静嘉堂文庫美術館で国宝の茶碗に酔いしれてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/8d/a01fc7b91a79d2b244e7f101944a8242.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/61/82affe8a1cfcbac594dcff7f8e81a375.jpg)
茶道具の中でも最も親しみをもって扱われる茶碗の名品が数多く
展示されているが、なんと言っても国宝の曜変天目茶碗は見逃せない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/1b/e37a285cf2db62b55b7e24a477d256e9.jpg)
黒い釉薬のかかった焼き物を一般に天目といいます。
曜変というのは内側の黒い釉薬にできた斑紋で、焼成時に
偶然出た変化。斑紋の周りが瑠璃色の輝きを持つもの。
曜はきらめく星のことで、茶人によって命名されたとか。
曜変天目は宋時代の建窯で作られたが、本場中国にもなく、
世界中で日本にだけ三点存在する貴重な茶碗なのです。
(あと二点は、大阪藤田美術館、大徳寺竜光院にあります)
この曜変天目は徳川家光から春日局に渡り、淀藩主稲葉家
が拝領したので、稲葉天目と呼ばれていますが、三点の中
で一番美しいとも言われていると聞きましたが…(外のを
見ていないのでなんとも)
比べるまでもなくこの瑠璃色の曜変は比類ない。
深い海の底のような、夜明けの空のような、どんな例えも
的確ではない神秘の色。
お茶を飲み終わると底に幻の湖が突然現れるのだろう。
この一品で充分みたされた思い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/be/aadd0ede405f3a19e4bf401900c6175f.jpg)
一番最初に目に入るお茶碗。
御所丸という船で運ばれてきたので、御所丸茶碗という。という
ことをはじめて知りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/db/47f9c87179f935363fd59df6edf62461.jpg)
「銹絵染付春草図茶碗」
抑えた華やかさとみずみずしさがあって
いいなあ、と思ったら、乾山作でした。
緑色の抹茶がさぞ映えるでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/9e/b40698ec2691e74f8e888762a039f5b9.jpg)
静嘉堂文庫美術館は三菱財閥の岩崎弥之助・小弥太親子が蒐集した
古書、古美術品を収蔵、年に2回、そのコレクションを公開する他、
随時企画展が開催されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/1c/dd432cc5b8c1498951a9f0c4bf5d8d0a.jpg)
もともとは小弥太氏が父の十七回忌に納骨堂の横に
英国風建築の図書収蔵庫を建てたのが始まりだそうだ。
20万冊の古典書籍があるという![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
瑠璃色の星がいまだ消えやらず…
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茶道具の中でも最も親しみをもって扱われる茶碗の名品が数多く
展示されているが、なんと言っても国宝の曜変天目茶碗は見逃せない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/1b/e37a285cf2db62b55b7e24a477d256e9.jpg)
黒い釉薬のかかった焼き物を一般に天目といいます。
曜変というのは内側の黒い釉薬にできた斑紋で、焼成時に
偶然出た変化。斑紋の周りが瑠璃色の輝きを持つもの。
曜はきらめく星のことで、茶人によって命名されたとか。
曜変天目は宋時代の建窯で作られたが、本場中国にもなく、
世界中で日本にだけ三点存在する貴重な茶碗なのです。
(あと二点は、大阪藤田美術館、大徳寺竜光院にあります)
この曜変天目は徳川家光から春日局に渡り、淀藩主稲葉家
が拝領したので、稲葉天目と呼ばれていますが、三点の中
で一番美しいとも言われていると聞きましたが…(外のを
見ていないのでなんとも)
比べるまでもなくこの瑠璃色の曜変は比類ない。
深い海の底のような、夜明けの空のような、どんな例えも
的確ではない神秘の色。
お茶を飲み終わると底に幻の湖が突然現れるのだろう。
この一品で充分みたされた思い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/be/aadd0ede405f3a19e4bf401900c6175f.jpg)
一番最初に目に入るお茶碗。
御所丸という船で運ばれてきたので、御所丸茶碗という。という
ことをはじめて知りました。
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「銹絵染付春草図茶碗」
抑えた華やかさとみずみずしさがあって
いいなあ、と思ったら、乾山作でした。
緑色の抹茶がさぞ映えるでしょう。
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静嘉堂文庫美術館は三菱財閥の岩崎弥之助・小弥太親子が蒐集した
古書、古美術品を収蔵、年に2回、そのコレクションを公開する他、
随時企画展が開催されます。
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もともとは小弥太氏が父の十七回忌に納骨堂の横に
英国風建築の図書収蔵庫を建てたのが始まりだそうだ。
20万冊の古典書籍があるという
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