京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

台風一過・ポルトガル料理

2012-06-20 23:17:24 | 美味しい♪
台風が去って空が青い。

            
            湿気はあるけれど、秋空のような高い空だった。昨日でなくてよかった、
            というのがみんなの第一声。一夜明れば会食日和

            
            久しぶりに会う友人とポルトガル料理を食べに行く。
            四谷「マヌエル・カーザ・デ・ファド」
            ポルトガル料理なんて初めて。ワクワク

        
        アラカルトを好みでチョイス。豆のサラダとコロッケ


鰯の……焼き。ちゃんと頭を取って食べやすいように分けてくれました。

        
        「カタプラーナ」というポルトガルの代表的な鍋料理。
        フランスのブイヤベースに似ている。


蛸ライス。蛸入りのおかゆみたい。

        
        デザート。いろんな木の実や干しぶどう入りのアイスクリーム。お酒がかかっている


フルーツサラダ、と書いてあったけれど、フルーツポンチですネ。

        
        チョコレートサラミ。ナッツなどの入ったこってりチョコ。

        ポルトガル料理と言われてコレ!と思いつかない。スペインや南フランスの
        料理に似ているし、魚介を材料にしているのも特別という感じではなく、
        言ってみればなじみある味ということかもしれない。
        ともあれ、楽しく美味しいひと時でした。
        

紫陽花三昧

2012-06-19 20:58:23 | 季節のことば
紫陽花が我が物顔する梅雨の季節。

        
        実家の近所にある遊歩道はいま紫陽花フェンス。少しづつ色を変えて雨降りの外出に
        エールを送っているかのよう。

              
              紫陽花は枝を挿しておくと、2~3年もたつと花をつけるとか。
              増やしやすい花と聞いている。

        
        紫と青のグラデーションがパッチワーク、優しい色合いが雨を和らげる。

        
         紫陽花はおもたからずや水の上  富沢赤黄男

        
        4枚の羽のような花が額縁のように小さなツブツブの花を囲んでいるので
        額紫陽花と呼ばれ、単に額の花とも言う。
        
        
         夏の日を淡しと思ふ額の原  野村泊月

        
         紫陽花や白よりいでし浅みどり  渡辺水巴
          浅緑が恥ずかしげにピンクを帯びてきた。

              
              紫陽花は日本原産、本家日本には20種類位あるそうだが
              ヨーロッパに伝わった紫陽花が多くの品種が作られ、西洋紫陽花
              として里帰りしている。

        
         紫陽花の浅黄のままの月夜かな

        今夜、台風4号が日本列島を横断中。ベランダの花段も非難、鉢は全部下に並べる。
        紫陽花は強風に重たい花頭を揺らしていることだろう。
        被害が出ないといいのだけれど…。

赤いブラシの花

2012-06-18 22:16:40 | 季節のことば
ちょっと遠い散歩道に咲いていますが、ここでしか見かけません。

        
        フェイジョア:フトモモ科南米原産
        お天気と気分のGOサインが出たときに一回りする大回り散歩コース。
        手入れの行き届いたお庭がフェンス越し覗け、いつもいろんな花を勝手に
        楽しませてもらっていろお宅です。

              
              昨年、初めてこの庭にフェイジョアがあることを発見、
              すでに花が終わりかけていて、来年は!と思っていたのでした。

        
        花びらの内側は赤紫なんですねぇ、白い外側がくるりと巻いて、内側は見えなく
        なるのかぁ、としげしげ観察。しかもこの花びらは甘く、食べられるのだそうです。
        実が食べられるとは聞いていましたが。

              
              秋に実がなり、晩秋には赤く色づくとか。今年は実を是非
              見に来よう

        
        フェイジョアの隣にはブラシの木がそびえています。ブラシの木はオーストラリア原産の
        やはりフトモモ科。ともに赤く長いたくさんの雄しべがきれい。

暮らしもの展

2012-06-17 22:19:52 | ギャラリー
山崎宏さんの視点で提案する文房具やインテリア小物が展示されています。

             
             
