佐渡市東京事務所ブログ

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佐渡出身者の集い、「東京赤泊会」が開催されました。

2018年06月28日 14時26分49秒 | イベント

 去る6月24日(日)「東京赤泊会」の総会&親睦会が東京池袋アカデミーホールで行われました。東京赤泊会は首都圏佐渡連合会の中でも「東京相川会」に次ぐ歴史を誇る会で、今回で第57回目を迎えたとのこと。ふるさと佐渡、赤泊を愛してやまない会長の猪股護さんは、ご来場の皆さまに今年の夏もぜひ、赤泊に帰って赤泊港まつりに参加してほしい。子供さんやお孫さんを連れて「会場相撲」や地域の芸能を楽しんできてほしいと熱く訴え、今日はふるさとの唄や踊りを楽しんでほしいと挨拶されました。

会は事務局長の菊池強さんの開会の挨拶で始まりました。今日は天気にも恵まれ、参加者は125名になったということでした。

議長を猪股会長に選任の後、29年度の事業報告、30年度の事業計画紹介のほか、菊池健一さんの会計報告等が行われ、総会は無事終了しました。

総合司会役の渡部雅則副会長。会の冒頭から最後まで、大役お疲れ様でした。

ご来賓の挨拶、まず最初は佐渡市副市長 伊藤光氏。佐渡の最近の動きについて参加者に説明されました。佐渡国再建を旗印にした日本版DMOの佐渡版の解説をして頂きました。(註:DMOとは「Destination Management/Marketing Organization」の略。日本版DMOは、国土交通省のHPによると、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役として、多様な関係者と協同しながら、明確なコンセプトに基づいた観光地域づくりを実現するための戦略を策定するとともに、戦略を着実に実施するための調整機能を備えた法人です。)

新たに設立された(一社)佐渡観光交流機構が中心となり、都会の人には珍しい田植えや稲刈りの体験をしていただくとか、漁師と一緒に船に乗り、漁を体験するとか、また、地域の祭りを一緒に作りあげて行くなど、単に観るだけではなく、参加する体験。田舎の生活を観光資源として活用する事に観光の力点が置かれるようになります。

次に紹介したのが、一般財団法人・佐渡文化財団設立の概要。佐渡の伝統文化・遺跡・施設を後世に残し、観光振興のために活用するための組織で7月2日より、活動を開始するとのこと。その活動資金を「ガバメント・クラウド・ファンディング(GCF)」を用いて集めているとのこと。 

GCFに寄付すると、ふるさと納税と同様に返礼品や税金の控除を受けられる。寄付者全員に「佐渡裂織りコースター」を贈呈し、佐渡市民以外で1万円以上の寄付者には、佐渡産米や海産物など多彩な返礼品を用意する。インターネット検索で「佐渡市 GCF」と検索すれば、概要がご覧いただけます。

また世界遺産についても、今年は昨年とは違う大変良い風が吹いているということで、多いに期待できるとの報告をいただきました。

首都圏佐渡連合会の坂田会長からは昨年佐渡に旅行した際、赤泊港祭りを見たこと、ユニークな祭りで感動したこと。また世界遺産関連では首都圏の会の会長でもあり、金の道ウォークでの盛り上がり、花角知事の誕生など、今年は期待している旨の挨拶がありました。

東京佐渡ビジネス懇談会の代表大谷公一氏は3人の佐渡の偉人ということで猪俣会長の功績を紹介。

いよいよ親睦会の開会。佐渡市赤泊行政センター長の十二毅志氏の挨拶と乾杯のご発声!

世界遺産推進課の正治係長は佐渡奉行が佐渡に赴任する際に寺泊から赤泊に上陸する際の莚場の弁当山(別名まつたけ山)のエピソードを紹介。金銀山との関わりを赤泊に身近な話として紹介されました。

各郷土会の会長様をはじめとするご来賓の方々

アトラクションの第一弾は「岩崎愛子」歌謡ショー。オリジナルの「高幡不動」と「佐渡の夕笛」を熱唱。

続いて、「赤泊小唄」を歌う岩崎さんに合わせて東京赤泊会の皆さまの踊り。

以下、同郷の仲間、同級生たちの懇親の様子を紹介します。

佐渡を世界遺産にする首都圏の会のメンバーによる活動報告とご寄附のお願い。

続いて、「打鼓音」チームによる創作和太鼓演奏。太鼓の音は、心を揺さぶります。エネルギー溢れる若者たちの素晴らしい演奏でした。

メンバーの中に赤泊会・近藤恒副会長のお孫さんが4人もいることが猪股会長から紹介されました。

続いて、若波会による両津甚句、相川音頭、佐渡おけさのご披露。

会の最後はお約束の佐渡おけさの輪踊り、会場いっぱいに踊りの輪が広がりました。

閉会を目前に安堵の表情の菊池強副会長

閉会後はこれも赤泊会恒例の出身地域別の記念写真です。

まずは上浦地域出身の皆さま。続いて赤泊地域出身の皆さま次は徳和地域出身の皆さま次は三川地域出身の皆さま。最後に川茂地区出身の皆さま。

来場者を飽きさせないおもてなし満載の楽しい赤泊会の様子をお届けいたしました。(文責:小路 徹)

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