、2万円でオーナーになることを勧められました。さー坊は蛇が大嫌いなので、蛇がいなければ考えますと言うと、残念ながら居るそうです。
しかしこの絶景、2年後には新幹線も金沢まで延長されるので心が動きますね。

次に向かったのは曽々木海岸の窓岩です。
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ここはさー坊が親友二人と高校卒業後、初めて旅に出て泊まったところです。今から遡ること47年前ほぼ半世紀ぶりの訪問です。窓岩は覚えていますがその他のことは思い出せませんね。しばしの感傷に耽って、そうだ2時までに金沢に戻らないといけないんだ。ナビで検索すると来た道で帰るのが最短で、それでも到着予想時刻は2時を少し廻っています。
予約したお店に電話すると、2時半くらいまでは大丈夫とのことなので、Sさんの腕に期待です。今日はまだ半分の行程ですが、少し長くなり過ぎましたのでここまでにします。

続きはまた近日中にアップします。


能登半島巡りと「BS日本のうた」公開収録観覧

2013-05-11 05:24:00 | BS日本の歌
今回の旅は少し強行軍で、何名の方かにお声を掛けましたが、ご賛同を頂けなかったため、最後のお一人千葉のSさんを誘うことにしました。Sさんはサンダンスリゾートの会員なので、金沢都ホテルの宿泊費が浮きます。
Cメールでお誘いすると二つ返事でOK。
ということで弥次喜多道中今回は金沢・能登編です。さー坊は車で行く場合でもかなり細かく予定を立てますが、同行のSさんは泊まるところくらいしか決めません。さて最初のプランが計画どおり進むのかも見ものです。
第1日目5月8日(水)熊谷駅で8:00待ち合わせ、ところが遠足に行く子供のように早起きしたSさんからメール、7時少し過ぎには熊谷に着くとのこと。早くも計画変更です。
7:15に熊谷駅でSさんをピックアップ、花園ICから関越道、上信越道、北陸道と来て、計画では越中八尾観光会館に行く予定です。ところが、高速道ばかりでは旅では無いとの意見があり能生ICで一般道に降りました。
Sさんには一般道に降りる別の目的もあったのですが、親不知・子不知にも寄れるということで渋々了解。Sさんの用件を済ませ親不知海岸へ到着したのは12:30でした。観光客は我々とサイクリストひとりだけの寂しい親不知海岸でした。
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でも上天気に恵まれ、天下の険から遥か能登半島も見えました。少し歩いて行くとウェストンの銅像があり、頭上の岸壁には「如砥如矢」の一枚岩も見えます。

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ここが如何に難所だったかを偲ばせます。

そろそろお昼の時間です。ここでSさんの知人に市振の漁業組合長がおり、以前美味しい料理を出してくれる民宿を紹介してくれたので、その方にお勧めのお店を聞くことにしました。ところが漁業組合長の名前が出ません。結局そこまで行ったのですが不在。止むを得ず近くの道の駅でおにぎりを買い、海岸で食べることにしました。
さて、ここで問題です。市振という地名で思い浮かぶ有名人を挙げて下さい。
松尾芭蕉を挙げた方は文学青年です。
そうです、市振にはここで詠んだ有名な句「一つ家に遊女も寝たり萩と月」の句碑があります。
俳句の上達を祈願して写真をパチリ。
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芭蕉と曽良が泊まったという桔梗屋跡もパチリ。
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その間にSさんはやっと組合長と連絡が着き再会出来ました。組合長のお話では民宿も既に廃業されたとのこと。最近はキャンプ道具一式を持ってきて、BBQとテント泊という若者が増えて、民宿は商売にならないとのこと。市振小学校の全校生徒数12名だそうです。
さー坊の長男一家もGWにこちら方面に来て、二泊ともテント泊でしたので、良く分かります。
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組合長さんと別れて堤防の上でおにぎりを頬張っていると、近所の奥さんが何やら浜を見つめながら、寄ってきました。何でもワカメの根を探しているとのことです。
ワカメを取ったあとの波が強い日、浜に打ち上げられた根っこを拾って食べると、大変美味しいのだそうです。
早速、浜を見回すと3株ほどありました。奥さんに調理法を伺いお土産にすることにしました。
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そんなハプニングもあった市振を後にして、黒部ICから北陸道へ乗り、金沢東ICで降りてホテルに着いたのはちょうど5時ころでした。今日の走行キロ440kmです。
夕食は浅野川沿いの「田村」さんで、ノドクロの一夜干し、ブリカマ、ホタルイカなどをつまみながら、地元のお酒でいい気分になってしまいました。特にアルコール度数46度の越後侍は後で利いてきて、その夜は爆睡でした。
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この続きはまた近日アップ予定。


天地明察DVDを観る

2013-05-08 05:15:35 | 映画
 チョッと話題が古くなってしまいましたが、皆さんはこの映画をご覧になりましたか?