             木のカトラリーを作っている鈴木務さんをよく知っています。
             本来は家具職人、私の机はサイズを注文して彼に作ってもらいました。
             
        
        今回はこのフォークを求めました。ディナーフォークの大きさです。

        
        横から見ると緩やかなカーブが優美で、このフォークなら優雅な食卓になるだろうなァ。
        肉料理には使いたくないけど…

神楽坂フラスコというギャラリーでの開催。せっかくの神楽坂ですから、ランチをしました。

        
        「PAUL(ポール)」というパン屋さんのカフェ。以前にもパンを買って美味しかったので。

        
        サラダランチ。トマトとモッツェレラチーズetc. かなりボリューミイ。
        
        
        キッシュランチ。ほうれん草とスモークサーモンが2層になったキッシュ。
        ランチセットはパンと飲み物が付いて¥1000。

              
              私はアイスコーヒー。

        
        パンはお変わりもできるそうです。

        
        このパンがとても美味しかったので、買って帰りました。
        「カンパーニュ・オ・フィグ・ノア」というイチジクの入ったパンでした。

秘密の一軒家レストラン

2012-06-16 21:43:48 | 美味しい♪
友人のお誕生日祝いを兼ねて、贔屓の隠れ家レストランで会食。

              
              玄関の迎え花は向日葵。雨の日の訪問者を明るく迎えてくれる。

        
        自家製パンがたっぷり。

        
        オードブルのようなニョッキとブロッコリーと生ハムのサラダ。
        出だしから凝ってます。

        
        にんじんのスープ。野菜の甘みが美味しい、滑らかなスープ。

        
        魚料理はスズキ。トマトソースがピリッと美味しい。

        
        本来は肉料理の順、不肖私が鶏肉嫌いなので、いつも私だけ素材を変えてくれます。
        前回私の帆立料理を見た友人達が、美味しそうだったので、あの帆立が食べたいと
        いうわがままなリクエスト(本当のわがまま者は誰だ!)に答えてくれました。
        
        
        上に乗っているナンのようなものは…名前を2回も聞いたのに覚えていない…、
        で、その下は野菜とカレーソースの上の帆立。ナンのようなものは卵白と粉と
        溶かしバターを焼いたものだそうです。

        
        デザートはプリン。グレープフルーツとゼリーを乗せて。
        +コーヒー or 紅茶

        裏でシャカリキに煮たり焼いたりしていることでしょうが、そんな素振りは微塵も感じられなく、
        気軽に楽しいおしゃべりをしながら颯爽とお皿を運んでくるシェフは普通の、でも輝いている
        主婦です。お料理も美味しいけれどシェフの生き方・暮らし方がステキです。
        お店はル・ジャルダンといいますが、場所は残念ながら秘密です。

雨の休憩日

2012-06-15 23:21:06 | 季節のことば
昨日、今日、日差しのある天気、明日からはまた梅雨空になるとか。

              
              本日、山の上ホテルでの清川妙先生の古典講座。部屋に入ると、
              大きな芍薬の花が飾ってありました。いつもの通りOさんが
              お持ちくださった花です。ゴージャスな気分。

        
        ランチは本館「新北京」で中華。その後、燐のコーヒーパーラー「ヒルトップ」に
        移動しておしゃべり&ティータイム。

        
        「ルシアンティー」を注文。こんなに長く通っているのに初めていただきました。
        ジャム・ブランディーの紅茶、とっても香りがよく美味しいお茶でした。

        
        「山の上ロール」も注文してしまいました。

              
              我が家の近所の駐車場に林立する色とりどりのタチアオイ。

        
        花びらの質感と色合いが昼間の芍薬に重なる優しさです。

              
              儚げな色が夏の日差しに立ち向かう花とは思えない風情。
              雨にも弱そうだけど、明日から大丈夫かしら。

        
        駐車場に止まっている訪問医院の車にノラちゃんが。一番暖かい所にちゃっかり。
        夕方になったら涼しいですものネ。どこかお具合がお悪いのですか?
        明日から雨ですって、辛い季節ですネ、お気をつけて!

藍を束ねて

2012-06-14 21:51:05 | 季節のことば
お庭の紫陽花を切って持ってきてくださいました。

        
        アジサイは「集(あず)真(さ)藍(あい)]」がその名の由来。
        
        庭に白と青の紫陽花が3本あるそうで、以前にもいただいたことがありました。

        
        大きな花房、6月の雨をたっぷり浴びて青がますます濃くなりました。

        
        白い紫陽花は花びら(ホントは萼)は尖っているけれど、花茎が赤くてちょっと
        色っぽい。

        
        小樽ガラスの大きなビンにたっぷり生けて幸せな気分。

         待つという時は藍色 六月の雨あじさいの花と私と  俵 万智

新東名・走りました。

2012-06-13 23:25:53 | 京都
連休に帰京したMUSUKOが快適だったというので、新東名高速を走ってみました。

        
        朝早く出発したせいもあって、車が少ない。東名よりカーブも少なく、新しい道は
        滑らかで音も静か。トンネルは多いけど、快適、快適!

        
        静岡SAまで一気に走ってしまいました(勿論運転はOTTO)
        ここで朝食。新しいSAは至れり尽くせりの施設、特にトイレは立派で、いつも
        海外でトイレの不備なことに不自由していたので、外国人はびっくりするでしょうね。

        
        初めての道で、景色でどのあたりという感覚がわからない。たぶん掛川あたりでは?

