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第18回ふるさと再発見の旅・団体旅行【報告】

2023年06月13日 17時37分48秒 | イベント

 首都圏佐渡連合会のふるさと再発見の旅・団体旅行が6月2日(金)~4日(日)3日間、開催されました。近づく台風2号の影響が懸念されましたが、幸い波も穏やか、無事佐渡に到着。初日は生憎の雨で先行きが危ぶまれましたが、佐渡汽船から2台の観光バスで総勢45名の2泊3日のツアーがスタート。
 今回の団体旅行は春の実施ということで、目玉は、大野亀のカンゾウ大群落の見学と赤泊・浪漫の町の探訪、更には相川・宵の舞、薪能鑑賞とお楽しみが満載。
残念な事に初日は雨が激しく、カンゾウの見学は雨中での散策。宵の舞は初日は中止でやむなく2日目の夜、宵の舞見学グループと薪能見学グループに分かれての見学になりました。
翌日の赤泊町歩きは一転天候に恵まれ、盛りだくさんのふるさと再発見を楽しませて頂きました。

トビシマカンゾウの黄色の大群生、雨に濡れてなお輝きと感動を与えてくれました。

相川に向かう途中、外海府海岸をバスの車窓より見学。飛べダコタの飛行機不時着海岸や、高千の家畜市場など、新しい発見を楽しみました。写真は下相川にある奇岩「弁慶の挟み岩」

初日の宿泊は相川の「万長」夕食会の前に全員で記念撮影。渡辺市長をはじめ、地域振興部の祝部長、遠藤課長も参加。

開会で挨拶を述べる首都圏佐渡連合会の山本会長、女性の参加者が多い事に感銘。

司会は観光部会長の北嶋 准さん、この団体旅行の幹事役。

渡辺市長の挨拶、18回もの継続に対する感謝と世界遺産登録への支援をお願い。

地域振興部の祝部長はこの団体旅行への複数回参加者表彰を担当。今回は2名の方が対象となりました。

表彰状と景品目録(佐渡米10kg)を受け取る5回目参加の野田健さん(首都圏佐和田会)

同じく3回目参加の表彰を受ける伊藤知子さん

野田さんのお礼の挨拶、「ふるさと再発見の旅」が、「正にふるさとを再発見する旅であった」と感謝。

楽しみにしていた「宵の舞」は本日は中止との報が入り、一同がっかりするも、明日3日の夜は実施予定とのこと。

2日目は晴天に恵まれ、真野から県道・赤泊線経由で小佐渡山脈を越え、赤泊・徳和の東光寺へ。

東光寺は曹洞宗のお寺、佐渡八十八か所お札所でもあります。(1382年に創立)

運良く居合わせた住職から講和を拝聴。ユーモア溢れる禅問答を聞くような語りが印象的。


赤泊の町中散策は「ふれあいガイド」2名の方が参加、2台のバス参加者が2グループに分かれて町歩き。

再現された赤泊御番所。江戸時代、佐渡の表玄関・赤泊のいわば税関。

五人問屋の内の1軒。現在も生活の場として活用されている。

田辺邸/赤泊生まれの田辺九郎平は、北海道でニシン漁への投資などで巨額の富を築き、帰島後私財を投じて赤泊港の改築を行い、赤泊発展の基礎をつくられた。


北雪では珍しい銘柄のお酒を試飲、酒蔵の内部も見学させていただきました。

城の山公園展望台から赤泊港を見下ろす。新潟の弥彦山、角田山がくっきりと見えました!!

この展望台は民話の里・赤泊の展示館でもあり、民話を題材にした彫刻が印象深い。

赤泊といえば石塚村長、現在の赤泊の発展に多大な貢献をされました。

昼食は赤泊の総合文化会館で。食事の前に記念撮影。

赤泊の有志の皆様による心のこもった郷土料理の数々、イカ飯、山菜の天ぷら、珍しいところでは干し柿の天ぷら、甘くておいしい、大人気でした。

ふれあいガイドさんが佐渡おけさのルーツといわれる九州のハンヤ節をご披露。初めて聞きました。良い思い出です。

両津への帰路、幽玄の清水寺を訪問。

Bコースで宿泊される方は、前日見逃した相川・宵の舞見学グループと両津椎崎の春日神社での薪能鑑賞グループに分かれて各々佐渡での最後の見学を楽しみました。写真は相川・宵の舞の様子。

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