去年の9月に封切りになった映画です。さー坊は映画館で観そびれてしまいましたので、大型連休最終日(自由人にはあまり関係ありませんが)見たいテレビ番組も無いので、ツタヤでDVDを借りてきました。

登場人物に、保科正之、山崎闇斎が出てきますが、何処かで聞いたような。先日行って来たばかりの会津藩校「日新館」です。そういえば山崎闇斎の銅像があったり、天文台もありました。天文台は降りるところの写真しか撮らなかったので、この写真しかありません。やはり事前に映画を観ておくべきでしたね。

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 映画の内容は現行の暦を改訂し、日本版の暦を制定することに、命がけで取り組む安井算哲の物語です。著者もインタビューで話しているように、何度も挫折を経験しながら、最後に目標を達成するというストーリーは感動ものです。それと暦の精度を日食の予測で競いますが、ちょうど去年は日食の年に当たりましたので、それを踏まえての映画製作だったのかも知れません。主演の岡田准一(V6)、その妻「えん」を演じる宮崎あおいどちらも良いですね。脇役も保科正之が松本幸四郎、関孝和に市川猿之助、水戸光圀が中井貴一など豪華な顔ぶれです。北極星の位置を、全国で観測する作業に同行する建部伝内役の笹野高史も良いです。

まだご覧になっていらっしゃらない方には是非お勧めです。

 因みに原作は第7回本屋大賞を受賞しています。


 写真は当地の日食の模様を影で撮ってみました。説明しないと分かりませんね。

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骨波田の藤(続き)

2013-05-06 05:27:00 | 日記
 児玉まで来たので少し足を伸ばして、郷土の偉人「塙保己一」の生家に立ち寄ることにしました。


 でもその前に長泉寺の無料のお墓の件です。昨日、久しぶりに児玉に住む友人にこの話をしてみて納得しました。要はこの地域は少子高齢化の影響と過疎の進行で、檀家の数が激減しているのではないでしょうか。お寺を維持して行くためには、ある程度の檀家が必要です。片や、さー坊が住んでいる熊谷では、檀家の数が多すぎて弊害が出ています。それに市内の墓地は高価で手が出ません。この地域間格差を埋める方法としては、合理的な手段だとさー坊は思いました。家族も別にお彼岸に限らず、そろそろ藤の花が咲く頃(大体5月の連休)だからお墓参りを兼ねて、線香をあげてこようかと気楽に来ることができます。ついでに日帰り温泉(こだま温泉)に寄って、日本そばなら(ろ)、つけ麺なら大勝軒、帰りは本庄児玉ICから関越で帰ろうと日帰りお墓参りツアーが出来ます。



 さて本題に戻ります。生家は長泉寺から車で15分くらいのところにあります。子孫の方がお住まいてのようでテレビのアンテナも立っています。柿若葉が眩しいくらいです。

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近くではヤギを飼い、養鶏を営んでいらっしゃるようです。

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 生家の説明はこちらからどうぞ。

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 塙保己一翁について詳しく知りたい方はこちらのWebを参照願います。

http://www.onkogakkai.com/hanawa_life.htm


 昨年公園も整備され、2台の駐車スペースも有りました。そろそろ時間が5時近くなりましたので、本庄市にある大勝軒のつけ麺を夕食にすることにしました。お店の前まで来るとまだ準備中です。それでは少し総合公園を歩いて時間調整することにしました。ここは大きな公園で野球場、体育館、バードゴルフなどが出来ますが、歩いていて目に留まった花があります。この写真は何の花でしょうか?

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説明札にはトチノキとあります。さー坊は山育ちなのでトチノキの花は良く知っているつもりでしたが、白だったよな気がします。帰ってきてからWebを良くみたら、この花はマロニエの赤い花ですね。カスバの女が出てきてしまいました。ここはシャンゼリゼではなく本庄ですが。

 6時少し前になったので大勝軒に電話してみました。5時半から営業しているとのことです。それではとお店に向かい、餃子をつまみにビールと美味しいつけ麺で大満足の一日でした。

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