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第40回首都圏金井会 総会・懇親会開催

2018年05月14日 15時38分21秒 | イベント
第40回という節目を迎えた首都圏金井会の総会・懇親会が5月13日(日)に目黒の庄や目黒店で開催されました。ご来賓・会員を含め80名ということで、庄や目黒店の3階会場はほぼ満席状態でした。
今回は節目の会ということで祝喜久夫会長のご挨拶でも、金井会の特徴でもある講演会を、今回は特に東京大学名誉教授で文化功労者、また昨年瑞宝重光章を授与された浅島誠先生(千種出身)にお願いしたことが紹介されました。

祝喜久夫会長は、故池田正雄氏を首都圏金井会の名誉会長にされると発表

会には伊藤光佐渡市副市長をはじめ坂田和三佐渡市産業観光部長、市議会議員の上杉育子氏、首都圏佐渡連合会の坂田正通会長、また各郷土会の会長、副会長が参列し、首都圏佐渡金井会の40周年記念をお祝いしました。

髙野一久、五反田佐千子理事による会計と監査報告


伊藤副市長は佐渡の近況報告。①佐渡観光交流機構を発足し、官民一体となって佐渡への交流人口の拡大を図ること。②13年連続で特A評価を得た朱鷺認証米の拡販活動。食材はまず、佐渡で賄うという地消地産活動。③産業を活性化し、働く場所を増やし、若年層を増やすこと。④世界遺産の国内推薦にむけて推薦書を3月末に文化庁に提出し、今年も期待していること。⑤朱鷺放鳥から今年は10周年、秋にイベントを計画していること。中国からまたつがいが贈られること。⑥ふるさと納税で佐渡の産品がもらえること。などが紹介されました。


坂田和三産業観光部長(中興出身)は、6課を率いる部長にこの春就任したこと。①世界遺産に向けて今年は対象地域を相川、鶴子銀山、西三川の3か所に絞り挑戦したこと。②朱鷺放鳥10周年と自然界に300羽の朱鷺がいること。屋外で朱鷺が観察できる施設が建設中との報告。ゴールデンウィークに観光客が増えたこと、外国人観光客が増えていること、などが報告されました。

上杉育子議員は①議員になって3年目、またこの会への参加も今年3回目であること。②農家の一員として佐渡の農業を元気にしたい。稲作の今年の状況、いろいろ新しい農産物を育て取扱いたいなどの意気込みを語られました。

坂田正通首都圏佐渡連合会会長は、①池田会長ご逝去の報告、②世界遺産国内推薦に向けての首都圏での活動、③県知事選の動向を注視していること。今年は大いに期待している事、等が紹介されました。


浅島誠先生は「佐渡と私」という演題で、文化と歴史と豊かな自然が織りなす佐渡がいかに素晴らしい場所か、自分が佐渡をこよなく愛していること。中でも教育について佐渡の環境の良さを滔滔と語られたのが印象的でした。

小中高時代に素晴らしい恩師たちに恵まれたこと。それが現在の自分を作った。特に小学校の時の本間いつ子先生は、「不思議なことがあったら、自分で考えてごらん」と自分で考える事の大切さを教えてくれた。と述べられ、人を育てることのありがたさを学んだと話されました。
また、自分を研究の道に導いてくれた朱鷺の存在、佐渡金銀山、ジオパーク、世界農業遺産、佐渡にゆかりのある歴史上の人物、芸術家や文化人を紹介。
ご自身の研究課題である未分化細胞やアクチビンの働きなど、ご自身の研究の成果を報告。
「人に学ぶ、歴史に学ぶ。佐渡が元気になれば日本が元気になり、世界が元気になる」と締め括られました。

朱鷺謡の会による連吟:放下僧「小唄」が終わると懇親会の始まり。

小木おけさ保存会による小木おけさのご披露

おけさ友愛会による両津甚句の唄と踊りのご披露

首都圏の会、金子理事による佐渡の世界遺産登録活動へのご支援のお願い。

佐渡からお見えになった桑原茂樹佐渡事務所所長は現在の金井町の様子をムービーで紹介。平スキー場のペアリフトが大変好評だということでした。

旧友、同級生との懇親会の様子。お刺身、民宿「植えた」のどぶろく。おいしい佐渡の食事をたっぷり堪能させていただきました。

(文責:小路 徹)
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