京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

まだ野草園

2010-05-01 21:44:23 | ちょっと立ち話
昨日に続き、野草園で出あった草花たちです。

         
         「エビネ」:ラン科日本原産
         乱獲で自生のものはほとんどないという。
          

「黄カキツバタ」:アヤメ科
湧き水が流れる水辺にスッと立ち並んでいます。

         
         「オランダガラシ」:アブラナ科
         クレソンの名の方が耳に親しまれていますが、クレソンは
         フランス名、ちなみに英名はウォーターレタス。黄カキツバタの
         咲く沢に群生しています。


「クリンソウ」:サクラソウ科日本原産
クリンソウもやはり湿地を好む植物です。

         
         「バイカイカリソウ」:メギ科
         イカリソウの特徴であるシッポのような距がなく、梅の花の
         ような咲き方をします。花は10~12㎜ほど。カメラに納める
         のが大変


「ムラサキケマン」                    「キケマン」
ケマンとは仏前に飾る仏具のこと。面白い花の姿です。

         
         「ホタルカズラ」:ムラサキ科
         鮮やかな青紫色が美しい花。日本中どこにでも生育していると
         いうけれど、実際に見たのは初めて。名前の由来は諸説ありますが、
         中心の白い星形がホタルの光の輝きに見えるからとか。


「セリバヒエンソウ」:キンポウゲ科中国原産
明治時代に中国から渡来。ヒエンソウとはデルフィニュウムのことと
聞けば、なるほどと思う。葉はまさに芹の葉。

         
         小さな薄紫の花が一面に。マクロで撮った写真を見て、
         初めて花の姿がはっきりとわかり感動(それくらい小さい花)


「タツナミソウ」:シソ科
次々と寄せてくる波に見えることから付いた名。
日本画などに見られる波頭のような花の付き方です。

         
         「トキソウ」:ラン科日本、中国、朝鮮半島原産
         花の色が朱鷺(とき)の羽根の色に似ているのが名前の由来。
         鉢で大事に栽培されていました。
    
         日本の野にひっそりと咲く野草は素朴で小さくて可憐。初めて
         お目にかかった花もたくさんありました。でも自生が減って
         しまっているものが多いそうです