京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

彼岸の入り

2008-03-17 22:19:44 | 季節のことば
「今日は彼岸の入りだから、お墓参りにいきましょう。お中日は混むから」
彼岸(ひがん)の入り? お中日(ちゅうにち)?
若い人なら何のことか分からないのではないでしょうか。

お彼岸と言っていますが彼岸法会(ほうえ)のこと。

春分・秋分の日は太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
西方浄土の極楽に往生できるように真西に沈む太陽を礼拝し、
先祖を供養するのが彼岸法会です。
春分・秋分の日を中日(ちゅうにち)とし、前後3日づつの7日間が彼岸。
初日を彼岸の入り、最終日を彼岸の明けといいます。

彼岸は字のごとくカノキシ、つまり悟りの世界。煩悩多い現世はコノキシ、
此岸(しがん)と言うそうです。サンスクリット語だそうです。
太陽崇拝の日願に由来する説もあるそうです。

ま、そんな講釈はさておき、お墓参りをしてきました。

        
        庭には父が丹精したミツマタ、ピンクの馬酔木、
        椿など、どれも今を盛りと花を付けています。

        実家のお墓はすぐ近くなので、母などは毎日の
        ように寄っているのですが、今日は念入りに
        お墓を掃除して花を取替え、お水とお線香を
        供えました。

        
        帰りには成城学園駅の駅ビル内のイタリアンの店でランチ
        
        昔、お彼岸には本家に集まって親戚揃ってお墓参りを
        していましたが、今では世代が変わって親戚が集まる
        こともなくなりました。
        寂しくもあり、気楽でもあり…







先週の土曜日に、小学校の恩師の三回忌クラス会を開きました。
  皆で杉並にあるお墓にお参りし、ビールやお酒を供え、しばしお墓を囲んで
  私達もお酒を少しづつ分け合って立ち飲み。おつまみを持ってきた用意の
  いい人もいたもんだから。勿論銀座でちゃんと座って飲み直しましたよ。
  先生もきっと喜んでくれたよね、ホントにそう思えたました。
  こういうお墓参りっていいよね。

思い出してあげることが一番の供養だとききました。