              
              新東名は御殿場から三ケ日までしか完成していません。
              東名に戻り、豊田から伊勢湾岸道へ。

        
        そして、岐路も新名神から伊勢湾岸道へ。飛島あたり。

        
        新東名はSAが充実、名物SAがいろいろ紹介されていますが、ここ新東名沼津も
        そんなSAの一つ。

        
        目の前に駿河湾が広がっています。夕食を食べ終えて出てくると
        とっぷり日が暮れて、沖に浮かぶ漁船の灯りがちらちら紺色の海に映って旅情たっぷり。
        山側を走るのでミラーに映る夕日もなく、いつもと違う京都旅の最終楽章でした。
       

想夫恋

2012-06-12 22:07:18 | 京都
久しぶりに嵐山に。嵯峨野~嵐山近辺は混雑が激しいので、敬遠していましたが、シーズンオフの今ならと出かけたみましたが、
やっぱりここは別世界、人がいっぱい。でも空いているほうなんだそうです。

        
        嵐山の顔といえば渡月橋。橋桁はコンクリートですが、欄干は周辺の景観を
        損なわないように木製なんだそうです。

        
        わずかに撓んでいるように見える長い橋は確かに千年の古都の風情をかもしています。

            
            橋の北詰から嵐山を眺めると、橋の正面の中腹に見える塔と
            三角の屋根は十三参りで有名な法輪寺。

        
        橋の北詰にあるのが琴きき茶屋。

        平家物語に登場する、悲運の女性の一人が、小督(こごう)、宮中一の美女で
        琴の名手でした。高倉天皇に愛されたために、中宮徳子の父・平清盛の怒りを買い、
        嵯峨野に身を隠したのです。高倉天皇の命を受けた源仲国は、嵯峨野の辺りを
        馬を駆って探し回っていました。と、その時、微かみ聞こえくる琴の音、
        辿ってみれば紛れもない小督その人だったのです。


        … 亀山のあたりちかく、松の一むらある方に、かすかに琴ぞ聞こえける。
          峰の嵐か松風か、たづぬる人の琴の音か、おぼつかなくはおもへども、
          駒をはやめて行く程に、片折戸したる内に、琴をぞひきすまされたる。
          ひかえて是を聞きければ、すこしもまがふべうもなき小督の爪音なり。
          楽(がく)は何ぞと聞きければ、夫をおもふてこふとよむ想夫恋という楽なり。

        七五調の流れるようなリズムと臨場感、まさに「平家物語・小督」の段のハイライトです。

        初め、琴きき茶屋はその小督の住まい跡かと勝手に思っていましたが、関連はなく、
        小督の住まいあとはもう少し川を遡ったところにあります。
                       
              
              小督の悲恋に思いを馳せながらも、本家を自負する桜餅は
              しっかりいただきました

              
              話を戻すと、これが小督の旧跡という小督塚。お墓ではありません。
              以前は石塔が傾いていたし、真近までいけたのですが、門扉が
              付いた囲いが作られていました。
              
        
        小督を探し回っている仲国があたりをつける場面で登場する法綸寺。その見晴らし台。
        じつはここは山村美沙原作のサスペンスドラマ(京都が舞台なのでつい見る )の場面に、
        特に犯人を追い詰めたり、告白したりするラストシーンで使われていることが多い。
        渡月橋には大勢の観光客がいましたが、ここにはほとんど誰もいませんでした。

おまけ

        
        あの、超セレブしか行けない「吉兆」
        敷居どころか塀も門も高い

Cafe de 505

2012-06-11 22:33:35 | 京都
国立近代美術館の中にある。カフェだけの利用、可能です。

        
        平安神宮の西側、美術館の1階、しかも琵琶湖疏水に面しているカフェは絶好の
        ロケーション。

              
              テラスは疎水沿いの桜の木が緑の目隠しを作ってくれてる。
              春ならピンクのカーテン、でも花の時期は混雑して大変!
              本日、ちょっと日差しが強くて、中でランチを食べました。

        
        パスタランチのサラダ。

        
        パスタは肉と野菜がたっぷり。

        
        クリームチーズのサンドイッチ。さっぱりで美味しかった。

              
              アイスコーヒー。歩き回ってうっすらかいた汗がす~とひいた。

        
        美術館のロビー。疎水の桜並木に向かって並べられた椅子。

もう一軒、お勧めのカフェ。モーニングを食べました。
        
        
        知恩院バス停近くの「ヤマモト」というカフェです。

        
        ピザトースト

        
        バタートースト。どちらも野菜が付きがうれしい。

        
        マスタードフレンチ?とゴマのドレッシング。容器がおしゃれ

        
        コーヒーは癖がなくてマイルド、好みの味でした。